昨日の晴天に、隣町ケッセル(Kessel)の外周を一周するサイクリングをした。
Lier - kessel – Nijlen – Berlaar – Lier
という感じで距離にして約25km、写真を撮りながらの、のんびりサイクリングで時間は3時間。
黄色い線がサイクリングルート(左下がLier)
今回の目的はフォルト(FORT)という軍事要塞。
上空から見るとこのような形で、池に囲まれた島が要塞になっている。
Googleマップの航空写真で見ると、ベルギー各地に点在しているのが分かる。
そんな数あるFORTの中でもケッセルにある、この「Fort van Kessel」は完全な形で保存されているようです。
1909年から1912年にかけて建設。
1914年第1次世界大戦の10月4日にケッセルの戦いがあったようです。
今は入口に扉があり施錠されているが、年に1度だけ8月の最終土曜日に、一般公開のガイドツアーが催されているとの事。
そのツアーの説明によると「・犬は入れません ・車いすでの入場は困難です ・防水靴、しっかりした懐中電灯、暖かい衣服を身につけてください」とある。
アドベンチャーの予感がしますねぇー、この白い壁の洞窟の左右に別部屋への抜け穴があったり・・・、いかにもひんやりしていそうで、ゾクゾクします!(真夏のツアーだけど)
要予約です。
このFORTの池の外周は遊歩道になっていて、こんな標識が・・・
泳いではいけません ‐ 乗馬はダメです - 犬のウンチ禁止
でも犬の散歩OK! 遊歩道の距離7.5km
この池の周りにある動植物の紹介パネル。
こんなベンチに座ってのんびりするのもいいですねぇ。
林の中にきれいに咲いている花を発見!
林の中にも自転車道があり、マウンテンバイクでないと走れないような変化に富んでいる。
学名:Digitalis purpurea 英名:Common Fox-glove
和名:狐の手袋(英名からそのまま直訳ですね)
オランダ語では:Vingerhoedskruid と言っている。
直訳すると「指貫草」(指貫とは洋裁で指にかぶせて針を押す道具)ナルホド!
潜水して魚を採るカンムリカイツブリ
セイヨウコウホネ(西洋河骨)
池の周りを一周してきました・・・・自転車ではあっという間です。
次の自転車ルートへ行くため、線路わきを通る。
線路との仕切りフェンスもなくて、歩いて線路へ入れます・・・、こんなんでいいんかい?と思うほど、「自己責任」が徹底しているという事ですね。
生育途中のトウモロコシ畑。
車道と自転車道は色分けされている。
日本なら文化財になりそうな、石畳の道もこちらでは当たり前にある。
さすがに自転車ではゴツゴツしすぎるので、みんな路肩の方を走っているようです。
しかし、自転車レースでも石畳コースがあるからねぇ、過酷ですよベルギーは。
タンポポじゃなくキバナノバラモンジンの種。
ネーテ川
遠くに見えるオレンジ色の塔の教会はBerlaarの町にある。
未舗装の土手の道も楽しいものです。
3段変速のマイチャリ!(英国製)
土手に咲くケシの花
また見つけたパラシュート種
夜8時半ごろの、たそがれの陽を浴びる馬牧場。
地元Lierに着いて、池のほとりで一休み、木々の枝の隙間から夕陽が覗いた。
このとき午後8:55だった。
ベルギーは今日(木)は昇天祭という祝日の様です。
明日も休みの所が多いらしく、週末バカンス気分です。
今日も好天で、サイクリングに繰り出す人たちが多かった!
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