28.2.14

Antwerpen 街歩き~ 01

2月26日、水曜日にアントワープの美術館無料日に合わせて、行ったのだけど、天気も良かったので、アントワープ中央駅のひとつ手前、ベルヘム駅(Antwerpen-Berchem)で下車して、100年前の高級住宅街コーヘルシ・オシレイ通り(Cogels-Osylei)を歩いたのだった。

鉄道駅のAntwerpen-Berchem駅を出て、この迷路のような庭園をまっすぐ進む(いや、真っすぐは進めない)とトラムの駅がある。

100年以上前の高級住宅街(国の重要文化財) ・・・ この通りをひと駅分歩いた後、トラムに乗り「ルーベンスの家」へ向かう。

 ルーベンスの家で40分間の美術鑑賞

そのあと徒歩で、市の中心部まで行き、ルーベンスの銅像と対面、アントワープ聖母大聖堂を見る。

 ルーベンスさんはカモメに好かれているようだ。

 大聖堂前の広場は「Handschoenmarkt」と、いうが、直訳すると「手袋市場」なんだけど ・・・


その広場に四角いベンチのような石碑がある ・・・ 「フランダース犬、友情の碑」 ・・・ 日本語で詩が刻まれている。
僕はこの詩を翻訳した人物を知っている!

空模様は変わりやすいが、この時は晴れていた大聖堂。

アイルランドのビールに、オランダ、ベルギービールの看板!

 アントワープ市庁舎と、フロートマルクト、ブラボーの噴水。

 ギルドハウス群。

 観光案内所

 Momoちゃん?

 肉屋のギルドハウス(古楽器博物館)で開催される、入場無料のバロック音楽コンサートを聴こうと思ったが ・・・

入り口は閉ざされ、「満員御礼」の張り紙が ・・・ 入場不可!

 それで、近くにある聖パウルス教会で絵画鑑賞をしようと思ったものの、こちらも門は閉ざされ、入場不可だった!

 仕方がないので、フロートマルクトに戻り、ブラボーの噴水の写真を撮る ・・・

 いろんな角度から撮ったけど ・・・ これくらいにしておこう。


Hoogstraatを歩く ・・・

こういう扉があるので、覗いてみると ・・・

こんな廊下が続いている ・・・ あとで来ることにしよう!

 ビアカフェなどがあるが、我慢!

 時間も押し迫っているので、プランタン・モレトウス印刷博物館(Museum Plantin-Moretus)を、無料見学!
50分後に出てくる。


 印刷博物館から出て、Oever通りにあったセクシーショップ!


 表に飾られているのはパロディーっぽいセクシー・グッズだが、内部には ・・・ 入った事がないので分からない。

芸術の町、アントワープです!

まだまだ、先は長いので、やっぱり2回に分けることにする。
写真アルバム「Antwerpen 01 , 26 Feb 2014

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Plantin-Moretus 印刷博物館

プランタン・モレトウス印刷博物館(Museum Plantin-Moretus)へ行く。

金曜市場(Vrijdagmarkt)
金曜日の午前にリサイクル品などの競売が開かれる広場 ・・・ 競売と言っても、おもちゃやろうそくなど安いものは1€単位から始まる。

 金曜市場に面して建つPlantin-Moretus印刷博物館 ・・・ 外見は地味だが、2005年にユネスコの世界遺産に登録された(登録名は「プランタンモレトゥスの家屋・工房・博物館複合体」

通常は一般入場料8€の所、月の最終水曜日という事で無料デーだった。
こちらでは受付でチケットもパンフレットも、もらえなかったが、一応、声を掛けてから入場する。

こちらも、最初は居間というか、応接室のような部屋から始まっていく ・・・ 1605年、ここからヨーロッパ初の活版印刷の新聞が発行されたというのだから、当時の時代を変えた存在だったのだと思う ・・・ 当時、ちょうどルーベンスも活躍している時代で、この印刷所と大いに関係を持ち、ルーベンスの手による肖像画作品が多数展示されている。

 そして目を引くのが、多くのゴブラン織りタペストリー!


この印刷所が隆盛だった当時、ここはアントワープの商人、芸術家、知識階級が集まるサロン的役割を果たしていたというから、そのセンスと贅沢さはうかがえる。

ルーベンスが描いたプランタンの肖像画。
他にもルーベンスによる肖像画が多数飾られている。

 活版印刷された本。

絵画作品も多数展示。

 中庭


 井戸のポンプがあった!


 蛇口の彫刻がすごい!

 階段の手すりも ・・・

 ベンチにまで彫刻が ・・・

第4の部屋だったか ・・・ この博物館は小さい部屋がいくつもあり、順路通りに進んでいくが、なかなか終わりが見えない迷路に迷い込んだような感覚になる。

 特にタペストリーの展示が多かった部屋。


ヤギの乳搾り ・・・ 大型タペストリーの一部。

 もうひとつポンプがあった!

これはシンプルな方か?



 昔の印刷工房の様子。

暖炉のある部屋

 印刷工房 ・・・ 座っている女性は、ここで写生をするのだった ・・・ 他の数カ所でも画学生風の人が座って、スケッチブックを広げていた。

印刷工房

会議室?

アジア風の陶器

大航海時代を思わせる地球儀

大航海時代 ・・・ 地図の印刷も多かったようだ。

 アントワープの城壁があった頃の地図。


活版工具展示室

 印刷所内にある図書館

ここにも絵を描く学生たちがいる。
こういう自由さがあるっていいねぇ ・・・ 月末の水曜日、学校は午前中で終わり、美術館、博物館は無料開放日 ・・・ スケッチブックを持って美術館めぐり ~
僕はカメラを持って美術館めぐり ~ 街歩き ~

写真アルバムPlantin-Moretus Museum , 26 Feb 2014

入り口にあった無料パンフ ・・・ まだまだ、行ってない場所がたくさんある!
このプランタン・モレトウス印刷博物館での、僕の鑑賞時間は約50分 ・・・ 閉館時間の30分前から係員が、お客さんを追うように展示室を歩きだす(追い出す)という事は、普通に鑑賞するには30分程度は必要という事ですな。

僕は、16:35退出 ・・・ さらにアントワープの街をぶらり歩き ・・・ 近頃は日が長くなり18時過ぎまで外が明るく見えるから、ありがたく感じる。

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