1日で2日分楽しむという、欲張りな日帰り旅行となった6日(日)
日曜の朝はいつも、Katrienが近所のパン屋さんで焼きたてのパンを買ってきて食べるという習慣の我が家である ・・・ 昨日は特別な日だった、「Driekoningen」(ドゥリーコーニンゲン=3人の王様)という子供たちのイベントがあって、3人の王様に扮装して、家庭やお店を回り「Driekoningen」という歌を歌って、お金やお菓子をもらうのだ ・・・ 3人の王様とは12月25日にキリストが生まれた時に訪れた3人の王(東方三賢人)の事らしい ・・・ 面白い風習だ。
それと「Verloren maandag」(失われた月曜日)という記念日でもある ・・・ と、言うか、その子供たちのイベントの次の月曜日なのだが、日曜日にその習慣であるパンを食べる ・・・ ということはパン屋さんでは、この特別なパン(焼きリンゴのパイ、焼きソーセージのパイ)をたくさん作っているのである。(これはアントワープ近郊だけの伝統行事らしい)
そんな朝食の日曜日、のんびり食べてから11:27発の電車でLierを出て、Namurへ向かったので、すでに2-3時間はロスしているのではないかという日帰り旅行の始まりだった。
しかし、電車は(ベルギーにしては)珍しく、すべて予定どうり運行されていて13:40頃、ナミュール着 ・・・ 城塞(Citadelle de Namur)のある山登りをして、17:22発の電車でブリュッセルへ向かったのだった。
18:25ブリュッセル着。
クリスマスマーケットの最終日であったグランプラスには、あの不評だったプラスチックの角角のツリーはなくなって、すっきりした「世界一美しい広場」が戻っていた。
邪魔なツリーがなくなって、広場では壮麗な市庁舎と、それに向かい合って建つ「王の家」がライトアップされ、毎正時から20分くらい「音と光のショー」をしている。
これがすごかった!
きれい! 美しい! すごーい!
ぽかんと口を開けて、見とれてしまうほどの美しさ ・・・ 何時間でもそこにいて眺めていたかった。
音と光の調和も素晴らしいが、その素材となっている市庁舎の美しい建築も改めて認識させられる。
向かい合う、王の家。
ほどよく、ごった返していない広場が良かった!
近くにある聖ニコラス教会もライトアップされている。
証券取引所もイルミネーションで飾られている。
ブリュッセルの中華街?
中華街を抜けると聖カトリーヌ教会があるが、その前の広場でもクリスマスマーケットをやっている。
ここのメリーゴーランドがいつ見ても面白い!
乗り物がこんなものでミステーリーっぽいものばかり、この動物たちは回りながら絶妙な動きをするから、見るだけでも面白い!
聖カトリーヌ教会の横の広場が、一番大きなクリスマスマーケットだ。
ここにも面白いメリーゴーランドがある ・・・ こちらはノスタルジックな乗り物系。
観覧車の前にはスケートリンク。
グランプラスに戻ってきて、またも市庁舎の「音と光のショー」に見とれる。
ほんとに感動もので、いつまでも見ていたかったが、時間には余裕を持って帰らねば、と、広場をあとにする。
駅の構内にも小屋ができて、チョコレート販売をしている。
後ろの黒い電光掲示板に、電車の発車時刻表を表示しているが、20時を過ぎているにもかかわらず、時間は15時頃の発車を表示しているという情けなさである。
ホームで待っていると、新型高速列車Fyraが来た ・・・ 12月登場以来まだまだ問題続きの電車だが、この時は時刻表通りに来たので驚いた(笑)
試しに僕の格安チケットを係に見せて「これで乗れますか?」と聞いたら「ダメです、これは特別な電車ですから」と断られた。
全席指定なので当然そうなのは分かっていたが、確かに「特別な電車」である ・・・ キャンセルや遅延が当たり前の高速列車だからね ・・・ まだまだ高速と名乗れない高速列車なのである。
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