31.1.09

アントワープ中央駅

 今日はひとりでアントワープまで行ってきた。
 例の学校へ行くための定期券を利用した無銭旅行ですな。

 ちょっとは心配していたが、今日は一度も乗務員の検札がなく、ラッキーでした、時々はこんな日もある。

 運が良ければ、本当に無料で乗れるって事だけど、僕がそれを勧めるわけではないので、念のため。

 アントワープ中央駅(AntwerpenCentraal)までLier駅から11~14分、今日は家を出て30分後にはアントワープ中央駅に着いていた。それくらい近いのである。

 昨日のチョイさんの10回回数券だと16€だから1回片道1.6€(192円)か・・・。(マル秘・・・・10回券でも、検札がなければ使わないから、それ以上乗れる事になる)

 中央駅はでかい!外観と内部の1階部分(上の写真)は、クラシックで情緒があるが、最近、地上階はそのままに、地下に掘り下げて地下2階(確か?)までホームが出来て、本当の中央駅らしくなった。

 以前はホーム数が少なくて、一つ手前のベルヘム(Antwerpen-Berchem)駅で、超特急(国際電車)は止まって、中央駅まで入らなかったので、何かと不便だったのである。

 しかし、すごいね、世界遺産級の地上階をそのまま残しつつ、地下を大工事して、近代的な駅に改修したのだから。まだ、細かい工事は続いている模様。(写真3番目はホーム側から見たアーチ)


 ホームから駅のロビーへ出ると、天井は高いし、ふんだんに彫刻が使われているので、すべてを写真に撮りたいが、距離がないので写真に納まらない。(写真4番目はロビー側から見たアーチ)要するに縦横比で、床面積に対して、天井が高すぎるのであります。カメラマン泣かせですなあー。

 この駅を初めて訪れる人は、そのすごさに感動して、必ず写真を撮っているはずだが、いい写真を撮ろうと思う人ほど泣いているはずだ。


 ベルギーにはカメラマン泣かせがたくさんある。狭い道路にでかい建物。中世の建物はどれも建物自体が芸術作品のようなので、全体をきれいに撮りたいと思うのは、誰しもそうだと思うが、それが出来ない。

 冬は晴天の日以外は、いつも光量不足(薄暗い)。晴天の日でも陽が低いので影が長く、特に街の中では光と影のコントラストが強すぎる。

 今日は、この駅を起点に5時間くらいAntwerpenを歩きまわった。観光ガイドブックに載っている場所では、日本人観光客(日本語を話す)を何組か見かけた。

 ルーベンスの家、青空マーケット、ノートルダム大寺院、市庁舎(フロートマルクト)、肉屋のギルドハウス(古楽器博物館)、ステーン城前広場(車のバンジージャンプをやっていた)、聖ヤコブ教会、アンティーク市(小規模)、コーヘルス・オジレイ通り(アンティークな建築群)を回った。

 それぞれの詳細は、後日書く事にしよう・・・・。

 今日使ったお金は古楽器博物館入場料5€ 、駅の売店で缶ビール1.55€ 以上。
 家から持って行った、チョコレートやお菓子で、空腹をごまかしながら歩き続けた。

 Katrienと一緒なら、カフェで軽食でもと思うが、一人では味気もなくて座る気になれなかった。
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 外国語ブログへ

30.1.09

アントワープで買い物

今日は朝から天気も良く、Antwerpen観光に行こうかと、考えていたら前の学校の同級生で中国人(女性)のチョイさんから電話があり、電話を受けたKatrienは「彼は今日Antwerpenに行くから時間ないはずだけど・・・」と言ったら、「私も今からAntwerpenに行くから、良かったら一緒に行きませんか?」と言う誘いであった。

 Katrienも「勉強になるから一緒に行ったらどう?」と言うので、否応無く一緒に行く事になった。

 チョイさんは中華レストランを経営しているので、お店の買い出しである。彼女は僕が作った寿司をとても気に入っていて「今は中国の正月(旧暦)の期間だから、家族で食べる寿司を作ってもらえないかしら」と、僕にリクエストしたかったのである。

