24.4.19

ベルギー行きチケット確保!

今年も夏場に「ベルギー避暑生活」を実現したいと思っていたので、2月頃から「格安チケット比較サイト」で、ちょくちょく探していたのだけど(1ヵ所じゃなく、数ヵ所で)、燃油サーチャージが高止まりしていて、なかなか9万円を切る航空会社がない(JALやANAは15-17万円台)。
そりゃーそうだ、燃油サーチャージと諸税で4万5千円もするんだもの!
6月に限定したらキャセイパシフィック航空に8万6千円台が出ていたが、もうちょっと遅くに出発したかった。(実家の兄が6月中は足の手術入院予定がすでに決まっていたので)

そうすると、7月8月はサマーシ-ズンになり、ますます高くなる!
安くても11万円台は覚悟していて、しばらくは検索をしなくなっていたが、製糖期(仕事)の終盤に近付いた4月に入ってから再度7-8月の「格安チケット」を求めて検索を始めたら、なぜか3月に調べた時より安くなっていた。

理由は4月発券分から燃油サーチャージの値下げがあり、1万~1万5千円くらい安くなったのだ(後でニュースで知った)。

それでも沖縄 - ブリュッセルは10万円台・・・そこを何とか! ってんで、安かったキャセイパシフィック航空に絞り、キャセイの公式サイトで7月、8月間で約1ヵ月間滞在できる期日であらゆる日付を入力し、安い日を探していたら・・・8万7千円を見つけた!(出発日と帰国日の組み合わせがピンポイントで最安の日にはまった)

「よし、これで行こう!」まずはこの期間に決定して、さらに値引きすべく別の旅行チケットサイトへ移動・・・「Surprice(サプライス)」が今年4周年記念で、このサイトを通してチケット購入したら、3千円のクーポンが使えるというので、ためらいもなくポチポチっと購入手続きを進める。
途中でクーポンを入れて、合計金額から3千円が引かれて、8万4千円で確定した!

あとでキャセイパシフィック航空の公式サイトで予約の確認をしたら、正式に8万7千円で購入したことになっている・・・という事は、Surpriceが僕に3千円をプレゼントしたことになるね・・・ありがとうサプライス、狙い通りのサプライズでした~(笑)

という事で、僕は7月半ばから8月半ばまでの約1ヵ月間、ベルギーへ避暑に行ってきます。

1ヵ月を長いと見るか・・・日本じゃ、今「ゴールデンウィークが10連休!」と、騒いでいる事から考えると「1ヵ月は長過ぎじゃねぇ~か!」と思われる(嫌われる?)のがごもっともな話。

だから僕は会社勤めをしない、出来たとしても期間限定にする。

去年は3ヵ月滞在したからねぇ~・・・ブリュッセルの入国審査では「3ヵ月間何処で滞在するのですか」と聞かれたので「僕の妻はベルギー人で、ファミリーの家へ行きます」と答えたら「どこに住んでいるのですか」と聞かれ「アールスコートです」と答えた。
すると審査官の男性は「あぁ、僕もそこに住んでいるんですよ、ではよい旅を!」と、急にフレンドリーになった(笑)
ちなみにオランダ語会話です(笑)



今回は(最安値の)沖縄 - ベルギー 往復航空券を確保したという話でした。


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23.4.19

ご無沙汰しています

「ベルギー移住生活」というブログ名ではありますが、番外編で「沖縄生活」を紹介します。

ほぼ「本帰国」と言える生活なので、このブログに投稿するのは躊躇するところですが・・・「あの人は今・・・」的に気にかけてくださっている方もいるかと思うので、安否確認として4ヵ月ぶりの報告とします(笑)

まず、ブログを書く暇もなかった理由は1月から始まった「サトウキビ収穫作業」の一労働者として働いたので、仕事だけで毎日が疲労困憊で、休日はまさに体を休める日に当てないと次が続かないという環境になっていたからです。

上の写真のサトウキビ畑のうち、4万坪を収穫する予定となっていた。

のどかな風景ではあるんだけどねぇ~

収穫機械はハーベスターと言う。
この機械で畑のひと畝づつ入り込んでサトウキビを収穫するが、オペレーターは僕のボス(雇い主)で、僕はこの機械の後について行って、こぼれや刈り残しのキビを拾い、または持っている斧で刈り倒して、次の畝へ潜り込ませる作業をする。

言うは易しだが、これがどれほど足腰、腕の負担になるか想像できるだろうか?
歩きながら中腰になってキビを拾っては収穫袋に投げ入れたり、斧を振り下ろしてキビを刈って次の畝へ入れる・・・そんな動作を1日に何百回するだろう。

畑は同一ではなく、いろいろな生産者さんの畑を請け負っているので、良し悪しがあり、雑草が多かったり、何年も手入れがされていない畑では機械での刈り残しが多くなり、僕の仕事は莫大で、中腰のまま斧を振り下ろす動作を繰り返しながら100メートルを進む事もままあった・・・ふぅ~!!! 汗!

