嫁のKatrienが一人で日本へ行ってしまった!
いや、逃げたんじゃなくて、一人で出来る用事が出来たので、一人で行っただけなんだけど、なんか妙な気分なんだよね、僕がベルギーに残って、嫁が日本(沖縄)へ一人で行くというのが。
僕が一人で沖縄へ行くのは、里帰りだから珍しい事でもないんだけどねぇ。
ま、とにかく一人で、スーツケース2個に、リュックを背負って電車に乗り、空港へ向かった。
リールの駅まで車で送って、スーツケースを乗せるまでは手伝ったけど、その先は「一人で出来るから大丈夫よ!」 と、言うので、ここで見送りとなった。
「車で空港まで行こうか?」とも提案したが、「電車の方が車の渋滞より確実だから電車の方がいい」 という事だった。
(空港まで、電車で38分、車だと渋滞を考慮したら1時間強)
この写真でわかるよね、この高さ ・・・ 1m以上はある! Katrienの母親は年取ってからは「電車に乗るのは嫌だ」と言っていたらしい ・・・ それは良く分かる。
日本に比べると、ホームの位置が低すぎるんだよね ・・・ でも、最新式の車両は低床式になって、割とホームの位置と合っている ・・・ という事は、車両の形式によって床の高さが違えば、将来的にホームの高さを上げる事も出来ないのかな?
「ヨーロッパ大陸で最初に商業鉄道を導入した国はベルギーである」という誇りは「埃」になっているのだろうか。
ま、いいけど、(翌日に)Katrienから「無事に沖縄に着いた」と連絡があって、ホッとしている。
一人になったので、一人でお出かけ ・・・
マルガレータの宮殿まで ・・・
Katrienが残した仕事のため、僕はメッヘレンの裁判所(マルガレータの宮殿)まで、行かなければならなかった。
奥の青緑色のドアから入り、左へ曲がって40m程歩くと目的の窓口があり、法定翻訳書類を提出して認証をもらうのだけど、その場ではもらえないので、置いてくるだけである。
窓口の係に「よろしく」と書類を渡すだけなので、3分後にはこのドアから出てくる(笑)
そして、翌日に同じ手順で受け取りに行くのだ。
家に帰ったらMomoちゃん散歩!
1日中、小雨模様だったけど、これを中止というわけにはいかないからねぇ ・・・ 辛いところ、「毎日2回はMomoちゃん散歩」 という日課を、これからしばらく一人でこなさなければならない。
お昼の一人様ご飯はラーメン!
豚肉と野菜の出汁に味噌味を付けて、三枚肉の煮付けと白菜や茹で卵を乗せたもの ・・・ インスタントラーメンではないよ。
夕飯は作らず、冷蔵庫の残り物処分(笑)
夜は、ひとり映画鑑賞だぁ~!
嫁がいると、なかなか、今日はコレを見る!と独断できないのだから、これからしばらく「好きな映画見放題!」
イエス・キリストをテーマにした映画で、とても勉強になる。
キリスト教、カトリックの国に住んでいるのだから、祝日やイベントは、事あるごとにキリスト教と関連してくるので、ここに住んでいるからにはそれを理解しなければならない。
この映画には、聖書にある物語が数多く出てくるので、映像だと理解しやすい。
特に僕は、聖書を読んだ事がないので、ベルギーに来てから各地の教会巡りをして、祭壇画や彫刻などを鑑賞して「それぞれに意味があるんだろうけど、良く分からないから残念だ」 という思いがある。
ブルージュの夏の祭り 「聖血の行列」 で繰り広げられるキリスト教の歴史(物語)の、各出し物の意味が理解できないでいたが、この映画を見ると「あぁ、あれはこの場面だったのかぁ」と、うまく重なるのである。
クラシック音楽も、キリスト教の物語や行事に関連するものが多いが、日本ではクラシック音楽を鑑賞はしても、その背景まで解説される事は少ないのではないだろうか。
そうした音楽も、この映画のBGMで流れていたりします。
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