31.7.15

姪ちゃんたちとパリ旅行 2日目

姪ちゃんたちとのパリ旅行2日目は、地下鉄利用で各自の目的を果たす事!
朝は8時ごろ起床。

ホテルの朝食オプションは取ってなかったので、出がけにホテルの隣のパン屋で3個仕入れてから地下鉄に乗る ・・・ 「このホテルの近くにクロワッサンのおいしいパン屋さんがある」との情報を仕入れていた姪だった。
小さくて質素なパン屋で、おじいさんがガラス越しの厨房で、生地を広げている姿が見え、僕らが店に入ると作業を中断してクロワッサンを売ってくれた。
夕方にその店の前を通ると、若いおじさんがひとりでやっている ・・・ 親子2代でやっているのか、なんとなく雰囲気が似ていた。
となり近所に住んでいたら、きっと贔屓にしたいようなお店だったね。

モンパルナスタワー界隈の地下鉄駅、GAITE(何て読むんだか?)からスタート!

「ポンピドゥーセンターで近代美術を見たい」という、沖縄姪っ子の希望で、ポンピドゥーセンターまで来た ・・・ 3人で同センターの広場の階段に腰を下ろし、近くで買ってきたコーヒーと、先ほど買ったクロワッサンで野外朝食となった。

開館時間にはまだ早いので、姪ちゃんたちは「近くのショッピングセンターを見たい」と言う、「じゃ、僕は、この隣の面白い噴水を見てくるよ」 と、言う事でまずは別れた。


訳わからんけど面白いアートだ!
モニュメントからは、それぞれ水が噴き出している。

ついでにその隣にある古めかしい教会(Église Saint-Merri) ・・・ その隣にある古い建物に描かれた壁画もまたインパクトがあって、訪れる人、ほとんどが写真に収めていた。

教会の壁から突き出しているひょうきんもの。

 ポンピドゥーセンターに戻ってみると、長蛇の列が出来ていた ・・・ あやや、さっきまで「まだ時間が早いから」と、のんびりしていた姪ちゃんたちは並んでいるのだろうか?

 あ、いたいた! 行列の2/3ほどの所で並んでいた。
近くまで行って 「じゃ、次は3時間半後の14:30に、あの噴水の場所で落ち合おう」 という約束をして、僕はふたりと別れて「パリの街ひとり歩き」をする事になった。

驚くなかれ、3人とも「文明の利器」ケータイ電話を使えない状態だったのだ ・・・ 「はぐれたらどうしよう」という不安を常に持っていた。

ま、3人ともスマホを持っているから、WIFIの繋がる場所まで行けば、メールのやり取りは出来るので、最後の手段はそれだ。

 僕にとっては初めての「パリひとり歩き(3時間半)」移動手段は自分の足のみ ・・・ ポンピドゥーセンターから10分ほどのセーヌ川到着 ・・・ 河畔の人工砂浜でビーチ気分を味わう人々。

 セーヌ河畔の美しい風景、コンシェルジュリー。

いつもは、写真などでも正面から見ることの多いノートルダム大聖堂を横から、後ろから攻めてみることにする ・・・ 結構な距離を歩くので、ひとり歩きの時がチャンスなのである。

ちなみに、この大聖堂の前は「パリの中心」であるらしい ・・・ というのは、「パリから何キロ?」などの距離を表示する時は、この大聖堂の前からの距離らしいのだ。

大聖堂の建つシテ島は「パリ発祥の地」とも呼ばれる。

 そんなパリの中心にある大聖堂をひと回りできるなんて、幸せな事ではないか!

 真後ろ側に来ました ・・・ ホントはいろんな角度からたくさんの写真を撮ったのだけど、抜粋です。

 真後ろには、ちょっとした公園があり、憩いの場所となっていた。

 大聖堂の横の道はあまりにも近すぎるので、セーヌ川を渡る事にする。

 すると、この橋にも、愛の南京錠がぁ~

数ヵ月前、ニュースになっていた、パリの名所「ポンデザール(芸術橋)」が、南京錠の重さに耐えられなくなったため、すべて撤去されることになったと ・・・ 前日、その橋の前を観光バスで通ったが、南京錠の掛かったフェンスはすべて撤去され、変わりに落書き(アートらしい)された鉄板が張られ、カギを掛けられないようになっていた。

恋人たちの悲劇(その1) ・・・ 永遠の愛を誓ったはずの南京錠が撤去されて、恋人たちの運命やいかに ・・・ と、気になる所だ(笑)

 パリはそれをどう処分するのだろうか? ・・・ 鉄くずとして売られ、市の収入になるか? 

