29.5.09

西洋の挨拶はキス!?

こんな事を書くのも、こっぱずかしい感じだが、日本で読んでいる人の参考ために書いておこう。

ベルギー(西洋)文化で最初に感じた異文化は、挨拶のキスであった。

Katrienの兄弟夫婦と初めて会った時、男兄弟とは握手をして、軽く抱き合い、姉妹には頬と頬を合わせてチュッと軽く音をたてた。

最初は、こんな事をしていいのだろうかと戸惑ったものだ。

ま、しかし、ここはベルギー「郷に入れば郷に従え」を実践しなければならない。

なにしろ、親にも兄弟にもこの挨拶だからね、女性同士もキスだ。例えばテニスの試合が終わって、お互いをたたえる意味でネット越しにキスをする。(ただし、唇と唇のキスは恋人、夫婦同士だけ)

Katrienの親戚のパーティーにお招きされた時、あのダイアナ妃に似た金髪の女性がいて、気軽に挨拶のキスをするのである。(田舎者の日本人にはドキドキものであった)

なぜ今頃こんな事を書こうと思ったか?

先日の空手合宿の時、歓迎会の席でベルギー人の若い女性たちが、沖縄の大先生方に挨拶をしに行った時、女性がキスをしようとしたら、空手の達人は後ずさりをしたので、可笑しくて大笑いになった。

僕は「先生、ここの挨拶はキスが常識だから、ちゃんと受けてくださいよ!」と言ったら「いや、こんな事を嫁にばれたら破門される」なんて言いながら、経験のために受ける事になった。

念のために写真を撮っておいたが、別の先生が「沖縄に帰ったら、その写真で脅迫出来るよ」と冗談を言ったが、当人は「今のはカット!誰にも見せないでよ」と、掲載禁止令を出された。


仕方ないから、僕のコッケイ写真でも見てくれ。
美女4人に囲まれたが、みんな空手の有段者だからね!
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28.5.09

チョイさんの誕生パーティー

 ヨーロッパ空手合宿から帰ってきた火曜日。

 11:30に家に着いて、すぐに寿司を作る準備に取り掛かる。そう、その日はオランダ語教室の時の、同期生が集まる「チョイさんの誕生パーティー」だったのだ。

 巻き寿司4本と、シャケとエビのにぎりを作って、40分くらい遅れてチョイさんの経営する中華料理レストランへ持って行く。その日、店は定休日で貸し切りだった。

 すでに先生はじめ、3人の同期生が夫婦同伴で集まってアペリティフを楽しんでいて、チョイさんは「あなたが来るのを待っていたのよ!」と言うので「僕じゃなくて、寿司が来るのを待っていたのでしょう?」と言う会話から始まった。

 チョイさんの作った中華料理のビュッフェの中に、僕の寿司も加わった。

 同期生は少なかったが、チョイさんの友人などもいて15名くらいのパーティーだった。御主人にも「あなたのの作った寿司はとても美味しいですよ」と褒めてもらった。

 オランダ語教室の集まりだが、インターナショナルなので、英語での会話が多かったが、先生も教室ではないので、特に気にもしなかった。ペルー出身の女性がいて、この人が英語とスペイン語でしゃべりまくっていた(ちょっと、酔うのが早かったんじゃないかこの人、と思ったが)。

 フィリピン出身女性のご主人と空手の話をすると「僕も空手をやっています。極真空手です」と言うので、極真空手の有名な人の名前を出して聞くと「新極真です」と言う事だった。空手の世界はいろいろな流派があり、すべてを知ることは不可能だろう。

 話も盛り上がった所で、ベルギーの誕生パーティーの定番「Lang zal ze leven」を歌う。Happy Birthday to Youは、こちらではほとんど歌わない。Lang zal ze levenは、最後にHiep hiep hoera! Hiep hiep hoera!(ヒップ ヒップ フラー!)と、みんなで掛け声をかけて盛り上がる所がある。覚えやすくてなかなか面白い曲である。

 Katrienも参加予定だったが、土曜日にテニスの試合で1回戦を勝ったものだから、予定外に火曜日の夜に2回戦の試合が組まれて、終了(負けた)して会場に着いたのが午後10時頃、みんな帰り支度中だったので、紹介だけして、料理は持ち帰りを少しもらって、家で食べた。

 あーーー、今日は写真がなーい!

