17.1.17

野外美術館へ行ってみた

天気が良かったわけでもない日曜日(15日)

Katrienと、二人とも特に用事のない日だったので 「みんなでどこかへ出かけようか?」 という事で、急遽出かけたのが、割と近場で、まだ行った事のなかった、アントワープ郊外にあるミデルヘイム・ミュージアム(Middelheimmuseum)野外美術館である。

もちろん、Momoちゃんも一緒。

アントワープの郊外、リール寄りにあるので、わが家から車で20分程度のドライブだった。

野外美術館 ・・・ 建物の中を通らずに、開かれた門を通って、公園の中に入ったらそこが美術館である ・・・ 「館」と言うのも変だけど(笑)

入場は無料なので、チケットを買う必要もないから、妙な気分である。


そして、最初に出会う美術作品はこれ、この像のモデルは、この美術館の創設者であり、当時のアントワープ市長だった Lode Craeybeckx 氏。

1950年、元々公園だったこの場所で「国際彫刻展」が開催され、「この公園を恒久的に彫刻の公園にしよう」 との Craeybeckx 市長の提案により、現在の形になったそうなのであります。

立派な方ですねぇ。


「やっほ~!」
と、喜んじゃいます。


公園に入って右側に、昔風の建物があり、そこが案内所のようです。

それでは、道順など気にもせず、~ぶらりと参りましょう。
まずはMomoちゃんが好きそうな白クマさんから ・・・ 各彫刻作品には近づいて、触る事もできる。

作品名と作者、制作年が書き記されたプレートが掲げられている。


奇抜な彫刻


作品名「2人の妊婦」


植物名「蛇の木 or サルの尻尾」 と、記されていた(笑)
あ、これは生の植物ね!


Momoちゃんは、作品より、その土台に沁みついた匂い識別に忙しそうだった(笑)。

テニスの壁打ち ・・・ これもアート作品であるが、ここで実際にテニス遊びをしてもかまわない様です。

ホント、心もオープンになるよねぇ~ 「オープン・エア・ミュージアム」


作品名 「この男は ・・・ 

カマキリ男でしょ!

20ヘクタールの公園敷地に400作品が展示されているらしい ・・・ コンテナBOXが積み上げられていたので、工事小屋かと思ったら、それも作品だったりで、驚かされます(笑)

しかし、著名な彫刻家の作品も多数あるようで、フランスのロダンの彫刻もあるのだった。

この日は天気がぐずついて、今にも降り出しそうな中を歩き、寒かった ・・・ カメラのバッテリーも残り少なくなったので 「次回、天気のいい日に来る事にして、今日は引き揚げようか」 って事に。


「その前に、ちょっと体を温めてから」
と、公園内にあるお城(レストラン)へ向かう ・・・

堀に囲まれたお城の橋を渡る時も作品を見る事が出来る。

お城は敷居が高いので、その隣にある、あばら家のカフェに向きを変えた(笑)


すると、さっき公園内でもすれ違った、柴犬2頭も先に暖をとっているところだった。
白いMiko(♀)と赤柴のGinko(♂)

Ginko は9歳だというので、この飼い主のベルギー人カップルは柴犬歴が長いねぇ ・・・ 9年前と言うと、ベルギーに柴犬はほとんどいなかった時代じゃないだろうか?

リール市で12歳という柴犬に出会った事があるけど。


アントワープのビールをいただく!


あばら家カフェの前には広いテラスがある ・・・ 春夏秋の天気のいい日には最高だろうねぇ。
冬には喫煙者しか行かないだろう ・・・ その喫煙者のために、薪を炊いて暖をとれるようにしている(人が座っているところ)


さ、家に帰ってご飯食べよう!
FB写真アルバム「Middelheimmuseum, 15 Jan 2017

昼と夜の中間になったご飯は「鶏もも肉のバター焼き~エストラゴン風味」

もも肉、あえて骨付きを使い、骨はMomoちゃんのご馳走になる。
よく、「犬に鶏の骨をあげると、骨が内蔵で刺さる事があるから危ない」 と聞くが、そんな事はないと反論する人もいて、しばらくはあげなかったのだけど、Momoは道を歩きながら、落ちている骨を素早く拾って、バリバリ食べて、取り出そうとすると唸って怒るので、そのまま食べさせていたが、何度やってもなんともないので、安心している。

という、日曜日の我が家でした。

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アントワープ ホテル宿泊

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