6.3.11

埃を被ったワインボトル

我が家の地下倉庫(アパートだが、駐車場が地下にあり、小さな倉庫が付いている)には、埃を被ったワインボトルがたくさんある・・・・、いや、たくさんあったと、過去形になりつつある。

Katrienの父親がワイン愛好家で、昔から新しく出たワインを購入しては貯蔵する、趣味を持っていたのである。

僕はワインについては、全く知識がないのでここでウンチクを語れません。

ただ、「すごい!」と思うのは、倉庫に眠っているワインの古さ!

義父から譲り受けたワインだが、1960年代から1990年代まで数種類、木箱に入ったまま積み重ねられていた・・・・、もうだいぶ、消費してしまったが・・・。

2回の引っ越しと、保管場所の問題と、古くなりすぎたという理由で、「そのワインの、一番おいしい時期を逃してしまっている」から、ふたりの兄姉は「いらない」と言って、我が家に回ってきたのである。

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この数奇な運命をたどってきたワインを「美味しい時期を逃したワイン」として、飲んで捨てるのはもったいないと思い、写真を撮って、飲み終わったらラベルをはがして置いておく事にした。

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1966年産

コルクがへたって、すんなり抜く事は出来ません。

普通にコルクスクリューで抜こうとすると、途中で切れてしまいます。

細いナイフで、コルクとボトルのへばりつきを剥がしてからだと、割とうまく行く。

味?

僕は詳しくないが、ちょびっと飲んでも、それほど変わった味とは思えないし、カビ臭い訳でもない・・・僕は基本的にワインは飲まないので、味音痴です。

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