3月20日、川島選手の誕生日。
この日に行われた、ベルギーサッカー1部リーグの最終戦は、Lierseが1部残留を懸けた、崖っぷちの試合だった。
日本で起きた東日本大震災の、被害の大きさが明るみに出てきて、国際的に支援の動きが広がる中での試合。
リールス(Lierse)は日本の守護神、川島選手を擁するだけに、日本を支援する気持ちは非常に強い。
「日本を、川島を応援するんだ!それはLierseの勝利にもつながる!」
そんな気持ちの一体感がスタジアムを包み、選手にも十分に伝わっただろう。
2部降格の崖っぷちに立つLierseが、格上4位のClub Brugge相手に、互角以上の試合展開でゲームを進め、常に相手陣営に攻め込んでいた。
DF陣にも死角なし!川島選手も、試合終了間際のロスタイムで、相手との激突転倒したプレー以外は、慌てる場面はほとんどなかった。
同時進行で行われていた(順位がひとつ上の)Eupenが、先に負けているとの情報が入っていたので、引き分けでも、順位逆転して一部残留決定を、みんな知っていた。
そして、試合終了のホイッスルで、スタジアムは歓喜に包まれた。
今シーズン初戦から5連敗、9試合目で初勝利、この最終戦まで、順位はいつも下から2番目(2部降格ライン)が指定席だった。
シーズン前半終了前くらいから、Lierseは選手の補強を重ね、勝てないまでも負けない(引き分け)試合が多くなり、少しづつポイントを積み重ねて、最終戦での逆転一部残留。
僕が初めてLierseの試合を生観戦したのがこの試合で、感動的だった。
川島選手と日本のために、多くの日の丸が振られた。
熱き男、川島も感動したに違いない。
歓喜の瞬間、選手たちも責任を果たした安ど感に包まれる。
チームオーナーも飛び出してきて、川島選手と抱き合った。
Eiji、アジアカップといい、この試合といい、感動させてくれます。
ありがとう!
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