27.8.10

ブルージュ・ブルグ広場

IMG_8111 ブルージュの中心、マルクト広場。

馬車や、シティーツアー・ミニバスの出発点でもある。IMG_8297 ブルージュのシンボルともいえる鐘楼の塔、13-15世紀に建てられた、高さ88m。フランドル自慢のカリヨンも備えられていて、この鐘楼の音色は素晴らしい。運よくカリヨンコンサートの時に、ここを訪れたら至福のひと時を過ごす事が出来るでしょう。(カリヨンコンサートは季節や曜日によって時間帯も違うので、それを狙ってわざわざ行くと言うのも、なかなか難しい)  IMG_8281あ、そう、今日はマルクト広場ではなく、その鐘楼の向かって左側の小道に入って行った所にある「ブルグ広場」を紹介するつもりだった! IMG_8283小道に入っていくと観光客向けの「お土産品店」が立ち並んでいる。 IMG_8125ブルグ広場に出る角で、弦楽三重奏で見事なクラシック音楽の演奏をしていて、通行人も立ち止まり、曲が終わると大きな拍手が沸き起こり、(手前のバイオリンのケースに)投げ銭を入れる人も多かった 。IMG_8129ブルグ広場です。

左側が旧裁判所、右側の大きな建物は市庁舎、その間にある三角屋根の白い建物は公文書館。 IMG_8130市庁舎、1376年 - 1420年にかけて建てられ、ベルギーでもっとも古い市庁舎のひとつ。

1階と2階(有料)は、一般公開されている。 IMG_8137市庁舎の端っこに、くっ付くように建っているのが「聖血礼拝堂」、キリストの「聖なる血」が納められていると言う。

毎年5月のキリスト昇天祭の日に「聖血の行列」と言う、中世の一大絵巻の行列が行われていると言うが、僕はまだ見た事がない。 IMG_8133その聖血礼拝堂の入口の上に立つのが「ブルゴーニュのマリー」の像である。

狩猟が好きだったと言う事で、放鷹の鷹を右手に止めている。IMG_6932

聖血礼拝堂の内部(写真は昨年冬撮影)は、無料で一般公開されていて、隣接する聖血博物館は有料。IMG_8142ブルグ広場から、マルクト広場に立つ鐘楼が見える。 IMG_8138人が集まる所にパフォーマーもやって来る。

銅像のように見えるが、生身の人間が、じっと動かずにそこに立っている、正面から写真を撮ろうとすると、目が合って「そこにお金を入れてくれ・・・」と合図をしたりする。そう、投げ銭目当ての大道芸人なのです。 IMG_8277旧裁判所と市庁舎の間に、挟まれた感じで建っている公文書館は白塗りの壁に金箔の装飾、屋根にも金箔の銅像が立ち並び、豪奢な感じです。

この内部は自由ブルージュ博物館で、有料となってる。 IMG_8156屋根の像のうち左側の上の方に立つのは「モーゼの像」    IMG_8274そして真ん中の一番高い所に立つのは「公平の秤と断罪の剣」を持つ女神像、ここはかつては裁判所だったのである。   IMG_8157公文書館の建物の右側には、通り抜けできる通用門があり、運河へ抜ける事が出来る。 IMG_8161裏側から見てもきれいな公文書館。 IMG_8163運河を渡ると魚市場がある。前回、午前中に来た時は魚屋さんがあったが、今回は午後だったので、土産屋さんだけ3-4軒開いていた。 IMG_8280

ブルグ広場に戻ってみると、弦楽三重奏の皆さんはポリスに言いがかりをつけられていた。「ここで無許可で演奏活動するのはダメですよ!」(多分、そんな所でしょう)

3人があきらめて、楽器をケースにしまい始めると、それを取り巻いて演奏を聴いていた通行人から、ポリスへの当てつけのように盛大な拍手が沸き起こった。

プロの様な演奏だったので、1-2€の投げ銭で素晴らしい演奏を聴けるなら、惜しくはないでしょう・・・、って僕は立ち止まらず、ずっと歩きまわっていたので「投げ銭」はしていません。

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