甥っ子の「置き土産」の、青空が続くベルギー、
伯父さん(僕)は、ひとりでブリュッセルの街散策をする事になった。
しかも2日間・・・
訳ありなんですけどね、
実は電車のブリュッセルまでの10回回数券を、去年の3月に買っておいたのが、使いきれなくて、4回分残っていて、3月中に2往復分使わないといけなかったのだ!
いや、なにも、使わなくても、捨てればいいだけの話なのだが、25.2€捨てるのはもったいないので、僕が使う事にしたのである。
甥っ子と、この間、行ったばかりなのにね!
ブリュッセル中央駅から、徒歩5分位で行ける、サン・ミッシェル大聖堂。
ベルギー王室の結婚式が行われる、由緒ある大教会。
ここでの話をひとつ。
この教会の入り口には、貧しい人が紙コップを手に持って、物乞いをしている姿がある(どこの教会の前にも似たような光景はある)、が、ここでは、前回甥っ子と行った時もそうだったが、北アフリカ系と思われる若い女の子が2-3名で「エクスキューズ ミー」と声掛けてくる。
前回は甥っ子と一緒だったため、めんどくさいので相手にしなかったが、昨日はひとりなので「なんじゃら ほい!」と、相手にしてみた。
英語で「ハンディキャップのある子供たちのために署名をお願いします」と、障害を持つ子供たちの写真を見せながら言うので、彼女らが差し出した署名用紙を見ると、すでに5-6名の署名がある・・・
「ここにあなたの名前を書いてください」・・・名前を書く
「ここにあなたの国名を書いてください」・・・JAPANと書く
「ここにあなたのポストナンバー(郵便番号)を書いてください」・・・郵便番号を書く
「ここにあなたのサインをしてください」・・・僕にサインなんてないけど、名前を書く
「ここに金額を書いてください」・・・
なぬ?金額だと!
僕は寄付するなんて言ってないぞ!
「アイム ノーマネー ノ~~ッ!」と断ると、
2人の女の子は、礼も言わずにさっさと離れていった。
これも詐欺の一種らしいんですよ!
金額を書いてサインでもしようものなら、大変な事になりますよ!
印鑑のないサイン社会だから、法的に同意した事になる。
気を付けましょう!
サン・ミッシェルはブリュッセルの守護聖人、
涼しい顔をして
ドラゴン退治をしている。
まばゆい黄金の輝きを放っています。
そして、サン・ミッシェルと、対をなして立つのが聖ギュデュルの像。
この少女ですが、 「聖ギュデュルの伝説」で、検索してみてください。
(近頃手抜きが多いような気はしますが、以前にもこのブログで書いたと思う)
ベルギー王室御用達の教会
1999年、現ベルギー皇太子とマチルダ妃の結婚式の写真が入り口付近に展示されていて、招待された日本の現天皇陛下ご夫妻の写真もある。
(かなりお若く見えます)
街角にあったオブジェ
聖カトリーヌ教会
ブリュッセルには、美術館、博物館はたくさんあるが、僕は一度も入った事がない・・・、有料なのと美術・絵画などの、見る目がないからお金を払ってみる価値が(僕には)ないから。
しかし、教会の建築物には興味があるので、よく教会めぐりをしている。
そして、内部にも入って宗教絵画や彫刻をよく見ている。
立派な作品がたくさんありますよ!
僕は別に、キリスト教徒ではないが、ヨーロッパを理解するためには、それを理解する必要があると思うので、楽しみながら回っている。
通常、教会の内部見学は無料だが、高名な絵画を所蔵している教会では、美術館並みの入場料を取る所もある(アントワープの大聖堂など)
聖ジャン・パブティスト・オ・ベギナージュ教会
ここも大作の絵画多数ありました。
ガイド本に月曜定休と書いてあったが、見学できた。
グランプラスに近い、ギャルリー入り口
この辺りはいつも、大道芸人がストリートライブをやっている。
そのストリートライブを聴きながら、近くのカフェテラスでビールを飲む。
カフェでビールを飲む時は、大抵、トイレ休憩のとき。
そして、しばらく歩いて、ついに発見したものは・・・
噂には聞いていたが、まだ見た事がなかった「小便少女」!
檻の中に入ってるんですけど、少女は笑顔に見えるが、見物するには、檻の隙間から見上げる感じになるので、ちょっと卑猥な感じがしないでもない?!・・ か
通りの行き止まりの所にあるので、なかなか偶然見かける事もなかろう。
こんな、海産物レストランの集中している一角にある。
桜の花によく似た「ベニバスモモ」の花、
ベルギーでは、街路樹として多く植えられているので、特に日本人には「桜だ!」と3月に大喜びするのだが、ちょっと違うようなんですよねー、僕も最初の頃は「ベルギーでもこんなにたくさんの桜が咲くのだ」と、不思議に思ったものです。
そしてやっぱり、きれいな夕陽が、夜8時ごろ沈む。
サマータイムになって日が1時間長くなった。
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