 彼女はオランダ語学校の同級生とはいえ、ベルギー在27年の大ベテランである。オランダ語をほとんど話せない僕を連れて、Antwerpenに行ってくれるとは、ありがたい親切だ。

 面白い事に、少しの英語と、少しのオランダ語と、漢字の筆談とで、かなりの部分通じるものだあった。彼女は、中国語、英語が完ぺきで、オランダ語は日常会話に支障がないから、頼れる人だ。

 しかし、彼女は積極的で元気があるので、電車の中でも大きな声でしゃべる。僕は、変な英語と変なオランダ語をミックスして応酬したので、周りの人からは「あの中国人たちはオランダ語の練習をしているのか、それにしても変なオランダ語だ」と思われたはず。

 さて、AntwerpenCentraal駅について、300m位離れたところに中華街があり、中国食材店が軒を並べている。チョイさんはそこで買い物をするものと思ったが、そこを通過して右に曲がり、モロッコ・トルコ街へ進んだ。「野菜や鮮魚、お肉はここがいいのよ」と言うのである。

 言われる通り、僕がいつも行く大型スーパーより、種類も鮮度も、値段もよさそうである。量り売りだから時々おまけもしてくれた(馴染みの彼女が友達を連れてきたからね)。魚屋さんで、彼女が「サシミでも大丈夫よ」と言うので、生サバを買ったが、今日の夕食で食べてみるか。(魚を選んでいる女性がチョイさん)

 イカや、カニ、タイ、ヒラメ、シャケ、海老、きびなごもあったなあ。もちろん刺身用のマグロみたいなのはなかったけど・・・。

 八百屋は野菜の種類が日本と違うので、見ていても面白い。面白いが、日本でも食べていたレイシ(1kg1.09€ 安い!)があったのでそれを買った。ザクロはソフトボールの大きさくらいあるからね。大根や白菜、サツマイモ、二十日大根もある。大抵、日本よりは安いと思う。

 肉屋も、ドサッと置かれた肉から、チョイさんが「これを2kgくださいな」と注文すると「はいよ!」と、包丁で切り分けて、包装して「はいお待ち!30€ね」なんて威勢のいいおじさん。 チョイさんが支払うと5€も返してくれた。

 通りには、中国人、トルコ、モロッコ、北アフリカ系が行きかっていた。帰り道の中華街で、僕の目当てにしている、寿司用の、すし酢、お米、焼き海苔を買うため、日本食材コーナーがある大きな店に入ろうとしたら、チョイさんが「その前に、ここを見てからにしなさい。ここが安いのよ」と言うので、近くの小さな中国食材店に入った。

 そこで、スシライス、焼き海苔、お箸、中国ビールのTSINGTAO(青島0・65€)を購入。

 そのあと大きな店で、すし酢(5.95€)、わさび(チューブ入り2.45€)を買う。彼女の言った通り、同じ商品(醤油1L)が小さい店で5€のものが、大きな店では6€もした。さすが、プロの買い出し人だ。(しかし、日本食材は高い!)

 1月26日は旧正月だったようで、中華街の歩道には、赤い紙屑が散らかっていたが、新年(春節)を祝う爆竹の屑であった。

Antwerpen Centraal アントワープ中央駅周辺は人種のるつぼである。

 ま、昔から港町で栄えた場所だから当然だが、ヨーロッパの中心としても、人の集まる所ではあるはず。

 今日は、観光?写真は撮れなかったが、またの機会にAntwerpen一人旅をしたいと思う。

 一番下の写真が、今日の買い物。料理用の菜箸がなくて困っていたんだよね、それで中国製の長めの竹製の箸。青島ビールは1本開けて飲んだが、ピルスビールで美味しいね。中国製と言うと何か一癖ありそうだったが、すんなりと上品な味だった。1本0.65€(78円)とは安い!
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 外国語ブログへ

29.1.09

ベルギーの交通事情

 なんか近頃の話題から外れるが、この間、学校へ1ヵ月間通うための電車の定期券を買ったので、交通事情について考えてみた(というか、ふと思った)

 ベルギーは税金が高い(消費税、所得税など)高いと言うが、実は生活費はそれほど高くないんじゃないかと思ったのである。

 まず、僕が買った定期はLier市~Mechelen市間、1ヶ月で61ユーロ(7,320円)。距離は道路での距離で17.2kmある。鉄道はもう少し長い(急行の直行便で16分)。学校は20日間だから、単純に20で割ると1日3.05ユーロ(366円)。僕のように、休日もこの定期でAntwerpenやMehelenに遊びに行こうと考えると30日フル活用で、1日2.03ユーロ(244円)。

 日本にお住まいのみなさん、これってメチャクチャ安くないですか?

