28.2.14

Plantin-Moretus 印刷博物館

プランタン・モレトウス印刷博物館(Museum Plantin-Moretus)へ行く。

金曜市場(Vrijdagmarkt)
金曜日の午前にリサイクル品などの競売が開かれる広場 ・・・ 競売と言っても、おもちゃやろうそくなど安いものは1€単位から始まる。

 金曜市場に面して建つPlantin-Moretus印刷博物館 ・・・ 外見は地味だが、2005年にユネスコの世界遺産に登録された(登録名は「プランタンモレトゥスの家屋・工房・博物館複合体」

通常は一般入場料8€の所、月の最終水曜日という事で無料デーだった。
こちらでは受付でチケットもパンフレットも、もらえなかったが、一応、声を掛けてから入場する。

こちらも、最初は居間というか、応接室のような部屋から始まっていく ・・・ 1605年、ここからヨーロッパ初の活版印刷の新聞が発行されたというのだから、当時の時代を変えた存在だったのだと思う ・・・ 当時、ちょうどルーベンスも活躍している時代で、この印刷所と大いに関係を持ち、ルーベンスの手による肖像画作品が多数展示されている。

 そして目を引くのが、多くのゴブラン織りタペストリー!


この印刷所が隆盛だった当時、ここはアントワープの商人、芸術家、知識階級が集まるサロン的役割を果たしていたというから、そのセンスと贅沢さはうかがえる。

ルーベンスが描いたプランタンの肖像画。
他にもルーベンスによる肖像画が多数飾られている。

 活版印刷された本。

絵画作品も多数展示。

 中庭


 井戸のポンプがあった!


 蛇口の彫刻がすごい!

 階段の手すりも ・・・

 ベンチにまで彫刻が ・・・

第4の部屋だったか ・・・ この博物館は小さい部屋がいくつもあり、順路通りに進んでいくが、なかなか終わりが見えない迷路に迷い込んだような感覚になる。

 特にタペストリーの展示が多かった部屋。


ヤギの乳搾り ・・・ 大型タペストリーの一部。

 もうひとつポンプがあった!

これはシンプルな方か?



 昔の印刷工房の様子。

暖炉のある部屋

 印刷工房 ・・・ 座っている女性は、ここで写生をするのだった ・・・ 他の数カ所でも画学生風の人が座って、スケッチブックを広げていた。

印刷工房

会議室?

アジア風の陶器

大航海時代を思わせる地球儀

大航海時代 ・・・ 地図の印刷も多かったようだ。

 アントワープの城壁があった頃の地図。


活版工具展示室

 印刷所内にある図書館

ここにも絵を描く学生たちがいる。
こういう自由さがあるっていいねぇ ・・・ 月末の水曜日、学校は午前中で終わり、美術館、博物館は無料開放日 ・・・ スケッチブックを持って美術館めぐり ~
僕はカメラを持って美術館めぐり ~ 街歩き ~

写真アルバムPlantin-Moretus Museum , 26 Feb 2014

入り口にあった無料パンフ ・・・ まだまだ、行ってない場所がたくさんある!
このプランタン・モレトウス印刷博物館での、僕の鑑賞時間は約50分 ・・・ 閉館時間の30分前から係員が、お客さんを追うように展示室を歩きだす(追い出す)という事は、普通に鑑賞するには30分程度は必要という事ですな。

僕は、16:35退出 ・・・ さらにアントワープの街をぶらり歩き ・・・ 近頃は日が長くなり18時過ぎまで外が明るく見えるから、ありがたく感じる。

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