30.8.10

日常生活

たった5時間滞在のブルージュの記事で長々と費やしてしまったが、その後も日常は続いている訳でありまして、その辺も書いておかねば・・・・。

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日曜日、Katrienのテニス大会の決勝戦に向かう道中、信号待ちの我が家の愛車シボレー(カロス)の前に止まっていたオレンジ色の車は、一昔前、日本でも大ブームになっていたスーパーカー、ランボルギーニ社の「ガヤルド・スパイダー」ではないか。(有名なカウンタックではなくて、新型らしい)

この信号を右折して、僕らと同じ方向へ向かったが、「グォォーーーーーン」と言う、野太い音を残して、一気に加速していったが、道が真っすぐなので、なかなか視界から消えなかったぁ・・・・。

テニス決勝戦、Katrienの相手は13歳の子。

13歳からは十分、大人に対抗できるテクニックとパワーを持っているベルギッステニスの子どもたち、大人に勝てるかどうかはメンタルの持続である。(途中で自分のミスから切れてしまう子が多い)

今回の子は、切れなかった。・・・・同じメンタル面の強さをもち、テクニック勝負なら幼いころからテニスを始め、専門テニスコーチからレッスンを受けている子供には勝てないのが大人の世界なのである。(下のクラスはねッ、上のクラスではもちろん、ジュニアからテニスを始めた大人がいるのでプロ級の人もたくさんいる)

残念ながら、最近は決勝戦で10代の子に3連敗である。

それでも本日発表のランキングでは、アントワープ州DAMES4クラスで1位を守った!

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日曜の午後、Lier市に戻って来て、近くにあるサッカークラブ、Lierseのボームスタジアム周辺でイベントがあったので一人で出かけた。川島選手のいるLierseは、昨日も負けたようで1-4(相手は現在ベルギー1部リーグ1位にいるゲンク)開幕から4連敗となってしまいました~!

もちろん16チーム中最下位、あと1チーム勝ち星なしのチームがある。

 

それは置いといて、そのスタジアム前の広場でKermis(ケルミス=移動遊園地)をやっていて、スタジアム前の通りは通行止めにして、約800mにわたる路上でgrote rommelmalkt(フローテ・ロンメルマルクト=大蚤の市)をやっていた。

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僕がそこに着いた頃には、もう店じまいの時間だったようである。その前には雨も降っていたし、その後も小雨模様だった。店じまい前の品物を見ると、ホントの家庭の不用品を売っている人もいるし、Tongerenのようなプロの骨董商人たちもいるようだった。

どうやら、この時期(夏休みが終わる頃)あちこち(地域ごと)でロンメルマルクトは開かれているようである。

道端の看板や、地域新聞(無料)のお知らせ欄に、よく告知されている。 Photo-10 今朝は朝から陽が射していたので、テラスで朝食をしたが、陽が陰るとすぐに肌寒くなる。寒暖計を見ると15℃。

例によって雨が降ったりやんだり・・・・陽が射したり。Photo-11 晴れているうちにと、久しぶりにLier市のマルクトへ行ってみた。

小さな鉢ものの草花を買うつもりだったが、3軒回った花屋さんがすべて休みだった。(用もない時はいつでも開いているように見ているのだが、ま、人生?こんなものか)

Photo-12 ついでだから、ぶらぶらと街歩きをしたのだけど、道行く人はほとんど冬物を羽織ってます。ふいに雨が降る事がよくあるので、カッパ代わりの濡れてもいいジャンパーなどは必需品でしょうねぇ、こんなひんやりした夏には・・・。

ジャンパーの下には半袖で、陽が当たればすぐに、夏仕様に変身できるように・・・。

なかなか苦労します、ベルギーの夏。 Photo-13 いつもの遊歩道、人影もないとさびしげです。 Photo-14

こうして見ると、大木の下の遊歩道は、まるで洞窟ですね。

後2ヶ月もすると、葉っぱが落ちて明るくなるんだけど、より寒くなるって事です。

日の出:06:51

日の入:20:32

可照時間:13h 41m

8月が寒かった分、9月に暖かく(天気が良く)なればと、切に願っているんですけどねぇー。

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29.8.10

ブルージュ・マルクト広場

はっきりしないベルギー天気、一日の中で四季があるかのように、朝晩は寒く(12-3℃)風が吹くと「もう、秋の風だなぁー」と感じたり、外に出て太陽が見えて、陽の光を受けると「おぁ、まだ夏じゃないか」と、感動を覚えたりする。

日本ではまだ大変な暑さの様ですが…「残暑お見舞い申し上げます」

来月ベルギーへ来る、我が姉妹たちは30℃を超える日本で、冬物の準備をしているでしょうか?