 僕は鉄道のない沖縄に住んでいたので、良く分からないが、沖縄のバス料金からしたら信じられない安さだ。今はどうか知らないが、那覇から15km位離れたら往復で1,000円はするんじゃないだろうか。

 鉄道に加えて、バス網も、くまなく張り巡らされているし、バス停もきちんと整備され、バス利用者も多い。往復券、定期券、学割、前売り券などいろいろな割引制度もあるみたいで・・・・(詳しくは分からない)

 なんといっても、車所有の方には(日本人には信じられない)嬉しい、高速道路が無料、しかもベルギーの高速道路網は完璧と言ってもいいのではないだろうか。夜間照明もすごいが、都市間を結んで、都市ではリングと言う、周回道路もある。これによって、市街地の込み入った道を通過することなく、最短距離で目的地へ着けることになる。

 一般国道でさえ制限速度70k、80kが普通にあるのに、すごい!の一言。

 感心するのは、運転マナーの良さもある。ちょっとした幹線道路の十字路では信号機ではなく、ロータリー式の交差点になっている。これは、信号機がいらない、無駄な待ち時間が少ない、速度超過を防ぐと言う大きなメリットがあると思う。もちろんロータリーの交通規則順守あってこそだ。

 日本のように、あっちこちに歩行者専用押しボタン式信号機なんて、ここにはない(どこかにあるかも?)なぜか?

 道路に横断歩道の線(ゼブラパッド)がある場所に、道を渡ろうとする人が立てば、それが「車は止まれ!」の信号なのだから。ポルシェだろうがベンツだろうが、止まる。それが規則だ。

 ベルギー人は、車がブレーキを掛けて止まれる距離があれば、つかつかと道を渡っていく。さすがに不慣れな僕は、車が止まったことを確認してから、手を挙げて(運転手に)感謝の意を示してから渡る。(車の運転手からしたら、早く渡ってくれ!と言いたいのだろうが)

 みんなが法を守って、マナーを良くすればこんなにいい事があるんだと、考えさせられる。

 マナーとしつけを一つに考えると、子供のしつけを、みんながちゃんとやればもっといい事がある。

 それは自然の中で、昔はみんな遊んでいたはず。僕の住んでいるLier市だけを例にとっても、分かるが、いつもこのブログに書いているように、市を取り囲むように、緑に包まれた遊歩道が整備されていていて、運河もあり、池もある。しかしどこにも安全柵のような囲いがないから、より広々と生き生きと自然を楽しめる。

 万が一の事故があれば自己責任でしょうね。酒も煙草も16歳から解禁となるそうだが、これも自己責任だね。ただし18歳まで義務教育で学校に縛られる。
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 外国語ブログへ

28.1.09

二転三転、講座の契約問題

 昨日は、先生の言うように潔く、この講座を今回はあきらめると結論を出したので、今朝、Katrienに学校の事務所へ電話してもらい、6月の同講座に変更してもらうよう伝えてたら、「OK!それでは来週の火曜日に、契約の変更に来てください」と言う事で、一見落着した。

 しかし、午後になって学校から電話があり、「契約の問題上、半年後の講座への変更は出来ないから、当初の予定通り、今回の講座を受けてほしい」との事だった。

 僕は、そのつもりで予定を立てていたからいいのだが、昨日の晩、学校へ行かない場合のスケジュールを作成していたので、それだけが無駄になった。

 ま、いいか、また世界の仲間と学べる(遊べる?)意思の疎通が難しいが、ベルギーから見て同じ外国人の仲間だ。分り合えるところがある。
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 外国語ブログへ

