7.3.11

Antwerpenの同級生のお宅へ

同級生といっても、もちろん僕の同級生がアントワープにいるわけがない。

Katrienの学生時代の友人が、アントワープ中央駅の隣にある、動物園の近くに住んでいる。

同級生の「ナニ」さん(女性の名前)と御主人の「ディレク」、双子の兄妹で15歳になる「サム」君と「リン」ちゃんの4人家族。

そのリンちゃんが日本や、日本食に興味があり、今度、学校で行われる「料理コンテスト?」に日本食でチャレンジするというので、日本人と結婚したKatrien(夫妻)をぜひ、家に招待したいという事で、今回の食事会が実現した。

もちろん、ナニさんはKatrienと昔話をしたかったのでしょう・・・、ご主人も僕と同年代で、オランダ語での意思疎通は思うようにはいかなかったが、写真を見せあったりして(ネット上に保存してあるWEBアルバムで)楽しいひと時を過ごした。

リンちゃんの日本食が出るかと期待していたが、前菜にリンちゃん作、白い大きめの皿に、生マグロの細切れの、小さなひと山に、サラダ菜を配した、ひと皿が出た。日本食の美的感覚を意識した配置で、なかなか良かったよ!

それを、好みの塩コショウで味付けして、ナイフとフォークで、食べるあたりはやはりベルギーだが、僕には箸と醤油を出してくれた。

(リンちゃんは学校では「豚肉の生姜焼き」を作るのだと、レシピを見せてくれた)

そしてメインの料理はご主人が得意という、ラザニアだった!

奥さんのナニさんは「家族4人の時は作ってくれなくて、お客さんが来た時だけ作ってくれるので、今日は嬉しい!」と言っていた。

僕が「とてもおいしい!」と言うと、サム君が「これでお父さん、今日は満足だね!」と、家族の会話も暖かく、ほんとにいい家庭だった。

食事の後、僕らがお土産に持って行った、日本の「折り紙用紙」を開けて、僕が「鶴」を折ってみせた。

すると、リンちゃんは「昨日、この本を買って来たんですよ」と、ベルギー版「ORIGAMI」の本を見せて、折ったものとして、単純な「ウサギ」などを見せてくれた。「他のものは難しくて作れなかった」と・・・。

僕が鶴を折る間、熱心に見入って「これを全部覚えているんですか?」と、信じられない様子だった・・・。

その後、僕と一緒に並んで、ゆっくり順を追って、折っていき、リンちゃんも自分の手で、高難度の「鶴」を折る事が出来て、とても喜んでいた。

 

猫が5匹いるそうだが、買った猫ではなくて、外部からやって来て、住みついてしまった「のら」なのだそうだ・・・・、それを温かく見守っている家庭。

それだけでも、この家庭がどういう家庭か、分かるような気がします。

帰りには、ご夫婦とリンちゃんが、アントワープ駅まで送ってくれた。

 

日曜日の夕方以降の出来事でした・・・・、こういうときは写真を撮れないものです。

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