甥っ子、Eijiに会う！！

「甥っ子と伯父の珍道中」は3日目になりました。

今日の予定は、天気もまあまあ良かったので｢サイクリングへ行こう！・・・そしてLierseの練習を見に行って川島選手に会おう！」でした。

朝は家でのんびりした朝食をとって、10時ごろ出発。

ウチには自転車が1台しかないので、Lier駅にあるレンタル自転車を借りるため駅まで歩く・・・。

またも、だどたどしいオランダ語で「カン イク エエン フィッツ レーネン？ 自転車を1台借りられますか？Kan ik een fiets lenen」と店員と交渉する・・・。

身元保証としてIDカードを提示する・・・、9時間で9€でした。

さあ、あこがれのベルギー・フランダース地方（田舎方面）のサイクリングの始まりぃ！

何にもない所だけど、そこがいいのです！

まだ落ち葉が残っている、ブナの大木並木道でポーズ！

Lierseの練習場とは逆方向の Boechoutという町へ行き、白い風車を見る。

 

この風車は平均的な風車より、かなりデカイのです。

貸自転車の、お尻を置くサドルが前後にぐらつくので(ネジが緩いが工具を持ってない)、お尻がいつも細い部分に当たり痛かったぁ！

甥っ子は大阪では、良く自転車に乗っているはずだが、あまり長距離は乗らないらしく、ゼェゼェしていた。「明日は筋肉痛になるよぉー」と、弱音を吐いていたが「今日の予定は50kmだが、まだ半分にもなってないぞー」と、はっぱをかける。

Lierseの練習は午後1時からと聞いていたので、途中でフリッツ屋さんがあったら、昼食代わりに食べようと思っていたが、何軒かあったフリッツ屋さんはすべて閉まっていた！！(なぜだろう？)

仕方がないのでスーパーで、菓子類を買って練習場まで行く。

ちょうど1時ごろ着いたが、選手が何名か普段着に着替えた状態で、車で出て行くではないか！

選手控室の近くにいた報道陣に、オランダ語で「練習は終わったのですか？」と聞いたら、英語で「オーバー（終わった）」と言われて「えーっ、残念！」 と、しばし呆然とした。

しかし、しかしだ・・・・報道陣が外に立って、待っているという事は・・・「ふふふっ、、、Eijiが出てくるのを待っているという事なのだよ、甥っ子よ！」

「報道陣がいる間は粘ろうぜ！」

30分くらい待っても出てこないので、時々Eijiが座ったりするベンチで、甥っ子は買って来たチョコケーキをパクつく・・・・

と、その時・・・

 

カジュアルな服で、Eiji登場！

甥っ子飛び出してきて「伯父さん、僕の口にケーキ付いてない？」とチェックしてから永嗣と面会する。

Eijiは僕を覚えてくれているので、すぐに目が合って挨拶をした。

ベルギー人の記者たちに、Eijiは「もうちょっと待ってくださいね、すぐに行きますから」みたいな事を言って、僕らとの面会を先にしてくれた。

僕が「まずは、アジアカップの優勝おめでとうございます。とてもいい試合が多くて、あなたの活躍も素晴らしかったですよ」と声掛ける。

Eijiは「ありがとうございます。・・・しかし、大変な事になってますねぇ」というので、僕が「そうですね、最後の最後の試合で、難しい試合になりましたねぇ」と答えたら

Eijiは「いや、そうじゃなくて、日本は大変な事になっていますよね」と、Eijiは日本の事を真っ先に心配しているのでありました。（さすが日本代表だ！）

そしてついに実現した、Eijiと甥っ子のツーショット！

「スタジアムに、最終戦を見に行きますから頑張ってください！」と、握手をして別れて、僕らは練習場を後にした。

憧れの対面を果たして、すがすがしい気持ちになった甥っ子。

帰りは、運河沿いのサイクリング道をを行く。

 

ベルギーに来てからまだフリッツを食べてなかったので、テニスクラブのカフェまで行き、念願のフリッツも食べる！

Lier市の遊歩道 「大きな栗の木の下で」

今日は、あこがれのフランダースのサイクリングと、川島永嗣選手との対面（実はサインももらった）、フリッツも食べて、大満足の一日！

「これでベルギーに来た目的の、半分は達成したんじゃないか？」と聞くと「うん」と、答える甥っ子なのであった。

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