テニスクラブのベルギー人たちも「この気候は10月の気候だよ」呆れている様子です。思えば7月は「ここはスペインかぁ!」と言うくらい暑くなっていたベルギー、8月は一転して毎日のように厚い雲に覆われ、肌寒く、雨が多く風も強く日照量が少なかった。

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そんなベルギーだから、天気の良い日にやりたい事をやらなければ、一生後悔する(大袈裟?)いやほんとに、会社を休んででも、太陽のある休日を楽しみたい気持ちもわかる。

と、言う事で僕も太陽のある日に、急きょブルージュまで行って来たのですが、1日の中でもやはり、晴れ間があったり、厚い雲が流れてきたりでした。

上の写真はブルージュの中心マルクト広場の真ん中に建つ、ブルージュの英雄ヤン・ブレーデルとピーテル・デ・コーニングの像。

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マルクト広場を見据えるように巨大な鐘楼が建っている。

高さ88m、366段の階段で登って行けるが有料(8€)です。

昨年、12月に登ってみたが、上の方は風が吹き抜けて寒かったぁ、ま、確かに上から見る景色はいいですよ。

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鐘楼から左側に目を移すと州庁舎(西フランドル州)がある。

19世紀に建てられたネオ・ゴシック様式。(右側の赤れんがの部分は郵便局だっと思う)

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ブルージュらしさと言ったら、この三角屋根の建物群でしょう。

EU旗、ベルギー国旗、フランドル旗がはためいている・・・、その他に多分、西フランドル州旗、ブルージュ市旗が続いている事でしょう。

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陽が当たると眩しいほどにきれいな色です。

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三角屋根の下のレストランから張り出したテラス席は、コーヒーやビールを飲む観光客でいっぱいでした。

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    三角屋根の左側の一角はファーストフードやアイスクリーム屋、銀行などがある。

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再び鐘楼に戻って、鐘楼の下の門をくぐって中庭に出ると、ちょうど陽が当ってきれいだった。両側の階段から2階部分に上がってから鐘楼への入場口がある(8€)

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下の階のギャラリーでは入場無料の絵画展示会を開催中だった。

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  鐘楼の建物の裏側のアーケード。

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ブルージュの旧市街見学で、道に迷ったら鐘楼の塔を目指してマルクト広場に戻って、地図を見て出直せばいいとガイドブックに書いてある通り、中心なので、何処へ行くにも近い場所である。

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27.8.10

ブルージュ、ボート追跡

ブルージュと言えば運河の町、フランドルの「水の都」とも言われ、ボートでの観光も定番である。

が、本家「水の都ヴェネチア」のようなゴンドラはない。IMG_8058

市内を流れる運河をこのような乗合ボートで巡る、低い視線からの市内観光で、多くの石橋を潜り抜ける。

オランダ語のBrugge(ブルッヘ=へはグと中間くらいの発音なので難しい)は「橋」の事である。昔から橋の多い街なんでしょうね。

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花で飾られたボート乗り場、陽の光を浴びてボート観光するのは楽しそうです。

ボート乗り場は5か所あり、約35分で6.9€。(先日紹介したCity Cardを提示すると無料)

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僕はボートに乗らないで、川沿いを歩き続けたので、ボートが行きそうな所をほとんど回ってしまった。先頭で運転しているガイドが英語かオランダ語で見所を説明しているようです。

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ボート乗り場、乗り場では定員に達するまで待ってからボートは出発する様ですね。

岸の家の窓から人々が見送っています。

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みんな人形ですね。 IMG_8173こちらでは民家の出窓からワンちゃんが顔を出して、ボートで行き交う観光客を眺めている・・・・いつもこうしているんでしょうね、クッションまで敷いて、観光客にも人気のようです。 IMG_8172 のんびりしたのもです、時々あくびをして、動きはするが、ほとんど寝ているようです。 IMG_8030歩道の歩行者と一緒に歩くような感じになったり・・・

木陰のベンチでは、持参の弁当(サンドイッチ)を開けて、食べている観光客もいました。

そうだねぇー、観光地のレストランで食べる食事は高い!と感じている人はそうするでしょうねぇ。

別に悪い事ではないですよ、僕だって、家から持参したクッキーやワッフルを食べて、ミニスーパーで缶ビールを買って飲んでいるんだから・・・(一人旅の時は見栄を張る必要なし) IMG_8176いろんな形の石橋を抜けます。 IMG_8185 IMG_8204ポールテルス・ロッジの塔が見える所で運河は行き止まり、ファン・アイクの銅像の後ろ姿を見てからボートは引き返してくる 。

ボートの行列、どれも満席、相当儲かったでしょうねぇ、ボートの運ちゃん。あ、個人経営ではないか?IMG_8220 ポールテルス・ロッジの前にあるファン・アイクの銅像、その前には工事用のコンテナが置かれていて、アイクはコンテナの上に立っているように見える。IMG_8332ボートのもうひとつの行き止まり地点は、ベギン会修道院の横、修道院へ入る門の橋の下もくぐる。

