2週間のニッポン旅行から沖縄に帰ってきて4日になるが、ここはここで、また忙しい ・・・ 昼は所用があったり、部屋で仕事があったり、夜は友人関係との面会等々 ・・・
旅行の写真も整理しながら、旅行記を書こうと思いつつなかなか手を付けられないでいたが、そろそろ書き始めないと記憶が薄れてきてしまうので、とにかく書き始めよう!
11月19日(東京2日目)
「まずは、日本のベルギー大使館へ挨拶に行こう!」
て、そんな大げさな事でもないが、Katrienが10数年前に4年間勤めていた職場で、旧友たちが残っているので 「久しぶりに会いたい!」 という、Katrienの希望であった。
いやいや、このメタリックなビルは「日テレ社屋」であった。
日テレ社屋の向かい側の道を進んでいくと、ベルギー国旗とEU旗がはためいている場所があった ・・・
数年前に新築された、在日本ベルギー大使館だ。
受付ロビーへ入って行くと、日本人職員が数名働いていた ・・・ そのうちの女性Sさんと、別の部署で働いているベルギー人女性Sさんと、お昼を一緒にすることになっていた。
日テレ横にあるインド人経営のカレー屋さんでランチ!
本格的なナン(パンのようなもの)か、ご飯を選んで、カレーも数種類の中から選ぶ ・・・ 僕はご飯を選んだんだけど、これはKatrienの分ね ・・・ カレーは別添えで複数選んでもいいようだ。
ま、カレーはどうでもいいけど(おいしかったよ)、久しぶりに会う、仲の良かった旧友たちとおしゃべりを楽しむKatrien ・・・ Katrienが退職した後、ベルギー大使館は、当時、庭付きの広い土地を有していたが、それの半分を売却して、新しいビルを建設したのだそうだ ・・・ 財政難なんだよねベルギー王国も。
ベルギー大使館が近いせいなのか、このインド料理店はベルギービールを扱っていた ・・・ が、僕は飲まなかった ・・・ 店を出る時に気付いたのだから。
店を出た後、大使館に戻り、職員二人の案内で内部に入れてもらった。
2階には職員が10名程度いたが、Katrienが入ってくると、何名かが懐かしそうに会いに来てくれて、立ち話が始まる ・・・ さながらミニ同窓会。
その中には、大阪にあったベルギー大使館領事部の廃止に伴って、東京の大使館に移動した女性もいた ・・・ その女性に「ベルギーには帰らなかったのですか?」と聞くと 「ベルギーの天気と冬の事を考えると帰りたくないですよ」 と答えた ・・・ わかるような気もする。
おしゃべりは結構長く続いたが、就業時間は大丈夫なんだろうか ・・・ 僕だけが心配していたような ・・・ 結構、融通がきくんだね。
大使館を出て、六本木を目指すが地下鉄路線の関係で「六本木1丁目」という駅で降りて、繁華街の六本木を探すも、右も左も分からず、テキトーに歩く ・・・ まぁ、「迷子になっても家に帰れなくなることはないだろう 」 という軽い気持ちだ。
何処をどう歩いたのか、フェラーリの販売店があった! さすが六本木。
ビルの合間に東京タワーが見える。
え?こんな所に Hard Rock CAFE が!
自分が何処を歩いているのか分からないもので ・・・
よくは分からないが、とりあえず「六本木ヒルズ」に到着したようだ ・・・ ランドマークとなるこの超高層ビルは「六本木ヒルズ・森タワー」というのだそうだ。
そんな事も知らずに行って、後で調べたのだ。
ヒルズから見る東京タワーの夕暮れ時。
「森美術館」というのは聞いたことはあったが、森タワーの最上階にあったなんて知らなかったよ ・・・ ベルギー大使館で、森美術館の招待券をもらったので、行く事になったからわかった事だった。
森美術館では 「リー・ミンウェイとその関係展」 開催中だった。
「せっかく来たのだから、僕は最上階屋上の展望台、スカイデッキで東京の夜景を見たい」 と、Katrienに言うと、「寒いから、私は遠慮します・・・下のカフェでコーヒーを飲みながら待ってるよ、降りてきたら電話してね」 というので、別行動をすることになった。
東京の夜景 ・・・ やっぱりすごいよね~
東京タワー、今でも輝きを放ってます ・・・ このスカイデッキは東京タワーの特別展望台より高い所にあるんだって。
遠くに見えるのが東京スカイツリー
こうして見ると地味だね ・・・ 今回は、スカイツリーの近くまで行く機会はなかったが、それほど興味はなかった。
東京都庁舎(新宿)方面か
なんと、本当にそうなのか?
森タワー屋上は「知る人ぞ知るは星空の名所」
スカイデッキから降りてきて、Katrienと連絡を取ろうとしたが、肝心の携帯は「圏外」 ・・・ え~、これはえらい事になった ・・・ 連絡の取りようがない!
地上階でしばらく、歩いて探してみたが、どこにも見あたらない ・・・ どうしよう。
歩く ・・・ 写真を撮りながら ・・・
ま、連絡の取りようもなく、会えなければ、宿泊先の家に帰るしかないだろう、Katrienだって家に帰れないわけじゃないんだから ・・・ と思い始めて、最初に来た「森美術館入口」に戻ってみると ・・・ Katrienが立っていた。
少なからず感動した ・・・ よくここで待っていてくれた!
「私もそう思っていたのよ、ここで会えなければ帰ろうと」
そう、それでいいのだ!
かくして、ふたり揃って宿泊先へ帰ることが出来た ・・・ 宿泊先のNさんにご迷惑をかけることなく帰れることに安堵した東京の一夜だった。
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