30.7.18

Antwerpen お楽しみ 

Antwerpen へ行くときは土曜日の確率が高くなった今日この頃。
その訳は・・・土曜市場でのアボカド・ハンティングだ!

いつものように
ルーベンスさん家の前を通り、市場へ向かう。

市場では、ひと通り果物屋を回り、見た目と値段をチェックした後、今回はこちらに決めた!
ピンカートン種(又はフエルテ種か)ハス種、混ぜていいので5個で3€・・・まぁまぁだね。

2週間前にはピンカートン種4個で1€という破格な店があったけど、今回はなかった。

その他には、ルーティンとしてモロッコ系のオリーブ漬物屋でつまみ食い(試食品)をして、胃の調子を整えてから次の場所へ~!

ひとり収穫祭!

ルーベンスが眠っている聖ヤコブ教会横を通り

ルーベンスが設計したファサードを持つ聖カロルス・ボロメウス教会の広場を通り抜け・・・

秘密の会合へ出席する。

とあるカフェの上階にあるVIPルーム。
ここで月に一度の会合があり、それもアントワープのお楽しみのひとつである。

ビールを飲みながらの「日本語を話そう会」
公式な会合ではなく、日本語を学ぶ外国人と在住日本人が集い、日本語を通して親睦する・・・と、言っていいのか、本来は日本語学習の場だったが、主宰する先生が帰国してしまったので、残された者たちで日本語を使ってゲームをしたりクイズをしたりの交流の場となっている。

今回初めて参加したベルギー人の女性は「Youtube などを使って独学で日本語を学んだ」と言うが、普通に話せるレベルまでになっていた・・・驚き!

9月から学校で日本語を学ぶんだって・・・スゴイネ。

2時間、VIPルームで日本語交流をした後は・・・

階下のカフェ「Quinten Matsijs」で本格的に飲みながらの2次会・・・ビールが本格的に旨いカフェなので、いろいろ試してみます。

「来週の日曜日は Tongeren でビール祭りがあるので、参加できる方は是非一緒に行きましょう!」という事で、数名が参加決定していた・・・僕ももちろん行く事になるだろう(笑)

宴もたけなわのところ、僕にはもうひとつのお楽しみミッションがあったので退席する。

18時までにアラブ街で買い物を済まさなければ!

アラブ街では、あまりカメラを出して撮影などしないので写真はない・・・怖いから・・・面倒は起こしたくない。
普通に歩いていて恐怖感はないが、カメラを向けると別だろう・・・そこにいる人たちは観光客ではないのだから。

無事に食材調達して帰宅の途に・・・明るいうちにね。

アボカド5個+3個=4.5€

アラブ街で仕入れた生鯵をさばいて、早速のたたき!
生姜(チューブ入り)を混ぜ込んで、シソの葉(テラス栽培)を散らす。

イワシの甘辛煮・・・これもビールの肴に最高です!

この日に仕込んでおいて、翌日に食べたのは〆鯖だ。

そして、細長いアボカド・・・やはりフエルテ種かな?

ふたりで、これだけで晩御飯でした~(笑)

アントワープへ土曜日に出かけると、しばらくはお楽しみが続くことになる。

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27.7.18

Brussel 行ったけど

7月23日(月)嫁と一緒に電車でブリュッセル旅行・・・
いや、官公庁(外務省系)に用事があって出かけたのだけど・・・なんと!

開かずのドア・・・休みでした~
なんでだよ~・・・と、考えたら前の土曜日が「建国記念日」で祝日だったのでその代休か? という結論に。

しゃーない、どこかでひと息ついてから、次の行動をしよう。

僕が以前から入ってみたかった、ゴージャスな雰囲気のレストラン・カフェ「Le Cirio

 ゴージャスな雰囲気に僕は似合わないので、嫁と一緒の時がチャンスだと思ったのだった(笑)

1886年開業の老舗レストラン・・・当初はイタリア料理レストランだったらしい。
店内の調度品も素晴らしく、有名レストランとなり、数々の賞にも輝いている。

まぁ、まずは1杯! 樽生のLeffe Blond にしときます。
地元客らしき人々はフランス語を話します。
普段、オランダ語圏で暮らしている僕には、ベルギーにいながらにしてパリに来ているような錯覚に陥ってしまう(笑)たまにはいいね、そういう感覚。

ゴージャスな内装の中で、僕の目を引いたのはこのパネル・・・小便小僧のような子供が何をしているかと思いきや、「羽根の生えた天使にせかされて鍛冶屋してんじゃね~か」

僕は沖縄で鍛冶屋の息子なので、こういうものには目が留まるのです。
それにしても、鍛冶仕事するには幼なすぎるんじゃないかねぇ (笑)

しかも裸で・・・火花飛び散りまっせ!

