31.1.17

日曜日の日光浴散歩~!

晴天日曜日!

時間により ・・・ だけどね(笑)

さ、行くぞ~~!! 日光浴散歩だ~!

確か、先週の日曜日もこんな記事を書いたっけ?
(写真は自転車道の標識)

先週は氷点下、今回は6度前後の温暖?な気温だ。

Momoちゃん、さっそく用足し!

 対岸では若い女の子たちがサイクリングをしている ・・・ 他にも散歩の人多し! みんな、家に籠らず、日光を欲しているのだ ・・・ そう、冬季うつ病防止に(笑)


 僕らは先週とはちょっと違うルートで、隣町の運河の船溜まりまで来た。

 係留されている船はすべてレジャーボート!
気温が上昇したとはいえ、水面にはまだ薄っすらと氷が残っている。


日光浴散歩をする人々 ・・・ 犬連れも多い。

Momoちゃん ・・・

得意の両足上げおしっこスタイル! 


低い位置からの太陽光に、葦の穂が輝いていた ・・・ 遠くに見える教会の塔、その後方には(おらが町のサッカーチーム)リールセ(Lierse)のスタジアムがある。

知る人ぞ知る、2010年から2年間、日本代表GK、川島永嗣選手が所属したチームである ・・・ いやぁ~、あの頃は(リール在住日本人としては)熱かった(笑)

そして今、何やらベルギー・サッカー界で話題になっているのが、このニュース(1月27日付新聞)


ベルギーの強豪チーム「AA Gent」が日本のFW久保を獲得したという ・・・ しかも、チーム史上最高額での獲得ではないかとの事!

2年前に国内リーグ優勝したAA Gentだが、今年はギリギリ、今シーズンは優勝を狙える6位圏内の6位に低迷していて、起死回生を狙って大いに期待されて、入団会見の2日後だったか、すぐに先発出場 ・・・ しかも、相手は現在首位を行く、クラブ・ブルージュ!

高額選手がブーイングを浴びるか、喝さいを浴びるか、気になる所だったが ・・・ なんと、ペナルティーエリア外からのフリーキックを一発で決めて先制点をもたらし、喝さいを浴びた。

2-0 の勝利に貢献し、チームを6位圏内に留まらせた。
(ベルギーリーグでは上位6チームでプレーオフを行い最終順位を決める)

ベルギーサッカーリーグにも楽しみが出来て嬉しい!


我々の散歩も、約1時間で終わりに近づいた。

釣り堀の池、川の土手、青い空、白い雲 ・・・

いいねぇ~

 家に帰ってからの晩ご飯は ・・・

サツマイモを、濡れキッチンタオルで包んで、ラップで巻いてからレンジでチン!

レンジの後は、オーブンで数分焼き、表皮を乾燥させる。


 はい、焼き芋の出来上がり~!



金時芋だ~!

アンチョビの塩漬けと、アンチョビのオイル漬けをお供にして ・・・ 滅茶ウマ!



おもしろかったら ・・・ こちら→にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ

役立つヨーロッパブログ → 人気ブログランキングへ

29.1.17

アントワープのアラブ街を行く

メッヘレン(Mechelen)へ行ったその足で、家には帰らず、電車乗り継ぎのために下車するアントワープで町へ出た。(改札がないから、チケット持ったまま簡単に外へ出られちゃうんだよね~)

ホントは駄目です ・・・ 乗り継ぎ駅で外へ出て、数時間後に次の電車に乗るなんて「途中下車前途無効」が適用され、バレたら罰金刑です(笑)

ただ、最初に乗った電車でチケットの検札が来なくて、パチンとスタンプを押されなければ時間の経過が判らないので証拠がないって事に ・・・ (真似はしないでください)

いつ見ても立派な中央駅。




 目的のアラブ街へ行くために中華街の門を通り抜けて行く。
別のルートもあるけど、中華の店で醤油なども調達しておきたかったから ・・・ そう言えば、この日は中国の大晦日の日だった ・・・ が、特段変わった様子はなかったねぇ。


アラブ街に差し掛かると、通りに並ぶ店は軒下に商品を並べて販売している ・・・ 色鮮やかな南国のフルーツや野菜たち。

(このマンゴー、1箱9個で2.99EURだって(370円) 安!)

店内には中東やアフリカ系の食料品が揃っている。

なぜ写真がないかというと、中東系の人に睨まれると怖いからである(笑)マジ!

観光地ではないので、やたらカメラを取り出して通りを歩く人に向けるのは、気が引ける。

イスラム系の女性は、例のヒジャブやスカーフで頭部や顔の半分隠しているのだから、写真を撮られるのは嫌でしょう。


目的の「鮮魚を買う」前に、ぶらっと歩いていたら、以前から見たかったけど、なかなか探せなかった場所に遭遇した!

