14.8.18

死の入口へ

タイトルがおっかないけど、後ほど・・・
日曜日、ブルージュの飲み友、Aさんからお誘いがあったので、ブルージュへと向かう。

タイトルからずれるが(蛇足)・・・

Lier 駅からBrugge 駅まで、約1時間40分もかかるんだよね・・・遠い距離です。
ベルギーの国鉄を利用するときは大まかに言って、1時間以上かかるところは遠い、20分以内は近い、その中間もある。

「遠い」に分類される場所へ行くには、土日に限らず「Rail Pass」、「中間」は土日なら「Weekend Biljet」平日ならRail Pass、「近い」場所なら「Key Card」を準備すればお得な移動ができる。
(Reil Pass とKey Cad は10回分の回数券)

なので、今回はReil Pass 利用で往復15.40€だった。
(通常料金だと34.00€)

長距離に乗るときはなるべくリラックスしたいので、始発駅であるアントワープ・セントラル駅まで行ってから乗り換えます(ひとつ手前の駅でも乗換可能だけどね、2等席でもいい席に座りたいから)

今回は2階建て車両だったので、2階に入って座る・・・まるで飛行機だね(笑)

 いい席(2人席で前向き、広い窓)に着いて、長旅の準備・・・飲み物、お菓子、そして時間つぶしのパズル(笑)

あ、この菓子はベルギーのワッフルじゃないよ!
オランダの名物、ストロープワッフルといって薄いワッフル生地2枚の間にキャラメルシロップなどが挟まれていて、腹持ちがいい(笑)

途中、通過駅のゲント駅(Gent-SP)

13:35、予定通りにブルージュに着いて、待ち合わせのAさんと合流、彼の車に乗り西フランダースをドライブする。

 西フランダース、平野の風景。
ベルギーの国土は九州より狭いが、山岳地帯が少ないので広大に見える。

西フランダースの西部(フランス国境寄り)は第1次世界大戦の大激戦地域で、さらには第2次大戦でも甚大な被害を受けた地域である。

至る所に戦没者の墓地がある。

 その西フランダースのはずれにあるエイゼル川沿いに、ドーデンハング(Dodengang)と言う戦争遺跡がある。
Dodengang とは、「死への入り口・死の歩み」などと訳されると思うが、それだけでも悲惨さがうかがわれる。

第一次大戦の陸上戦闘形式と言うか・・・塹壕を築いての戦い。
ここには広い範囲で塹壕が残されていて、資料館も建てられている。

資料館内部。

ドイツ軍の爆弾。


弾頭に目盛などもあるけど、何なんでしょう?

ベルギー軍の兵器。

 このエイゼル川を挟んでドイツ軍とベルギー軍が対峙し、ベルギー軍は左岸に塹壕を築いた。

 塹壕

展望台から近くの町ディクスムウデ(Diksmuide)を望む。

塹壕内を歩くことが出来ます。

砦(塹壕)の中の窓

窓から見える景色

塹壕建設中

命を落とした兵士・・・塹壕に配備された兵士は生きては帰れなかったのだろう。
なので「死への入り口」と言われるようになったのだ。

 兵士たち・・・生きて帰ってこられなかっただろう。

塹壕の中を歩く僕(Aさん撮影)、結構な距離を歩きます。

ポピーの花

赤いポピーの花は終戦を象徴する花と言われている。

塹壕を築くために掘り起こされた土から芽を出し、終戦後に多くの花を咲かせたという・・・悲しいようでもあるが、 いまでもこの季節になると胸に赤いポピーの花を挿して歩く人がいる。


 


エイゼル川を観光船が行く・・・

 そのDodengangの塹壕から近い町、ディクスムウデ(Diksmuide)にある博物館(Museum aan de IJzer)も悲惨な戦争の記憶をとどめ、平和学習をするための博物館。





エイゼル川のほとりにある。

 街のカフェで1杯飲んで、気を静めてから帰ろう!

こういう場所を見学するのは辛いね、でも過去の現実も見つめなければならない。
沖縄には各市町村・・・各集落までも戦没者の慰霊碑があり、終戦記念日には慰霊祭を執り行っている。

それは沖縄だけの事だと思っていたが、ここベルギーでもやはり各市町村に、第一次、第二次世界大戦の戦没者慰霊碑がある・・・命の尊さは世界共通、人類共通です。

なのに何故、戦争と言う愚かな行為をしてしまったのか・・・

あぁ、神妙になってしまった。


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