 ここも過密です ・・・ もう、フェンスの金網は見えないから、他人の南京錠にさらに南京錠を掛けるという、相関図が分からなくなるありさまです。

恋人たちの悲劇(その2) ・・・ 「最近、あなたの後ろに誰かがいるような気がするんですよね」 なんて会話に発展しはしないだろうか?

おいおい、なんて話だ!

 セーヌ川沿いの古本屋通り ・・・ これも風物詩。

 はいもう、ほぼ1周しました。

 それで、近隣まで散策。

 路地裏探検

 粋なパリジャンになるかい?
いや、僕は麦わら帽子で結構。

 正面広場に戻ってきたら、大聖堂内部見学の行列が、蛇行して出来ていた ・・・ かなり長い ・・・ 入場無料ではあるが30分以上並ぶ時間に費やしたくはない!

2012年、僕は内部に入ったのだから「姪っ子シスターズ in パリィ~!」 改めて、あの時の記事を読んでみたら、あの芸術橋の南京錠もチラホラしか掛けられてなかったんだねぇ ・・・ あれから3年で100万個、45トン掛けられたなんて驚きだ。



今回は正面入り口のファサードの彫刻を見るだけにしておこう。

 さらに歩いて、こんな像のある塔を見たり。

 遠くから見たら教会の塔と思っていたが、近くで見たら教会に付属していない塔単体だったことが分かったり ・・・

 行く時にも通りかかったが、また戻ってきたパリ市庁舎。

 街灯が豪華すぎたり

 庁舎前の彫像も重厚だ。

 前の広場には砂場が設けられ、ビーチバレーに興じる子供たちがいた。

パリ市庁舎の横を通り、途中で左に折れて小道を歩いていると、パリ好き女子憧れの「マレ地区」に紛れ込んだようだ ・・・ 前日、この場所へ行こうと思って歩いていたら、とんでもない場所に出ていたと云う失態をやらかしていたので、リベンジで挑戦したのだ。


3年前も「姪っ子シスターズ」と歩いた場所だけどね。

これで、僕の目的は達成したので、待ち合わせのポンピドゥーセンターへ戻った ・・・ 30分ほど前に噴水の広場へ行ったら、大阪の姪っ子はすでに来ていた ・・・ 「ひとり?」 「センターに入る直前に、気を取り直して、自分が行きたい場所の下見をしてきた」 と言う。

という事は、3人とも別行動をしていたことになる。

 しばらくして、センターで1人で現代美術鑑賞をしてきた沖縄の姪っ子が出てきた。

 街角の店

このあと、大阪の姪っ子の希望でコスメ関係の店を2軒回る。
数点、自分のための土産物を買えたようで満足した様子。

 そして、3人そろってコンコルド広場から「シャンゼリゼ通り」を歩くことにする。

 ツールドフランス期間中なので、それらしき愛好家たちの姿も多かった。

 シャンゼリゼ通りの両側公園区間は、舗装がされていない。

 凱旋門に近づいて来たところに自動車の、シトロエンのショールームがある。
これがなかなかセンスが良くて、車好きでなくても人気があって、訪れる人が多いらしい(姪っ子調べ)。

 姪ちゃんたちも入ってみたいという。

 車を売ろうというより、車の美術館のようなセンス!

 シャンゼリゼ路駐のランボルギーニ

 ルイヴィトン本店に乗りつけてきたフェラーリ ・・・ どんな人が乗っているんだろ?
驚いたことにこの車が行った先には、すでにもう2台のフェラーリが駐車していた。

 凱旋門に一番近い横断歩道を渡る時に、歩きながら撮った正面写真。

 とりあえず凱旋門の下まで行ってみて、無名戦士の墓も見学する。

この時午後6時ごろ、地下鉄で帰ることにする ・・・ この夜もスーパーで買い出しをして、ホテルの部屋で食べる。

 ホテルの部屋から見えた「フランスらしい煙突」と思う。

夕食の後、飲み物が足りなくなったので、1人でモンパルナスタワーに向かって買い出しに行く ・・・ タワーまでは行かない、もちろん ・・・ 途中にあるミニスーパーで、ビールと水を買った。

部屋には冷蔵庫もなかったので、ビールを多めに買う事は出来なかったのだ(笑)

写真アルバム「Parijs 01 , 24 Jul 2015



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