壁・天井が漫画で囲まれた洞窟。

いやね、以前から時々、この界隈にある写真として目にしていたのに、なかなかお目にかかれなかった現場、適当にジグザグに歩いていたら見つけたので、ウレシイ!


ススケとウィスケだ!
確か日本では「ススカとウィスカ」(原題はSuske en Wiske)


ベルギー漫画の草分け的存在の作者、ウィリー・ファンデルステーン(Willy Vandersteen) は、この界隈で生まれ育った地元の人だったようだ。


洞窟のような門を潜り抜けると、作者の自画像がある(笑)
「よう来たのぅ、 われ、まぁ ゆっくり見てってや」
と言われているような ・・・


そして、そこは小さな広場になっていて、壁には多数の漫画が掛けられ、小さな子供たちの遊び場となっている。

この広場の名は ウィリー・ファンデルステーン広場(Willy Vandersteenplein)。


洞窟のような門の天井にも漫画が ・・・
この門には扉が付いていて、安全と保全のため、夜間は閉められるようだ。

おもしろいねぇ ・・・ この近くには、ゴッホも住んでいたという、Vincent Van Goghplein(ゴッホ広場)というのもあるから、そういうものを探して散策するのも楽しいかも知れない。

ただ、先ほども書いたように「まるで外国」だから、気を引き締めて歩かなければならない ・・・ 僕は慣れたけど。

てか、ひげ面で色黒アジア人のおっさんが歩いても違和感がないだろ?


 目的の魚を仕入れてから、アラブ街を脱出して、中華街のある広場に来た。


中華街の裏側の門。

ある店の、軒に出してある野菜の中にゴーヤー発見!

美味しそうなので買う事にした ・・・ 中国人のおばさんがレジにいたので、「この野菜は何というのですか?」 とオランダ語で聞くと「ビターメロンだよ、オランダ語では」 と答えたので、「中国語ではなんていうの?」 と聞き直したら「クークアー(Kǔguā)」らしい。

沖縄の「ゴーヤー」に似ていなくもないか ・・・ なんて、帰宅してから調べたら中国語の漢字では「苦瓜」と書いて「クークアー」と、発音するんだねぇ。

中国人のおばさんから豆知識をいただいた(笑)


中華街の表の門(中央駅側)


はぁ~、やっとベルギーに戻ってきたぁ!(笑)

なかなか楽しい、中華、アラブの旅であった。


家に帰ったら、中華で買ったサツマイモを蒸かして食べる。


作り置きしてあった沖縄風三枚肉煮付け!


それに、アラブで仕入れた鮮魚を捌いて刺身に!

アジは刺身、サバは後日、蒲焼に。

かなり楽しい食卓である(笑)

この記事がおもしろかったら、こちら→にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ

役立つヨーロッパブログ → 人気ブログランキングへ

28.1.17

Mechelen で~ぶらり

まずはMomoちゃんのベストショットから!(笑)

昨日(26日)天気が良かったので、夕陽が見たくて、車で10分くらいの広々した所(運河と川のある場所)まで行ったのだ ・・・ 夕陽を浴びたMomoちゃん。


では、タイトル通りに「メッヘレン(Mechelen)で街歩き~ぶらり」 ・・・ メッヘレン駅から始まる。

メッヘレン駅の写真をGoogle Map に、昨年8月31日に投稿したら、先日 「あなたの投稿した写真が10万回表示されました」 と、Google からお知らせが届いた!

すごいねぇ~、と、自分で感心する。

メッヘレン駅は、ベルギーの鉄道の歴史の中で重要な役割を果たしてきた。
ベルギー独立から5年後の1835年、欧州初の営業鉄道として、首都ブリュッセルからメッヘレンまでの鉄道が開通したのだ ・・・ もちろん蒸気機関車ね。

その記念のレリーフが駅舎の壁に取り付けられているが、誰も注目しない(笑) しかし、現在、この駅舎の後方に、新駅を建設中なので、外部からは何かと注目されているのかも知れないね。

水門小屋(Spuihuis)
メッヘレンの町の外周(リング)を歩いていると、面白い歴史遺跡が残されているのが見える。
町の近くを流れているダイル川から水を引いて、運河で町の中を船で通れるようになっているが、その入り口にあるのが水門小屋 ・・・ 通過する船の検問所のようなもの。

汽車も車もない時代は、船の交通が重要だったようで。


あ、僕はメッヘレンの裁判所(旧マルガレータの宮殿)に用事があって、歩いているのだった。


通りに面している、この立派な門の緑色の扉を開ければ、中庭があり、2年前までは観光客にも開放されていたが、今は閉め切りになっていて、用事のある人も入れなくなってしまった。