27.1.09

散々な一日

 今朝は夜中に-4℃になったとかで、霜が降りて、芝生や屋根や車のウインドウが白くなっていた。
 最高でも2℃くらいと言うので、防寒着をつけて学校へ出かけた。

 家を出るのが遅かったので、早足で駅まで急ぎ、時間ギリギリに駅について、電車の時刻表の電光掲示板を見ると1分前だった。さらに良く見ると発車時刻の横に赤い文字でOH-31追記されていて、「31分遅れています」とのことだった。あらら・・と拍子抜けして寒いホームで待つ事に・・・・、同じ学校のレカルさん(フィリピン人女性)と会ったので、一緒に学校まで行った。

 学校のあるMechelen駅に着くと、授業開始4分前だった。学校まで歩いて10分なので、また早足で学校まで歩いたが、当然遅刻だった。

 授業は昨日と同じく、訳の分からないまま3時間が過ぎ、授業が終わってから、見かねた先生が、僕とベトナム人女性(ベルギー在2カ月)を呼んで、「あなた達は、もう少しオランダ語に慣れてから来た方がいいんじゃないか?」と、おっしゃった。「先生が心配するほど、僕は問題にしていませんよ」と、言ったがうまく伝わったかどうか、とりあえず「家に帰って、妻と相談してから連絡します」と、その場は帰った。

 先生と相談をしている間に時間は過ぎ、またまた電車の時間にギリギリになったので、またも早足で駅に向かう事に・・・。駅に着いて時計を見たら、3分前だったのでちょっと足をゆるめて、長い8番ホームの階段を上がって行ったら、ちょうど電車が動き出したところだった「おっと、1分前じゃないか?」動き出した電車が止まるわけはない。逃がしてしまった。

 運転士の時計か頭か、駅の時計が狂っていたはずだ。

 次の直行便は1時間後。仕方がないので、アントワープ経由で帰る事にして、アントワープの一つ手前の駅まで行って、乗り換える。

 Katrienによるとルーヴエン行きに乗ればリールを通ると言う事だったので、それに乗ったら、次に止まった駅がMechelenだったので元に戻った事になる。

 駅名の看板が「Mechelen」だったので「あれっ?」と思い、訳の分らないまま、急いで降りて、次に来る「確かにリールを通る急行電車」(LIERと電光掲示板に評されていた)に乗って、やっと地元Lier駅に帰ってきた。

 ちょっと、世界の車窓から・・・・を気取っていたのが、外の風景は真っ暗(夜)だった。

 せめてもの救いは、電車のチケットが昨日買った1カ月定期券だった事だ。(3回検札があった) ベルギーはどこの駅にも改札がないので、自由に出入りして電車に乗る事が出来るが、必ず乗務員が回って来て検札をする。チケットを持ってなければその場で買う事に・・・。

 帰ってKatrienに今日一日の顛末を話すと「ま、電車と言うのはこういう事があるからねえ・・・、仕方ない。でも乗る時は、どの駅で止まるか時刻表で確認しないとだめよ!」。ん、確かにそうだ。

 「オリエンテーシー講座(今の学校)は、先生の言うように、もう少しオランダ語を鍛えてから行った方が良さそうなので、そうするか」と言う事になった。

 僕は、自宅でオランダ語学習。買ってしまったMechelenへの定期は無駄には出来ないので、週に3回程度電車でMechelen市まで行って勉強してくる(社会見学)と言う事で話はまとまった。

 この定期で「乗り継ぎ」と言う事でAntwerpen(アントワープ市)まで乗れるので、大都会Antwerpenまで足を延ばせる。ついでにAntwerpen見物も出来るので、なんだか希望がわいてきた。

慌ただしく、散々な一日だった。
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 外国語ブログへ

26.1.09

Mechelenで新しい講座

 僕の住むLier市から、ブリュッセル行、特急電車で16分のところにあるMechelen(メッヘレン)市で、外国人に対する、ベルギーで順調に社会生活を営むことを目的とした、講座(オリエンテーション)が始まった。

 今日から僕も初めて参加するので、行きはKatrienに案内してもらって電車で行き、帰りはひとりで電車で帰ってきた。なんと、ベルギーで、電車に一人で乗るのは初めての経験だった。特にトラブルもなかった。ま、乗ってしまえば16分だから居眠りも出来ないしね。(沖縄に電車がないので、元々、乗りなれていないから余計にね)

 さて、講座がどうだったか?