その先には「愛の湖公園」があるのだが、ここから見える先のアーチ状の橋が水門になっていて、これ以上先へは行けない・・・、ボートは引き返す事になるが、この辺りにはハクチョウがたくさん住みついていて、のどかな雰囲気は楽しめます。

IMG_8388僕は徒歩なので、もちろん水門をを越えて「愛の湖」まで行ってきました。対岸に小さなお城(Kasteel Minnewater)があり、レストランになっているようです。 IMG_8382 湖とはいっても池のようなものなので、軽く歩いて一周できる。

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ブルージュ・ブルグ広場

IMG_8111 ブルージュの中心、マルクト広場。

馬車や、シティーツアー・ミニバスの出発点でもある。IMG_8297 ブルージュのシンボルともいえる鐘楼の塔、13-15世紀に建てられた、高さ88m。フランドル自慢のカリヨンも備えられていて、この鐘楼の音色は素晴らしい。運よくカリヨンコンサートの時に、ここを訪れたら至福のひと時を過ごす事が出来るでしょう。(カリヨンコンサートは季節や曜日によって時間帯も違うので、それを狙ってわざわざ行くと言うのも、なかなか難しい)  IMG_8281あ、そう、今日はマルクト広場ではなく、その鐘楼の向かって左側の小道に入って行った所にある「ブルグ広場」を紹介するつもりだった! IMG_8283小道に入っていくと観光客向けの「お土産品店」が立ち並んでいる。 IMG_8125ブルグ広場に出る角で、弦楽三重奏で見事なクラシック音楽の演奏をしていて、通行人も立ち止まり、曲が終わると大きな拍手が沸き起こり、(手前のバイオリンのケースに)投げ銭を入れる人も多かった 。IMG_8129ブルグ広場です。

左側が旧裁判所、右側の大きな建物は市庁舎、その間にある三角屋根の白い建物は公文書館。 IMG_8130市庁舎、1376年 - 1420年にかけて建てられ、ベルギーでもっとも古い市庁舎のひとつ。

1階と2階(有料)は、一般公開されている。 IMG_8137市庁舎の端っこに、くっ付くように建っているのが「聖血礼拝堂」、キリストの「聖なる血」が納められていると言う。

毎年5月のキリスト昇天祭の日に「聖血の行列」と言う、中世の一大絵巻の行列が行われていると言うが、僕はまだ見た事がない。 IMG_8133その聖血礼拝堂の入口の上に立つのが「ブルゴーニュのマリー」の像である。

狩猟が好きだったと言う事で、放鷹の鷹を右手に止めている。IMG_6932

聖血礼拝堂の内部(写真は昨年冬撮影)は、無料で一般公開されていて、隣接する聖血博物館は有料。IMG_8142ブルグ広場から、マルクト広場に立つ鐘楼が見える。 IMG_8138人が集まる所にパフォーマーもやって来る。

銅像のように見えるが、生身の人間が、じっと動かずにそこに立っている、正面から写真を撮ろうとすると、目が合って「そこにお金を入れてくれ・・・」と合図をしたりする。そう、投げ銭目当ての大道芸人なのです。 IMG_8277旧裁判所と市庁舎の間に、挟まれた感じで建っている公文書館は白塗りの壁に金箔の装飾、屋根にも金箔の銅像が立ち並び、豪奢な感じです。

この内部は自由ブルージュ博物館で、有料となってる。 IMG_8156屋根の像のうち左側の上の方に立つのは「モーゼの像」    IMG_8274そして真ん中の一番高い所に立つのは「公平の秤と断罪の剣」を持つ女神像、ここはかつては裁判所だったのである。   IMG_8157公文書館の建物の右側には、通り抜けできる通用門があり、運河へ抜ける事が出来る。 IMG_8161裏側から見てもきれいな公文書館。 IMG_8163運河を渡ると魚市場がある。前回、午前中に来た時は魚屋さんがあったが、今回は午後だったので、土産屋さんだけ3-4軒開いていた。 IMG_8280

ブルグ広場に戻ってみると、弦楽三重奏の皆さんはポリスに言いがかりをつけられていた。「ここで無許可で演奏活動するのはダメですよ!」(多分、そんな所でしょう)

3人があきらめて、楽器をケースにしまい始めると、それを取り巻いて演奏を聴いていた通行人から、ポリスへの当てつけのように盛大な拍手が沸き起こった。

プロの様な演奏だったので、1-2€の投げ銭で素晴らしい演奏を聴けるなら、惜しくはないでしょう・・・、って僕は立ち止まらず、ずっと歩きまわっていたので「投げ銭」はしていません。

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