1日8時間の労働時間で、歩数計では平均17000歩くらいだった(2万歩超える日もあり)・・・アスファルトの道じゃないよ、でこぼこな畑、雨の日は泥の中だ。

まぁね、元々、体を鍛える事もこの仕事を選んだ理由のひとつだったから、誰にも文句は言わず黙々と続けるのみ!

お陰で3ヵ月の間、一度の病休もなく過ごせた。

たまの休日はMomoちゃん連れて自分の畑で癒しを求める。

Momoちゃんが畑への侵入者であった鶏を追い払う・・・なかなか良い仕事をしたMomoちゃんだった(笑)

昨年の4月、5月に仕事仲間だった方から「アボカドの接木方法」を教わって、いろいろな植物に試していたが、昨年11月頃からはトマトの接木に挑戦して、結構な確率で成功するようになっていた。

僕のトマト接木の発想は独特なものであった。
沖縄の農地では何処ででも見られる「雑草トマト(こぼれ種で自生したもの)」を台木にして、栽培用のF1品種トマトを接いだのだ。

雑草トマトはパチンコ玉くらいの小さな実しか付けないが、れっきとしたトマトであり、樹勢が強く、瞬く間に伸びて広がって行く。
昨年、そんな光景を見ていたので、「この地に適して自生してくる雑草トマトにF1 品種を接木すれば丈夫な栽培品種になるはずだ」と閃いたのだった(笑)

結果は初年度にして大成功!
小さいのは雑草トマトの実、大きいのは雑草トマトに接木してできた栽培品種の実・・・余所にもお裾分けするくらいたくさん収穫出来ました。

雑草トマト台木なので、水やりを一切しないで、ちょっとだけ有機堆肥を使った程度で手間いらず。

ビニールハウスもない完全露地栽培だったので、実が色付いてからの害鳥対策に苦労したけど、いろいろ試してみて、最終的には台所で使うアルミホイルでキラキラさせて鳥を寄せ付けないという方法が効果的だった。

もうひとつは、仕事場であるサトウキビ畑の中で発見した「自生しているミニトマト」・・・という事はF1品種ではない固定種であり、非常に貴重なものなので、急いで根っこから引き抜いて自分の畑に移植した。
2ヵ月後からこのトマトも収穫できるようになり、我が家はトマト三昧になった(笑)

ある日の休日、家族でお出掛け。
奥武島の海岸

Katrienお気に入りの「もずくそばレディースセット」
もずくの練りこまれた沖縄そばに、もずく天ぷら、もずくゼリー、酢の物など、もずくずくしのヘルシーセット。

知念岬公園(市内)

Katrienは僕が仕事をしている間、何をしていたかと言うと「機織り」10年以上も続けている趣味なので手際よく、沖縄滞在している間にふたつの作品を仕上げていた。


僕のもうひとつの趣味と言うか、楽しみにしているのが「アボカド栽培」である。
昨年の仕事仲間にアボカド栽培をしている方がいて、いろいろ話を聞いて「おもしろい!」と思って、俄然やる気が出ていた。

昨年、夏の3ヵ月間ベルギー滞在している間に、町のマーケットの果物屋でアボカドを買い漁って(いろいろな品種)、種を保存しておいて沖縄まで持ち帰ったのだ!

日本のスーパーマーケットでは普通には売っていない品種が多かったからね、沖縄でいろんな品種の実が出来たらいいなぁ、なんて希望を持ってます。

Momoちゃん、サトウキビをかじる(笑)
天気の良い日で、Momoちゃんが遊べるスペースのある畑の時は、出来るだけお供にしていた。

サトウキビ畑にはこんなやつも潜んでいます!
ヒメハブ(毒蛇)・・・ほとんど地表に居て、動きも鈍いのでよほどじゃなければ恐れることはない。

これを見つけたら、斧を一閃してぶった切る・・・「そんな残酷な~」じゃなくて、農家にとって危険生物なので、見逃すわけにはいかないのだ。
今期、4回出くわした。

天気の良い日は風景もきれいで、ダイサギなどが近寄ってきて、餌探しをする。
機械がサトウキビを収穫していくと、そこで生きていたネズミやカエル、蜘蛛などが這い出して来るので、それを待ち構えて捕食するのだ。

仕事が半日で終わった時などに、近くの名所、旧跡を訪ねるのも楽しみのひとつだった。これは玉城城跡。

仲村渠樋川(なかんだかりひーじゃー)

垣花樋川(かきのはなひーじゃー)

そして、4月7日、僕らの班の受け持ち区域が収穫作業を終えた。

ボスと関係者数名で軽く打ち上げをする。
オリオンビールと南城市産山羊の刺身!

製糖工場の操業期間最終日より1週間も早く終わったので、他地区からの応援依頼があり、後1週間、サトウキビ収穫の仕事は続いた。

沖縄の基幹農作物であるサトウキビの収穫作業に関われたというのは、僕にとって有意義なものであった。


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