 トイレの入り口もゴージャスです!

昔のレジ・・・チーン!

 相変わらず華やかなグランプラスにやってきました。


ブリュッセル市庁舎、これだけ地面の石畳が見えるという事は、普段より観光客が少ないという事だね。

 バカンスの中だるみ期間だからか?

芸術の丘からグランプラスにある市庁舎の塔を眺める。

 道路の先に Église Royale Sainte-Marie という教会が見えるが、教会好きの僕がまだ行った事のない教会。

ベルギーの王様がバカンスに出かけたので、「王宮は内部の一般公開が始まります」 って、TVのニュースで聞いたので来てみたら、建国記念日のテントの片づけをしていて、王宮には入れなかった(あとで月曜日は休館日だと知る)。

まま、気を取り直して、もう少し歩こうか!

王立美術館・・・入る予定なし。

プチサブロン広場から見る、デュ・サブロン教会は美しい!

あまり美しくないのが最高裁判所(笑)
19世紀最大の建築物と言われるが、その大きさゆえか何なのか、修復作業の足場パイプに囲まれた姿のままで数十年、パイプが錆びて危ないというニュースも聞いたことがある(笑)

これもベルギー

最高裁判所の高台からブリュッセル市街を望む。
近くには、ド・ラ・シャペル(教会)遠くにはアトミウム、市庁舎の尖塔も見える。

高台から下町のマロール地区へ行くには無料のエスカレーターがある。

エスカレータを降りて3分ほどで、16世紀の画家ピーテル・ブリューゲルの家を見る事が出来るが、内部見学は不可、外壁にパネルが貼られている。

ピーテル・ブリューゲル、この人です。
自分が埋葬されているノートルダム・ド・ラ・シャペル(教会)の広場で今も絵を描いています。

 教会内の彼の墓標・・・ここに眠る。


 ド・ラ・シャペル内部。

帰りの道順に従って、画家マグリットの通ったカフェ「Het Goudblommeke in Papier」に立ち寄ってみたが、ここもお休み!

やはり人気の「小便小僧」世界三大ガッカリ名所とは言わないで!

 この向かいにあるカフェ「Poechenellekelder」もお休み!

グランプラスの近くにある人形劇場のカフェ「Toone」もお休み!

だから、もう帰ろう!

(月曜日は休みの店が多いので気を付けましょう)

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24.7.18

探検! Antwerpen

先日、ブルージュでお世話になったAさんが、約束通りアントワープに来てくれて、カフェ巡りをすることになった。(日曜日)

ここでのガイドは僕に「おまかせ」のAさん。
「では、今日は観光客の立ち入らない区域を歩いてきましょう!」

 中央駅を出てすぐに中華街に入る。
もちろん、中華レストランや中華スーパー、中華商店、そして中国人が多く歩いている。
200m位の中華街(安市唐人街)を通り抜けるとコーニンク広場( De Coninckplein )があって、若者たちがバスケットボールなどをして遊んでいる。

その広場の奥の方を右に曲がって進むと、今度はアラブ街である。
その名も「ネズミ通り(Muizenstraat)」・・・ここから先は僕が「アラブ街」と呼んでいる(実在の名称ではない)街だ。

道行く人は中東系やアフリカ系、女性は少なく、男性が多く歩いている。

道路の両側に小規模な店舗が並び、ミニスーパー形式が多い・・・店から歩道にはみ出して安いフルーツや野菜を並べて客を店内に引き込む計算か。


(2017年1月撮影)今回はお供連れであまり写真を撮れなかったので、過去写真を借用します(笑)

ネズミ通りから、聖エリザベス通り(Sint-Elisabethstraat)と、通り名はガラリと変わるが街の雰囲気は変わらずアラブ街のまま・・・


(2015年11月撮影)短い砂通り(Korte Zavelstraat)に入ると魚屋、肉屋など食料品店が多くなる。


(2015年11月撮影)結構新鮮な生魚が買えるので、僕はたまにここで魚を買い、刺身で食べたり寿司を作って食べたりしている。

 商店街が途切れたところで向きをクルッと変えて、「Vincent Van Goghplein(ゴッホ広場)」に出る。


ゴッホは1885年11月から翌年3月まで、この界隈に住み、アントワープ王立芸術学院に通いながら絵を描いては観光客に売ろうとしたが、全く売れず、極貧状態で失意のまま弟テオを頼ってパリへと渡った。
ゴッホはアントワープ滞在中に日本の浮世絵に出会い、影響を受けることになったらしい。

 オッフェランド通り(Offerandestraat)に入ると店先の衣料品の色彩が鮮やかになる・・・何故なのかはすぐに判る・・・アフリカ系の店が多いのだ・・・極彩色のシャツやドレス。
「ちょっといいな」と僕は思うのである・・・沖縄で着ようかな?(笑)

そして何故かスマホショップも多い!

