6月5日「男子ダブルス初優勝!」したが、あの時の記事では試合内容を書いた。
今日はその舞台裏、背景に迫ってみる!
段々腹立たしくなり、あきれてしまった事なので、さわやかな内容ではないと思う。
前回の記事に書いた様に、僕らの決勝戦の相手ペアは10歳の息子と父親のペアで、父親はすごい選手だった事も書いた。
そして、応援に来ていたお母さん(スゴイ腕前の父の奥さんという事)は、父子がポイントを取ると、盛んに拍手をして「カモーン! ナイスプレー」とか声援を送っていた。
ま、それはいいんだが、あとでKatrienから聞いたところによると、僕のロブ作戦に対して「あんなのはテニスじゃないないわ、ピンポンだよ!」とまで言っていたそうだ。
そして、自分の息子がサーブに自信をなくしてアンダーサーブを打って、僕がたまたまミスをしたら「いいよ、素晴らしいサーブだったよ!」と、褒めまくり・・・(なんじゃ、そりゃ?)
そして、第2セットに僕が狙われて、あからさまな集中攻撃だったが、僕がミスをすると「ほらほら、あの人は下手なミスをするんだから、あなた達は勝てるよ!」と、平気で言っていたらしいのだ。
僕は外野のオランダ語まで聴きとれないので、気付かなかったが、Katrienは、「あのお父さんだって、ミスをしたらラケットを投げたり、大声出したりして子供みたいだわ」と、言い返したら、お母さんはさらに父子自慢がエスカレートし、僕の下手さ加減を説明するので聞くに堪えなくなり、その場から去ってしまった。
ま、確かに僕は集中攻撃にさらされて、ボレーミスを連発し、ストロークでは、父親の強烈なスピンのかかったボールを、ロブでしか返せなかったが・・・・、いかんせんベルギーのテニスツアーで、この大会より下のカテゴリーがないもので、僕みたいな者がこの大会に出ているのである。
プロのようなラリーを期待していたお母さんには申し訳ないが、「そんなプレーを期待するなら、もっと上のカテゴリーに出場していただきたい」
父親も父親だ!10歳の息子と優勝するつもりで出たのだろうが、90ポイント大会でも優勝している男が20ポイント大会で「初心者いじめ」をするとは、いただけない親バカだ!(ダブルスで力の劣るものを攻めるのは定石だが、何もこんな下の大会に出てまで・・・)
偉大な名前を持つ息子に、王道を教えているつもりなんでしょうかね。
カフェに戻ってからの懇親タイムでも、母親は旦那の高いポイントでの活躍話に、息子自慢・・・・、僕はオランダ語を話せない事をいい事に、席をはずして他の試合観戦をした。
今にして思えば・・・
僕のドロップボレーに、ダッシュしてきた父親がネット前で転んで、ネットに捕まった滑稽プレーや、強烈なスマッシュを僕が何とか返すと、さらに強烈なスマッシュを打とうとしてネットに引っかけて大声出して激高したり、 激戦の末のマッチポイントで(あくまでも僕を狙う)息子のボールを、僕が2度のボレーで決着をつけた事は、あの変態母親に「ざまーみろ!それでも僕らは勝ったんだ!」と言いたい!
いたいけな子供の健やかな成長を祈る!
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