土曜日の午後、
Lier市の中心部へ自転車で買い物に出かけ、そのままぶらっと町の巡回をしてみた。
僕もリュックを背負って自転車だったので観光者気分ではあったが、市内の観光名所には、僕と同じ趣味の自転車での各町探訪の人たちがあふれていた。
こういう人たちの楽しみは、町から町までの自転車道で自然の景観を楽しみ、町に着いたら名所を回り、町のカフェでビールやコーヒー、ワインを飲んでおしゃべり(休憩)をして、また次の町へ移動する、というパターンだ。
ご存じのようにフランダース地方は、何処までも平たんな土地なので、年寄りでも無理なく長距離のサイクリングが楽しめる。
遠い場所には車で自転車を運んで、ある起点からスタートする。
僕がベルギーに来てよかったなと思う、新しい趣味です。 さて、名所とは言えない市立公園(Stadspark)
写真ではいたって平穏ですが、実は大音響でクラシック音楽が流れているのです。
僕も、この音楽につられて公園にやってきました。 夏イベント「Klassiek in het stadspark」
クラシック音楽を市立公園で・・・
公園のそばを通る道路沿いに、大きなPA用スピーカーを10基くらいズラーッと並べて、公園内に向かって大音響でクラシック音楽を流している。 土曜日と日曜日はこのイベントがあるそうで、公園の芝生でピクニックしていいですよ、と言う事らしい。 思い思い、ピクニックしてます。
持参したバスケットからワインボトルとグラスを出して、優雅に楽しむ人たちもいます。
僕は先ほどスーパーで買い物していたビールの缶を開けて飲んだが、やはり文化の違いと言いますか・・・・・、クラシック音楽を聴く時はワインだよなぁ・・・・、しかもピクニックでもワイングラスを持参してね。 一角にはワインバーもありました。
ウチの近くの広場で毎週木曜日に開かれている、ミュージックフェスタは若者向けイベントなので、ビール中心のドリンクバーだったが、やはりクラシック音楽の時は趣向が違う。
夏を楽しむためのイベントが盛りだくさんのLier市、海もないのにリールビーチ(Lier Beach)なる一角を設けて、たくさんの砂を入れて、ビーチサッカーや、バーベキュー、トロピカルドリンクを楽しめる「リールの海辺」の様な場所もある。
クラシック音楽の中でビールを飲むと言う場違いをしたので、早々と切り上げて、近くのベギンホフ修道院敷地を歩く。いつもながらレンガに囲まれた静かなたたずまい。 1軒だけ色が違うのは何故なんでしょう?大抵、煉瓦のままか白塗りの壁なんですけどね。 窓辺には花が飾られ 、歴史を感じさせる建物が多い。
短い夏をいかに楽しむか、知恵を絞っている感じですよ・・・ベルギー各地。
沖縄じゃぁ、いかに太陽を避けるかに知恵を絞っていたのだが・・・、正反対な環境に、腹の中では大笑いしながら、ベルギーの夏を楽しんでいる僕です。
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