はい、取り敢えず僕の「アラブ街」探検は終わりました。
するとAさん、「ユダヤ人が住んでいるのはどの辺ですか?」と聞くので

「では行きましょう! アントワープの中心街に向かいつつ」

と、いったん中央駅に戻り、駅の西側沿いに南へ向かって歩く。
中央駅の西側はダイヤモンド街である・・・ダイヤモンド店が軒を連ねている。

これは「ダイヤモンド取引所(Beurs Voor Diamanthandel)」
ダイヤモンドと言えばユダヤ人です。

ほら、あちらこちら正装したユダヤ人が歩いているでしょ。
そう、アントワープ中央駅は普通、観光客が駅から出て旧市街へ向かう時に正面の道を進んでいくが、左に曲がり赤い駅舎に沿って歩いていけば、駅舎が終わるころにはユダヤ人の姿を多く目にすることが出来るのです。

では、アントワープの旧市街へ向かいましょう。

市立公園の中を歩いていると、何やら木の実がなっているので、注意深く見てみたら柑橘系のような・・・ライムかな?

熟したら収穫しに来たいけど、僕はそのころ沖縄に移住しているな。

第1次、第2次世界大戦の慰霊碑・・・今年は第1次世界大戦終戦から101年目。

ナショナルバンク

農民カフェに来ました ・・・ 第一希望の「Oud Arsenaal」がバカンス休暇中だったので、同じスタイル(茶色内装)のカフェ「Boer van Tienen(ティーネンの農民)」


アントワープのビールを!
ここまで約1時間半、暑い中、5㎞ほど歩いたのでビールが旨い!

旧市街に入ってきたら、すぐに賑わっている場所があった・・・フルン広場でフェスタ・ヨーロッパ(食のイベント)開催中だった。

ここでは何にも手を出さず、雑踏の中を身をかわしながら先へ急ぐAさんだった(笑)

何をそんなに急ぐのかというと、本日の真の目的「クイントンマセイスで彼女たちが待っている!」なのである(笑)


カフェQuinten Matsijs 言わずと知れたアントワープで一番古いカフェにして、日本人マダムがベルギー人旦那と一緒に切り盛りしているカフェである。

最初は1人とのコンタクトだったらしいが、友人も連れてきていたので女性が5名待っていた・・・まぁ、特に待っていたわけでもなく、お喋りを楽しんでいたのだろうけど。

日本語のできるトルコ人女性もいて、ベルギー在住30年にもなろうかというベテラン記者というか、日本のマスコミ向けベルギーコーディネーターというか、すごい職業の方もいて・・・そして、なんと沖縄出身でベルギー人と結婚して現地化している若い女性もいた!

こんだけ個性の強い女性が集まると、男の出る幕はほとんどない(笑)

それでも、コーディネーターさんとAさんは商談をしており、沖縄の子とも将来のためにお友達になったようだった・・・シッカリしてるね(笑)

話は盛り上がり、杯も進んで、時間も過ぎ・・・皆さんそれぞれ遠方からきているので午後8時前にはお開きすることになった。

お開きをして店を出たが、一人だけ駐車場へ、残り6名は歩いて中央駅まで一緒だった。

駅での待ち時間に「もう1杯」と行きたいところだったが、何故か、それぞれの電車がすぐに出発の時間になっていて、蜘蛛の子を散らすように電車に飛び乗りアントワープを後にしたのだった。(ブルージュ、ワーテルロー、モル、ゲンク、リール)

リールの町に着いてもまだ明るく、バス停横にはアカシアの花が満開を迎えている。
アカシアの花を見ると、夏のパリの町を思い出す・・・街路樹にたくさん植えられていて、2階建てオープンバスに乗ると、手で触れるくらい間近に見ることが出来た。

大量に咲いて、大量に落ちるので地面も白っぽくなる。
(オブジェのようなものは自転車立てです)

本日の料理
ムール貝のビール蒸し、野菜もスープも多めに入れ、ムール貝を食べた後は(わざと)残します。

残したスープと野菜で、翌日に雑炊やリゾットにするのだけど、今回はパエリア風にしてみた・・・そのためにムール貝を少し残してあったのだ(笑)


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