 悲惨だった。先生の言っている事が半分も分からない。隣同士での共同作業も、意思の疎通が出来ない。隣にはアフガニスタン人の若い男がいて、いいヤツだった。彼は5年ベルギーに居るのでオランダ語は上手で、僕にいろいろ教えようとするが、なかなか通じなかった。

 今回も、彼をはじめ、アルメニア、スリナム、アルバニア、ジャマイカ、ベトナムなど、バラエティーに富んでいる。

 今日は初めての講座だったので、まだすべては分からないが、ワークショップ(共同作業)形式で、自己紹介も、まず隣の人と互いの自己紹介をして、後でみんなに「彼はこういう人です」と隣の人に紹介させるのだった。そのあとも4人ずつのチームで、コミュニケーションを取りながら授業に取り組んでいった。

 んー、困ったもんだ。一番苦手なコミュニケーションが、ここの最重要教育方針だったとは・・・・(多分)。
 ま、確かに異国へ来て、何が大事かと言うとコミュニケーションだ。あちゃー、またオランダ語の猛特訓しないと付いていないぞー。
 
 今回は徒歩12分→電車16分→徒歩10分→ 授業

 この往復だから、歩くし電車に乗るし、前の学校より、外出すると言う感じがある。

 Mechelenの中心からちょっと外れたところに、旧城壁跡の一部として「ブリュッセルの門」と言うのが記念に残されているが、でかい!地元の人は昔からあるから気にもしないだろうが、初めて見ると山のようにでかい(広角のはずのケータイのカメラに収まらなかった)。パリの凱旋門のように、この門の周りもロータリー式の道路となっている。
 今回の学校の建物から道路に出ると、目の前にこのでかい門が構えているので、圧巻である。

 余裕が出来たら、また街の中心まで行って、古い街並みの写真を撮ってこようと思う。今日初めて駅にも行ったが、Mechelenは都会だなあと思った。中心は静かなんだけど、中心から外れた外周を回る幹線道路のあたりは、車も人も多くて活気があり。駅にも学生たちが溢れていた。
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 外国語ブログへ

25.1.09

日曜日のパン2

 日曜日のパンツーなんて・・・・・

 今日は日曜日、金曜日の長ーい1日の疲れから、昨日は早目に寝て8時間睡眠を取って、体力回復した

 katrienは開口一番「今日は日曜日だよね、パンを買ってくるね」と、さっさと着替えてパン屋へ出かけた。日曜日はお楽しみのパンの日だ。

 お楽しみと言うのは、平日は何の変哲もない、スライスされた茶色っぽい食パンを食べているが、日曜日だけは朝にパン屋で買ったバラエティーのあるパンを食べられる。本来日曜日のパンは写真の手前にある丸いパン、その名も「ピストレ」(ピストルの意味)というのだが、どう見てもピストルには見えない。

 17世紀の頃、このパンに不当に税金を掛けられ、ピストル1丁と同じ値段になった時があったんだと言う。キリスト教徒の安息日のパンなので、結構みんなパン屋で並んで買うんだね。僕は、おいしいから楽しみにしているんだけど・・・。

 このピストレは皮は硬いが、中はとても柔らかく、表面には植物の種子(ゴマなど)が付けられている。四角いパンはクロワッサン生地にチョコレートが塗られ、中身はたっぷりのカスタード、左側は普通のロールパン、右側はクロワッサンのロールで中にカスタードが入っている。

 それにミルクと、コーヒーをつけて、日曜日の朝食とする我が家。


 今日は天気がいいようだ。
 外は冬枯れの木肌に陽が差して、多少は暖かそうだ。僕はこのブログを書きながら、アイスコーヒーを飲む。

 「ベルギーでアイスコーヒー?」「寒いと言うのにアイスコーヒー?」と、思うかもしれないが、僕は沖縄に居た時からアイスコーヒーが大好きで冬でも飲んでいた。

 わざわざ作るんじゃなくて、朝のホットコーヒーは、深入りの粉を使うので、残った分を冷ましてから、冷蔵庫に保存するのである。深入りのコーヒーにはタンニンが少ないので、アイスにしても渋みがなく、おいしく飲める。ベルギーの水もおいしいので、コーヒーもおいしい(ついでにビールもおいしい!)

