自分でもびっくりの公式戦7連勝中だ!
6月初めの、ホームクラブ開催の男子ダブルスで優勝したあと、次週はKatrienとのミックスダブルスで、同時に2大会にエントリー。
そして2大会とも1-2回戦を勝って、4連勝である。
隣町のベルラール(Berlaar)での大会。
1回戦は、185cmくらいはある、黒人選手(男子)とベルギー人女性のペア。
あとで聞くと、男性はキューバ人でバレーボール選手だったらしい。
キューバと言えば、バレーボールとベースボールだよ!
このペアは夫婦であるらしい・・・。
奇しくも日本・ベルギー対キューバ・ベルギーの国際カップルマッチとなった。
対戦前に僕がキューバ男に「あなたは背が高いねぇ」と言うと、「テニスでは関係ないですよ」と答え「きっといいサーブを打つんでしょう」と言うと、「いやいや」と謙遜していた。
奥様によると「彼は初心者ですから・・・」と言う事だった。
試合が始まるとキューバ男が初心者らしくミスをしてくれたので、楽に6-2で1セットを先取した。
第2セットになると、キューバ男のファーストサーブが入りだし、Katrienはラケットに当てる事も出来ないほどの威力を発揮し出した・・・・、僕のドロップショットにも反応して、走り込んで拾うようになった・・・、さすがキューバのバレーボーラーだ!
恐るべき運動能力!
僕はリターンを返す事は出来たので、不安や焦りはなかったが、Katrienがちょっと、緊張気味になって来た。
第2セットは、ずっと相手のリードでゲームが進んで行き4ー5と、危ない所まで来たが、5-5と返し、6-5と逆転し、僕がサーブをキープして7-5で、2セット目も連取して勝った!
試合が終わってからの懇親タイムでは、キューバ男が意外と僕に積極的に話しかけるので、何かと思いきや、彼は若い頃(今44歳)船乗りをしていて、世界を回り、日本にも行ったらしく「世界を回って、一番素晴らしいと思ったのは日本です」と言うのである。
キューバに住んでいた時も、日本製の冷蔵庫を使っていたとか、日本の車や自転車の素晴らしさ、食事の美味しさなど褒めまくるのである。
奥様もいい人で、彼との間に子供が2人できて、彼のキューバでの前妻との子供も引き取って一緒に暮らしているという。
やはり国際結婚で、長く一緒に幸せに暮らせるという事は、お互いに思いやりがないと出来ない事なんだなぁーと2人を見ていて思った。
それで、キューバ男からの提案「Yukiは料理が上手らしいし、僕はキューバ料理を作るから、お互いの家で交互に食事会をしませんか?」と言う。
katrienも喜んで、さっそくお互いのメルアド、電話番号の交換をして、今後の交流を約束した。
2回戦は昨日、62才男子と49才女子のペアで、合計ポイントは僕らと同じ20ポイント。
ベルギーシニアを侮るなかれの教訓もある。
二人とも上手で、いいラリーも多かったが、時々繰り出す僕のドロップショットに、追いつくのがやっとの感じで、息を切らしていた・・・第1セット6-2で先取。
第2セットは、またも相手リードで進んで行き、よもやと思ったが、katrienがクロスラリーで粘り、僕がネットプレーでポイント稼げるようになり、逆転して6-4でストレート勝ち!
このペアもいい人たちで、懇親タイムではおごりおごられ、僕はローデンバッハ(黒ビール)を3杯も飲んだ。
この隣町、ベルラールのクラブはコートが2面しかないが、クラブハウスもちゃんとあり、こんな大会まで開催しているからエライ!
クラブハウスの窓辺にはきれいなプランターが飾られていた。
そしてもうひとつの大会はズワルウ(Zwaluw=ツバメ)と言うテニスクラブ。
去年もKatrienと15pに出て準決勝で負けた場所、今年はクラスをあげて30pに出場!
1回戦は男女とも僕と同年齢の夫婦ペアで、ポイントも僕らペアと同じ・・・。
ネットでの事前調査でも「厳しいかもしれないけど、きっといい試合になるよ!」という予感がしていた。
試合が始まって、しばらく僕の調子が出ず、ずるずると1-4とリードされてしまった。
どうもイカン!試合開始前に雨が降り、1時間遅れての試合開始にタイミングが狂わされた(?)ようだ。
それでも腐ることなく「これからこれから・・・、このセットを取るよ!」と、気合を入れて無駄とも思える動きも入れて体を動かす。
スライス、ドロップショット、ロブ、ネットに出てボレーと攪乱して、流れを引き寄せることに成功・・・、第1セットは逆転して6-4で先取した。
第2セットも勢いをそのままに5-0とリード、2ゲーム返されたが、僕のサーブを落ち着いてキープして、ストレート勝ち!
そして今日、大会第2シードの40代男性と30代女性のペアで、事前ネット調査では合計30pで、僕らの20pより大きい・・・・、「今日は難しい相手だが、当たってみないと分からないから、勝てない訳ではないと思うよ」と、試合に臨む。
男はまたも大男だぁ、甘いボールはネットで叩かれてしまう。
その大男は今シーズン初大会というので、調子が出る前に僕らがポイントを重ね6-3で1セット先取する。
第2セット相手男がポーチするようになり、ことごとくネットでボレー、スマッシュ攻撃に合い1-4とリードされ、Katrienが不安になる。
「どうしたらいいのかね?」と僕に聞くので「Katrienはシングルスの時のように、低いボールでクロスのラリーを続ければいい、僕がいろんな事をするからチャンスはあるよ、これからでもこのセットを取るよ!」
「僕がいろんな事をする」・・・・とは、やっぱり動き回って、深いロブや角度のあるスライス、ドロップショット、そしてネットプレーである。
ふっふ、ふ、案の定、作戦はうまく行った。
katrienは低い球でのクロスラリーを迷いなく続け、ミスが少なくなり、大男もポーチのタイミングを掴めなくなった。
逆に僕がポーチしてボレーを決め、リターンでは短いクロスのスライス、前衛の頭上を越えるロブで相手を動かし、僕も動いて相手を撹乱する。
相手は迷いからミスショットが多くなった。
1-4から2-4,3-4,5-4と逆転し、最後は僕のサービスキープで勝利を決めた!
今のところ、快進撃である。
2大会ともクォーターファイナル(準々決勝)に勝ち進んだ、これからが正念場だ・・・、甘い相手はいない。
いつでも「何が起こるか分からない」と思い、落ち着いて、あきらめないでプレーする。
いい報告が出来るように・・・・
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