なので、裏側に回って、いかにも事務的な建物の「裁判所」というにふさわしい入り口から入って行く(笑)


すると、以前は観光客にも開放されていた中庭を見る事が出来る。


その庭を横切って、緑色のドアがマルガレータの宮殿(現裁判所)の入り口なのである ・・・ そこへ入って「法務局」みたいな部署の受付へ行って 「Katrienの翻訳を取りに来ました」と告げて、法定翻訳の認定スタンプを押された翻訳書類を受け取って、次の新しい翻訳書類を預けるのが僕の任務なのだ。


宮殿内部 ・・・ きわめてシンプルです。

わずか3分ほどで用事を済ませ、宮殿から出てくる(笑)

ガラス張りの家は「メッヘレン住民の家」と書いてあるが、要は市役所の住民課みたいなもので、内部が丸見えである ・・・ かといって、立ち止まってマジマジと見る人もいないが ・・・


 広場(Grote Markt)にやってきました。
聖ロンバウツ大聖堂の鐘楼が見える。


聖ロンバウツ大聖堂の後部の外側 ・・・ 最近修復工事が終わったばかりで、お化粧したみたいになっている。


大聖堂内部に入って、しばし見学。

もう何度も入っているが、飽きる事もなく、その都度新しい発見があったりする。
内部を見たい方は下↓クリックしてね。
Sint-Romboutskathedraal, 27 Jan 2017


広場に面するメッヘレン市庁舎。


立派な建物が並ぶ IJzerenleen。


その広場に面して建っているのが13世紀の市庁舎。


やっぱりこの人に会いに行かなければ ・・・ って、ベートーベン少年!


メッヘレン出身の祖父と対峙して、後ろ手にはバラの花一輪を持っている ・・・ 祖父は楽譜らしきものを孫のベートーベンに渡そうとしている。

詳しい事はわからないが、僕が想像するに 「偉大な作曲家ベートーベンは、メッヘレン出身の祖父から才能を受け継いだんだよ、そしてベートーベンは祖父を尊敬していたんだ」 と、言いたいのではないだろうか? 


ベートーベンの像がある場所はHaverwerf(埠頭)であるが、少し先に行った所に、3軒の古い家が見られる。それぞれ16世紀から17世紀に建てられたという。


右側の家は「楽園の家」といわれ、ファサードに知恵の木とアダムとイブ、そして、知恵の実(リンゴ)を食べたアダムとイブが楽園から追い出されるという、わかりやすいレリーフが飾られている。
真ん中の黒っぽい家は、木造ファサードとしてはベルギーで最も美しいもののひとつに数えられるという、その飾りに悪魔が多数使われているので、「悪魔の家」と呼ばれているが、直接の関係はないらしい。
左の家は聖ヨゼフとイエスが描かれていて「聖ヨゼフの家」と呼ばれている。
この辺りは中世には穀物埠頭だったらしい。
その3軒の家の前には、水平スライド式の開閉橋がある。



市内に係留されているボート。


市内の運河跡は埋められもせずに残されているが ・・・
これは日本なら、「危険だから埋め立てて、花壇を作った方がいい」という発想になるのが普通だと思うのだけど ・・・


敢えて、こんなものまで作ったりするのがベルギー流なのか?
「遊んで、落ちても知らねーぞ」 ていう教育か?


緑の水と言われる池(運河跡)


歩き歩いて、流れ着いたのは、聖ヤン教会(Sint-Janskerk)
この教会には、あのルーベンスの絵も収蔵されているのだよ。


路駐の車で、直線的デザインの鮮やかな赤い車が目についた ・・・ エンブレムをよく見てみると 「NISSAN SUNNY 1.6 SLX」 だった!
1986年あたりの車か?

近くには、旧王立カリヨン学校の赤い三角屋根と、後方に市立博物館の塔が見える。


ポセイドン像のある広場(Veemarkt)へ来た。

面白いのは、ポセイドンは勇壮なイメージがあるのだけど、このポセイドン像は暇そうに座り込んで、考え事をしているようなのだ(笑)


聖ピーターとポール教会(Sint-Pieters-en-Pauluskerk

それとなく帰りの駅へ近づいて行っている(笑)


帰りの駅は、目の前におもちゃ博物館の壁が見える、ネッケルスプール(Mechelen-Nekkerspoel)駅。

「家に帰ろうか ・・・ いやいや、せっかくだからアントワープまで行って、買い物をして来よう!」
と、一人で相談して、アントワープへ行く事にした(笑)


おもしろいベルギーブログはこちら→にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
役立つヨーロッパブログ → 人気ブログランキングへ

アントワープ ホテル宿泊