 水のおいしいところには、酒やビールや植物もおいしいのが出来て、料理もおいしい。これは確かだと思う。

 沖縄からベルギーに来て、確かに水が違うと感じたのは、たとえは変かも知れないが、歯磨きするとき、あの「オエェー・・・」とするような事が全くなくなった。歯ぐきの出血もなくなった(これは水と関係あるかどうか分からないが)。もちろんカルキ臭もない。

 6年前、ベルギーから沖縄に来たKatrienの兄弟が、アパートでシャワーを浴びたら、肌がかぶれたという事があった。それくらい水が違うんだなあーと思う。

にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 外国語ブログへ

ベルギーの悲しいニュース

 いつも楽しい事を書いてきたこのブログで、悲しい事を書くのは辛い。

 先週の金曜日、僕らがオランダ語教室の卒業レセプションをしている時と同時刻、ベルギーの別の街で、悲惨な事件が起きていいた。

 僕の住むLier市から遠く離れた街で、保育園に若い男が侵入し、乳幼児2人と保育士の女性1人をナイフで刺して殺害、10人以上にも負傷を負わせ、逃走したが逮捕された。

 日本でもニュースになったかもしれないが、ベルギーではTVのニュースを見るたびに、沈痛な表情のベルギー国民が映り、誰もが「平和で安全な国ベルギー」と自負していたのに、一人の男によって裏切られた事と、死亡、負傷した子供たちへの悲しみで、深く沈んでいる。

 犯人は20歳の若い男で、社交性がなく、精神に異常をきたしているらしい。逮捕された後は、まだひと言もしゃべらないとの記事が今日の新聞に載っていた。

にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 外国語ブログへ

24.1.09

長ーーい1日だった金曜日

 昨日の卒業レセプションで、ワインを飲み過ぎて、家に帰って1時間くらいしてから、すごい睡魔に襲われて2時間くらいソファで寝ていた。

 写真の男性はトルコ人のオズガルド君、あと、中国人のタフェ、タイ人のラムトン、ロシア人のアリナ、マリアンナ(母娘)、チェチェン人のファリザ(帽子の子)、みんな楽しい仲間だった。先生以外にはオズガルド君と僕が男で、後は女性ばかりだった。

 オズガルド君が早めに帰ったので、ワインを飲む人がいなくなり、目の前のワインを一人で空けてしまったような・・・・・、そしてシャンパーニェを注いで回る女性もいたので、それも・・・・。でも、最後の片付けまで残り、自分の荷物もちゃんと持ち帰ってきたから、そんなに酔っているとは思っていなかったんだが。このところの早朝特訓の影響があったのか?

 で、夕方Katrienが仕事から帰って来て、20時からは、いつも通っているテニスクラブの「テニスの夕べ」と言うイベントに参加。18ユーロで「美味しいビュッフェ・スタイルの食事会」だった。それに加えて、決められた時間に自分の番が来たらコートへ出て行って、試合をする。

 僕はKatrienとのペアで、なんと第1コートで、第1試合という華のオープニングゲームに登場したのである。相手は前年度コンソレーションの優勝者と言う強豪だ(最初は知らなかったが…)。

 30分の時間制限があるルールで、0-3とゲーム差をつけられた後、3-4まで接戦に持ち込んだ所で時間切れで負けてしまった。

 コンソレーションに回り、1・2回戦を楽勝して、3回戦で高校生の男子ペアに3-4で惜敗して終了、なんと、終了時間が午前1:15だった。と言う事は、決勝戦まであと2試合くらいあったから、優勝者が決まるのは午前3時頃と言う事だね。

 これはちょっと羽目を外さないと出来ない事だ。ま、みんな休憩時間にはカフェに戻り、ビールやワインを飲みながらやっているし、2時ごろからはダンスタイムになって、音楽も大音響になっていたから、羽目を外せるようになっているのだが。

