9月に沖縄(2名は大阪在住)から僕の姉妹4名(一人は義姉)がベルギーまで遊びに来る。その旅行プランを任されているので、あれこれ考えている。
Lierの我が家を中心に日帰り観光できる所は、アムステルダム(着いたその日に直行)、ロッテルダム、アントワープ、ブリュッセル、ブルージュ、トンゲレン、メッヘレン。
1泊小旅行でベルギー南部の小さな村(古城)めぐりドライブ、2泊小旅行でパリへと・・・・。
そして、僕がいつもブログで楽しそうに伝えている、郊外(農村風景)のサイクリングもしたい・・・、と自転車に乗りなれている大阪の2人。
そのうちのひとつ、アントワープ日帰り観光をひとりで予行演習してみました。
Lierからアントワープ中央駅まではKEY CARD(割引チケット)で往復3.4€、駅舎自体も見学の価値がある。
アントワープ観光は、偉大な画家ルーベンスを巡る旅とも言えそうだが、中央駅からアントワープ大聖堂へ向かうショッピングストリートでファン・アイク(Antoon van Dyck=画家)の白い銅像に迎えられる。
ファン・アイクの銅像の前で立ち止まり、振り返ると中央駅の駅舎が見え、その大きさが分かる。
大聖堂へと向かうショッピングストリート。
ルーベンスハウス
ルーベンスの住んでいた家であり、現在は博物館になっている。まだこの中に入った事がないが、ここの入場券を買うとマイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館まで入場できると言うので5€は割安とは思うが、その美術館まで見学すると時間が足りないと思って、いつも躊躇しているのである。(ここだけでいいから3€にまけてくれないかなぁ)
ルーベンスの銅像は大聖堂の隣にあるフルーン広場にあり「ようこそ、私の大聖堂へ」と、ポーズをとっているかのようである。
アントワープ大聖堂、入場料5€(ルーベンスの絵画の代表作がここにある)
大聖堂前の広場から小道を抜けるとすぐに市庁舎の広場がある。
アントワープ大聖堂の鐘楼は123mの高さがあるので、ちょっと離れて見た方がいい。
ブラボーの噴水がある。
アントワープ市民を苦しめていた巨人をブラボーと言うローマ兵士が倒し、手を切り取り、投げ出そうとしている瞬間である。
その像の下には倒された巨人の胴体があるが、頭も切り取られているではないか?その首と手首からも噴水の水が噴き出している。
市庁舎を後にしてスヘルデ川の岸にある展望台に向かう。観光客の中にひときわ大きい人がいる。このオブジェのタイトルは知らないが、かなり巨人だ。 海岸通りを北へ向かうとすぐに古城が見えてきます。 ステーン城、10~16世紀に使われ、現在は修復され海洋博物館になっている。
ここにも巨人の像がある、巨人のまたの下に一般市民が恐れ慄いている姿があるので巨人がいかに大きかったか・・・・て、言うか、あくまで伝説ですから・・・。 ステーン城の海洋博物館は有料だが、その隣にある倉庫風で、屋根だけがある建物の中では無料で見られる歴史的船の数々が展示されている。 ペガサス号、きれいな展示品はメチャクチャきれいに、ニスが塗られ磨かれています。 船首の方にペガサスが・・・。 さすがベルギー、ビールビン型の船まである。笑えます。 笑っちゃいけません!れっきとした水中翼船で見事に浮かび上がって推進しています。
でも、やっぱり笑ってしまいます。 大真面目にこんなことをやった人がいるのだから、さすがベルギーです。
他にも朽ち果てた木造小型船など、ガラクタ同然の品々が多数展示されていて、なかなか楽しめます、無料の海洋博物館。 その海洋博物館から、道路の向こう側にレンガ造りの大きな建物が見えます。 建物の中を道路?が通っている。 こちらが正面で肉屋のギルドハウスです。
肉屋の同業者組合だったが、いまは古楽器博物館になっている。
入場料5€で、一度入った事がある。チェンバロなどの古楽器の展示のほかに、管楽器の製作工程や、作業場、カリヨンに使われる鐘の製作に関する展示なども豊富にありました。 聖パウルス教会 、ここも宗教絵画の作品が多数展示され、美術館の様な教会である。入場は寄付金として2€位置いておけばよいと思う。(今回は入らなかった)街角 金曜広場に面して建つプランタン・モレトゥス博物館(活版印刷博物館)
入場料8€だったかな?
「地球の歩き方07-08 オランダ ベルギー ルクセンブルク」旅行ガイドブックの、各観光スポットの入場料表示より、現在は大体20%くらいずつ値上げされているような気がしますよ。
そして、アントワープ観光はルーベンスが埋葬されている教会として有名な、聖ヤコブ教会で締めくくりましょう。ここから中央駅までは徒歩10分位。
このルートを徒歩でアントワープ観光すると、距離にして約6.3km、普通に歩くだけなら約1時間18分と言う事になっている。(Googlemap調べ)
観光しながらだとブラブラと、ゆらりゆられて、美術館や教会の内部見学をすると、やはり半日以上はかかるでしょうね。
僕はゆっくり歩いて、写真を撮ったり、ミニストアで缶ビールを買って公園のベンチで座って休んで、駅に戻ったのは3時間10分後でした。
2 件のコメント:
日本は“ド盆”です。
どこいっても人だらけなので、おでかけは時期をずらして、毎年大人しくしてます。首都圏はかえって人がいなくて、けっこう好き。
ちょうどブラッセルのグランプラス広場は、花のじゅうたんだそうですね。アントワープも、観光客がいつもより多かったのかな?
リール郊外ツーリング、YUKIさんの写真見てたら、誰もが行きたくなりますよ♪
それから・・・遅ればせながら、Katrienさん、おめでとうございます!キープするというのは、よほどのメンタリティも必要かと思います。すばらしい!それにYUKIさんのお力添えも。
めだかの学校の様な、みんなが同じ方向へ向かうと言う習性は交通渋滞を招きますねぇ・・・。
メダカは空いた小川をスイスイ泳げるが、人間はせまい高速道路に集中するから困ったもんだ。
オランダではバカンスシーズンを意図的に地方ごとに2期に分けてあるそうですよ、混雑回避のために・・・・。
アントワープはいつもより人が多かった?
そうです、日本人観光客を多く見かけました。
「フランダースの犬効果」で、アントワープは日本人の心のふるさとの様な「行ってみたい願望」があるのではないでしょうか。
Katrienへの応援ありがとうございます。
昨日も20代の強敵に逆転勝ちをしました。
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