土曜日、かねてから約束していた、ベルギーへ留学中の沖縄の高校生2人がLier市へやってきた。
天気予報では「曇り時々雨」という、いつものベルギー天気。
朝から曇っていたが9:45Lier駅まで迎えに行と、待つことなくホームの階段から出てきた。
「お~~っ、久しぶりに見る、ウチナー娘だー!」
予定通りの時間に到着したので、すぐに分かった。
さっそく、徒歩で市内へ案内する。
れな(高2)と、あゆみ(高3)
沖縄娘がベルギーの太陽を浴びて輝いてます。
不思議な事に、厚い雲に覆われていた空が開けて、この時だけ青空になり、陽が差したのです。
沖縄娘が沖縄男と会って、3人で歩けばこういう事も起こるのサ!
奇しくもこの場所は 「神の家々」(Godshuizen)の庭だった。
でも、これは、一瞬のプレゼントでした。
その後はベルギー天気に戻り、霧雨の中をベギンホフ、市庁舎、ジンメルの塔、聖グマルス教会、ネーテ川、市内各所で開かれている「土曜市場」を見物しながら歩く。
歩きながら、留学中の生活の様子などを聞く。
偉いよねぇー、沖縄から出てきて、ベルギーのホストファミリー宅にお世話になりながら、学校でもベルギー人の中で授業を受けるなんて・・・・すごいわ!
あゆみは、フランス国境に近い西フランドル州のKortrijk近郊の小さい町、れなはMechelen市に住んで、それぞれ頑張っている。
彼女たちは英語が出来るので、ホストファミリーとは、最初は英語で意思の疎通をしていたが、近頃はもっぱらオランダ語で大丈夫との事・・・・、まだ半年しかいないのに?、僕なぞ、2年半もベルギーにいるのに、まだこのありさまだよ!
若いってのはいいもんだ!うん「若い時に旅をさせろ!」だな。
ひと通り、Lier市内見物も終えて、12時ごろ駅に向かう頃には「雨」も降り出した。
Antwerpen駅に着いてもまだ、外は「雨」だったので、しばらくここで雨宿りして、Lierで買って来た名物の菓子(Liers vlaaike)を食べる。(1個はQ様用に取っておく)
中央駅は、いつもながらの素晴らしい駅です。
行く先は知らなくとも、電車に乗りたくなります。
「鉄道の旅」がしたくなる駅です。
雨が止む様子もないので、中央駅を出て歩きだした。
アントワープの聖母大聖堂 (Onze-Lieve-Vrouwe kathedraal)前の広場にクラシックバスが到着したので、新郎新婦が出てくるかと待っていたが、なかなか出てこないので、あきらめて次へ行く。
次に行った先は、アントワープで一番古いカフェです。
古いカフェでお勧めの「ドライカレー」を食べる。
ご飯の上に、パスタのボロネーズソースのようだが、カレー味のソースがかけられ、目玉焼きがのっかっている外観。
食べてみると、カレー味の辛みがピリッと利いて、程よく額からじわっと汗が出る、美味しい辛さを堪能しました。
おっと、食べている間に14:20分になった!約束の時間をオーバーしている!
「約束の時間」というのは、この古いカフェ(のVIPルーム)で行われる、「ベルギー人と日本語を話そう会」が14:00開催という事で、沖縄娘2人とも一緒に参加する予定だったのです。
ひょんなことから参加する事になったのだが、ベルギー人から見たら「日本人と日本語を話そう会」なので、主な目的は「日本語を勉強しているベルギー人が、生きた日本語でおしゃべりをする機会を作る」事なのだと思う(特に会則とかないので、そんなものだと思う、という程度です)。
参加者はベルギー人(オランダ人もいた)が7名くらい、日本人は10名くらいだったか?
(ここにも沖縄出身女性がいた!日本からの高校留学生2人も)
僕はベルギー人男性3人とグループになり、会話を始める・・・、「何だ、みんな上手じゃん?・・・下手な日本語を使うとこっちが恥ずかしいぞ!」 レベルでした・・・。
後で考えると、、僕のオランダ語が心もとないので、上級者が僕のグループに当てられたようですねん、・・・ナルホド。
時間が経つのは、アッという間です。
「はい、みなさん4時になりましたー、話をまとめて、終わりにしてください」と、世話役の女性の声。
僕のテーブルは皆、ビールを飲みながらのおしゃべりタイムでした。
終わってから階下のカフェに戻り、時間のある人はカフェに残って「2次会」開始!
もちろん、僕は残ったが、沖縄娘のうち、一人がフランス国境近くの家まで帰らないといけないので、ふたりは先に帰った。
半分以上の人が残った2次会では、ゲント在住の日本人女性、リコベルさんともお話が出来て良かった。
初顔合わせの人が多く、意外にアントワープ近郊でも、日本人が住んでるなぁーという印象でしたね。
ベルギー人と結婚して、ベルギー在住の日本人女性は多いが、その逆、僕とKatrienのようなカップルは少ない。
とか何とか、お喋りしているうちに、日本人ネットワークや、日本語をしゃべるベルギー人ネットワークが出来て、今後のベルギー生活にはプラスになりそうです。
「日本語話そう会」世話役、連絡係の方々、ご苦労様でした。また来月を楽しみにしています。
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