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27.5.09

ベルギーのかやぶちやー

2009.5.20~5.25の間、宿泊した宿
B&B「DE ZANDERG」と言う
B&BとはBed and Breakfast(ベッドと朝食)で
ひとりで一泊だと40€でした。
「かやぶちやー」とは、沖縄方言で「茅葺の家」と言う意味。
屋根は茅葺なんですねえ、飛騨高山とは趣は違うが、
ベルギーでは今や、高級住宅にしか見られない様式だ。
個人住宅だが、子供たちがみな独立して行き、空き部屋が多くなると、リフォームして、宿泊施設にしてしまう事も良くあるようだ。
この家も、子供や孫たちが遊びに来て、テラスや庭でパーティーをしている日もあった。
空手の先生方は2階の部屋だったが、僕は3回の屋根裏部屋で、ワンフロア貸し切り状態だったので、広々と気兼ねなくくつろげた。
ある一室は、物置になっていて、天井がなく、直接屋根の萱と桟を見る事が出来た。「本物の萱ぶきだー」と、ちょっと感動した。
そして僕の部屋は、ツインベッドで、小さな窓があり、外にはリンデン(菩提樹)の木がある。
このB&BはワイヤレスLAN完備だったので、持ち込んだPCで、インターネットも使えた。時々接続できなかったりしたので、主人に言うと「今、息子を呼んで直しますから5分待ってください」と言う事が2回あった。
このインターネット環境のおかげで、先生方が沖縄の家にSkypeで電話をしたり、協会本部と連絡を取ったりで、重宝した。

小さい窓のすぐ上(外側)に、アオガラの巣があって、親鳥夫婦が頻繁にヒナの餌(虫の幼虫)を加えて、飛んできていた。

外のリンデンの木から窓の中にいる、僕の様子を警戒している親鳥。


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26.5.09

ヨーロッパ合宿終了!

2006.5.23 Neerpelt
合宿4日目でセミナーは終了、夕食のレストランで・・・。 メニューは、盛りつけに和食をイメージしたようで、特別注文だったかもしれない。
僕は、スペイン人の2人の前の席になったので、お互いの片言英語で会話をした。
手前のスペイン人は「空手がとても好きで、10年の間に、沖縄に5回行きました。沖縄もとても好きで、料理もおいしい」とか言っていた。
僕は、「あなたがトレーニングしている姿を、写真に撮ってありますから、メールで送りますよ」と、彼の名刺をもらった。 レストランの庭で

(左から)地元Neerpeltの道場主と沖縄の協会副会長、僕と同郷の空手の教師、レストランのチーフ、ベルギー支部長と、僕はフィンランドからの参加者からもらったTシャツを着ている。

このイベントは地元の新聞でも紹介された。

2006.5.24 Neerpelt

閉会式のイベントでは、日本を意識した出し物を多数出していた。なんと和太鼓集団も「TATAKE!TAIKO」というチーム名で、プロとして活動しているらしい。この日は男性1人、女性3人だったが、他にもいる。女性の一人は日本語が上手だった。
合気道、柔術、居合なども・・・・

こんなのを見ていると、ベルギー人が日本文化に興味を持ち、少しでも近付きたい、学びたいと言う事が良く分かる。その情熱がすごい!

最後の夕食(Sayonara Party)では、先生が沖縄から持ち込んだ三味線まで、弾いて盛り上げた。
ベルギー陣営も、合唱でお返し、ロシアのゴッツイ男がフォークで丸いパンを刺して、マイク代わりに歌を披露する茶目っ気を見せたり、その後ダンスが始まったり、各国入り乱れて、記念写真を撮り合っていたが、僕も飲み過ぎて、記憶は薄れていたが、写真は撮ってあった。

同じスポーツに情熱を注ぐ者たちが、世界から集まると、少しの言葉でも、心は通じ合えると言う事が良く分かる、素晴らしいイベントだった。


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23.5.09

EUROPEAN OGKK GASSHUKU

2009.5.22 Neerpelt [grote sporthal van Dommelhof]
合宿3日目 準備運動も、みっちり行う
この日はジュニア(級クラス)と、黒帯に分かれてトレーニング

黒帯の部は、土曜日の昇段試験があるので、真剣そのもの

トレーニングが終わってから、例によって先生方は記念撮影に引っ張りだこである。各道場ごとに代わる代わる記念撮影をする。

スペインから来た参加者と6人のOGKK Masters

5月23日午前で4日間のトレーニングの部は終了した。

修了証(先生方の直筆サイン入り)を手に6人の先生方と握手をして、挨拶をした。
みんな充実感にあふれた、いい顔をしていた。

「ヨーロッパの人たちは、みんな真剣に学ぼうとする姿勢があり、4日間で上達していくのが分かったね、言葉が通じない分、余計な質問をしないし、笑顔で応えてくれるからいねえ・・・」

なんて、先生方も充実感を感じた様子でした。
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22.5.09