 例年、朝までやっているんだってサ。

 僕らはKatrienが土曜日仕事なので、試合終了後、1回戦の相手と、少しおしゃべりしてから帰った。
 
 朝6時に起きて、2時間昼寝したとはいえ、家に帰って寝る時には午前4時前になっていた。

にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 外国語ブログへ

23.1.09

卒業式 オランダ語学校

Dankzij jullie waren de eerste vier maanden van mijn verblijf in België heel aangenaam.
Jurgen is een fantastische leraar en jullie zijn mijn eerste vrienden in België.
Mijn Nederlands is nog niet goed, maar ik doe mijn best om in de nabije toekomst toch wat te kunnen spreken.
Mijn adres staat op mijn naamkaartje. Contacteer mij alstublieft
wanneer je zin hebt.
Momenteel schrijf ik op het internet een blog in het Japans, maar vanaf nu ga ik nu en dan iets in het Nederlands toevoegen.
Ik hoop jullie opnieuw te kunnen ontmoeten!

MASAYUKI 23 januari 2009

 私はベルギーに来た最初の4ヶ月間を、このオランダ語教室で、とても楽しく過ごす事が出来ました。

 素晴らしい先生と出会い、そして皆さんは私にとって、ベルギーで最初の友人です。

 今はまだ自由に話す事が出来ませんが、近い将来にはオランダ語で会話をすることもできると思います。

 ここに私の連絡先が書いてありますので、気が向いたら、連絡をください。

 インターネットのブログで、日本語のブログを書いていますが、少しづつオランダ語も加えていこうかと考えています。

 今後ともよろしく!


 上記の挨拶を、卒業レセプションでスピーチした(もちろんオランダ語で)
 
 ホントに良い仲間だった。

 SUSHIも好評で、みんな喜んでくれた。

 シャンパーニェとワィン(水とコーラ、ジュース)で乾杯して、中国人のチョイさんがほとんどの食事を手配してくれて、結構豪華になった。

 ヨルヘン先生が仕事上の手続きを終わった後、すぐに宴会。

 朝10時ごろから始まって12時まで・・・・、別にアルコールを飲まなければ、どうという事もないが、何名かは顔を赤らめていた(もち、僕も)。

 約、半分くらいの生徒は順調に、次のステップへ進学すると言う事だった。僕は、オランダ語は家庭学習して、別のコースへ進むと言う事で、みんなには理解してもらった。

 ロシア人母娘と会話をして、娘は日本に行った事があると言う事で、日本語の勉強もしたいと言っていたので、英語、オランダ語を交えながら日本語の説明をした。

 今日はちょっと、酔って帰ってきたので、長文はやめよう。
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 外国語ブログへ

22.1.09

明日のSUSHIの準備!

 明日のオランダ語学校の卒業レセプション用の「SUSHI」の準備で、今日の夕方から忙しかった。

 食材の買い出しに行って、イクラ、小イワシのうす塩漬け、スモークサーモン、ボイルエビ、きゅうりなどを買った。以前からあった物はすし酢、焼き海苔、醤油、わさび、大阪から送ってもらったお米。それらを使って仕込み。

 まずはお米を炊いたが、僕は無洗米を炊くのは初めてだった。しかも炊飯器なしで電磁調理器で直炊き。結果的に直炊きが功を奏したか、バッチリ炊けた。久しぶりの日本のお米はやっぱり、おいしいわい!

 ベルギーの水もおいしいからね(有名なSPAはベルギーの水である)なかなか相性もいいみたいだ。

 それから「すし酢」でにぎり用のシャリを作り。巻き寿司用には、これも大阪から送ってもらった「すし太郎」でチラシ寿司用の寿司ご飯を作った。あとはネタを適当サイズに切って、タッパーに保管。

で、一応、ボイルエビ、イワシのうす塩漬け、スモークサーモンのにぎりと、チラシのゴマ包みを試作してKatrienに食べてもらったら、「バッチリ、最高です!」との合格評価。

今日2回目の合格通知だ。顔写真も大きく出してしまったが、良しとするか。

にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 外国語ブログへ