目的がないってのもいいもんですよ!
昨日の記事にも書いた様に、捨てきれない電車チケットを、使いきるために出かけたブリュッセル。
去年は4姉妹珍道中の皆さんと行ったし、ついこの間も甥っ子と二人で行ったし、それ以前にも観光地として名高い所は大抵は回って、写真に収めてある。
この「ブリュッセルぶらり日帰り2日間の旅」は、さしたる目的もなく歩く。
観光目的ではなく、ぶらり歩いていると、違うものが見えてきますねぇ。
公園の芝やベンチでゴロゴロする人々・・・
(サン・ミッシェル大聖堂前)
聖カトリーヌ教会横の水のない池の周りのカフェ
グランプラスのカフェも、カフェテラスが大にぎわい
いろんな国から、いろんな観光客が来ている訳であります。
「世界一美しい広場と言われるブリュッセルのグランプラスを、一度は見ておきたいわ!」と、おばあちゃんが言ったかどうか・・・。
広場の石畳
その腕に触れると幸せになれるという「セルクラースの像」
おばあちゃんも触ったかどうか・・・
ブリュッセルの食い倒れ横丁「イロ・サクレ地区」
時間帯になると呼び込みも激しく、日本人と見ると「コンニチハ!」と声掛けられる。店の前の看板に「12€」とか書いてあって、安そうだが、ぼったくられたと言う話をよく聞くので、慣れない人だけで入るのは止めた方がいいかもです・・・。
行くな! とは言いませんよ。
見て歩くだけなら楽しい通りですから・・・。
ギャルリー・サンテュベールの入り口前のストリートライブ
おもしろそうな曲を演奏していたら、目の前のカフェの椅子に腰をおろして、ビール1杯頼んで2-30分聴いてみるのもちょうど良い休憩になる(カフェのトイレも借用できる)。
ベルギービール、レフェ・ブラウン25cl(3.4€)
ブリュッセル中央駅正面から入った所 左側にある電光掲示板で、電車の時刻とホームを確認する。
チケットは掲示板の下で売っている。
掲示板の反対側を、地下に降りていくと、ちょっとしたショッピング街があって、そこで缶ビールを1本買って、さらにもう一段下の地下へ行くとホームがある・・・。(缶ビールを買わなくても、地下へは行けますからご心配なく・・・誰が?)
あぁ、2日目もぶらり旅。
王立図書館や王立美術館、楽器美術館などがある、高台にのぼる途中にあるフランス式庭園の「モン・デ・ザールの庭」天気が良くて温かいので、ビジネススーツの男たちもベンチに座って息抜きをしている。
「なんでこんな(天気のいい)時に仕事をしてなきゃいけないんだ、おれ!」と言う、ため息が聞こえてきそうです。
サマータイムになって、噴水が噴き出したブリュッセル公園の池。
(背後にあるのは国会議事堂)
雰囲気作りが大事・・デス。
ブリュッセル中央駅の前にある「植木鉢」
でかいんですわ、これが・・・
「植木鉢」でも大きくすればアートになる・・・ってか?
駅からグランプラスに向かう途中にある「トイレの看板」
日本人の感覚だと「公衆トイレがあったぁー!」と、喜んでしまいますが、この看板の道順にそっていくと、結構歩くが、着いた所は「有料トイレ」です。50セントを機械に入れないと通れません!
「4姉妹珍道中」の時に、仕方なく利用しました。
この日もストリートライブを、違うメンバーがやってました。
またやってきましたグランプラス!
なんでって?人間ウォッチングですよ!
ほら、日本人らしき人たちもいます・・・、すぐに分かりますよ!
みんな、ゴディバ(Godiva)の手提げ袋を持っている。
知る人ぞ知る、知らない人には全く興味のない、ベルギー高級チョコレートブランド。
ベルギーまで来るからには、知らなくても友人知人にお土産をせがまれているはずだ!
カメラをぶら下げて観光するのは、日本人だけじゃないんですよ!
(日本人から見て)外国人の若い女の子が、一眼レフを持っているのも珍しくはない。
いつもにぎわっている、駅からグランプラスまでの道と、その界隈。
夏になると、通りのカフェが、歩道にテラス席を張りだすので、歩道が歩けないくらいになる・・・、これは不思議なんだが、これも伝統の文化というものだろうか?
歩道に出された椅子に座って3.4€のビールを飲むか、その向かいの道端のベンチで、1€前後の缶ビールを飲むか 「あなたな~ら どーする?」(ふるい!)
僕は、トイレに行きたい時はカフェの椅子に座る。
それ以外は適当に、公園のベンチに座ったりしてます。
さて帰ろうか!
あ、ぁ、そう言えばブリュッセルに来た時で、時間が余っている時は「日本大使館・広報文化センター」と言う所に立ち寄る。
2日目に立ち寄って、日本の新聞をいくつか読んできた。
ベルギーのニュースでは絶対わからない、WEBのニュースでも分からない記事がたくさん読めて、やっぱり紙の新聞は大事だなと思う。
東日本大震災で被害に遭われた方々の、避難所での生活の様子、救援物資の配分方法がまだ確立されていない現状、義捐金の配分、がれきの撤去方法等々、前代未聞の難題山積。
遠く離れたベルギーで、財力があるわけでもない僕には、ほんの少ししか協力できないが、このブログを読んでくれている(または、読んでいたが今は読めない)方もいるかと思うと、他人事でもありません。
ホントに辛い時期だと思いますが 「がんばれ!」
そうとしか言いようがない・・・。
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