ヨーロッパ空手合宿2

ベルギー・フランダース地域ネールペルト(Neerpelt)の町で開催されている「沖縄剛柔流空手ヨーロッパ合宿Inベルギー」 市役所(町役場かもしれん)で、歓迎を受けた後、夜のトレーニング。
2日目からはみっちり午前、午後のトレーニングを行っている。
ネールペルトの公式ホームページでも歓迎のニュースを出している。
このHPの記事では24日の最終日に行われるイベント
和太鼓と(多分)琉球舞踊のショーがあるので、一般市民のみなさんも参加(€5)できますよ、との宣伝もしている。
OGKK、Sennseisの入場、参加者全員整列して、拍手で迎えられた。

剛柔流空手の創始者の写真を飾り、正座して礼をする。

礼を重んじる事は、しっかり指導されていて、「よろしくお願いします」「ハイ先生」「ありがとうございました」など、日本語で話すし、ちゃんと腰をまげてお辞儀も出来る。

約200名の門下生に「型」の指導をする、スペイン道場の翁長先生
空気を引き裂くような、迫力のある先生の型に、全員真剣そのものである。

空手の型は厳しい、難しい、奥が深い
本場沖縄の先生方が、この群れの中に入って行き、手とり足とり指導して行く。

トレーニングが終わった後、先生方は、各国の門下生たちから、写真撮影に引っ張りだこで、なかなか帰る事が出来ないくらいだった。
本家の先生方と会えるの(直接指導)はそれくらい、貴重な体験なのである。

先生方が宿泊する宿舎(B&B)個人住宅を改装したような、ペンション風である。
スケジュールがいっぱいで、なかなか、ゆっくり文章を書く事が出来ないので、これにて失礼。
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20.5.09

沖縄剛柔流空手ヨーロッパ合宿

2009.05.20 Neerpelt
Lierから電車で1時間、ひとりで市役所を探して行ってきた。
お城のような市役所でアリマス 15:00開始の10分前について、受付で聞いたら
「あなたが一番乗りですよ」といわれて歓迎された。
後から着いた、空手家のみなさんベルギー支部をはじめ
スペイン、リトアニアからも・・・
OGKK Mastersに囲まれてご満悦の市長(前列中央)

ロビーで、記者発表と、歓迎の式典で、市長のあいさつ


なぜか僕が真ん中で、市長と可愛い女の子に囲まれて、記念撮影
沖縄から来たメンバーより、僕の方が一番色が黒い!
今朝ベルギーに着いたばかりの先生方は、この後宿舎に戻り
2時間くらい仮眠の後、午後8時から10時まで、トレーニングがある。
ではまた明日の報告をお楽しみに。
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ホワイトアスパラを使ってみる

旬もやがて終わるんじゃないかと思われるホワイトアスパラ
名残りを惜しんで、買ってきて使いました レシピなんか見ないで、適当な料理だ。

ホワイトアスパラ(2.89€/束)の下の方の皮をむいて茹でる。

やはり、下の方の皮は以前より硬くなっているので、厚くむく必要があった。

分厚い鮭をオーブンで焼く(シャケの値段は高い25€/kg)

ゆで卵を刻んでふりかけ、溶かしバターに砂糖、ライムを加えて
上からかける

テラスで育てたパセリ(例の肥料をかけたやつ)を振る

午後8時ごろ、まだ陽の当たるテラスでの夕食だった。
量は十分、味も良かったが、コストが高かったのを反省。

さて、今日からネールペルト(Neerpelt)へ行ってOGKK Masters(沖縄剛柔流空手の先生方)の歓迎をして、様子を見ようと思う。一緒に合宿して、取材してきます。
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19.5.09

聖ヤコブ教会(Antwerpen)

5月18日、アントワ-プ(Antwerpen)
聖ヤコブ教会(Sint Jacobskerk)を見学して来た。(入館料2€)
15~17世紀のゴシック建築、内部はバロック様式 中央駅からノートルダム大聖堂向け、徒歩10分くらいで行ける。
ヤコブ教会前の通りから大聖堂が見える。

この教会の鐘楼の塔は、Mechelenのロンバウツ大聖堂(Sint-Rombouts)の鐘楼を、途中で切った感じ。 教会への出入り口はここ

小さく開いている所から入る。観光地の案内みたいなのはありません。ここから入って、もう一枚の扉を開けると、受付があり€2を支払う。

この教会は、かの有名な画家ルーベンス(Petrus Paulus Rubens)が埋葬されている(墓がある)場所として有名なのだ。ルーベンスの住んでいた「ルーベンスの家」からも近い。

内部の一角に、ルーベンス家の礼拝堂があり、ここが墓と言う事になる。

祭壇の上にはルーベンスの描いた絵「聖母と聖人たち」が飾られている。

内部は広大と言う訳でもないが、ステンドグラス、絵画、彫刻が所狭しと飾られている。金銀の装飾品も多数。

ここにもマリアの母子像がある

最後の晩餐のステンドグラス

この像が何かは調べてないが、価値のありそうな・・・・と言う感じで。

多数の美術品。€2で見る価値は十分だった。

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