ちょいと贅沢をして、人生初の海老づくし!
(1/2 kreeft,paté de foie gras, st-jacobsvrucht, gamba, scampi, lagoestine enz)
レストランのメニューによると上記のようなんだけど、よくわからないところもある。
ロブスターの半身、フォアグラのパテ、ホタテガイ、クルマエビ、タイガーエビ、芝エビ、その他・・・みたいなことだと思うが、海老の種類が特大、大、中、小・・・・とにかく海老づくしである(笑)
貧乏外食の僕が、なぜこんな贅沢な食事をする事になったのかという物語を話したいと思う。
7月1日、灼熱のベルギー、オリンピックテニスクラブ。
1920年アントワープオリンピックのテニス競技が行われた伝統あるテニスクラブである。(ここで日本人初のオリンピックメダリストが誕生した)
このクラブで開催されたテニス大会に嫁が35歳以上女子の部に出場して、見事に優勝したのだった。
もちろん、僕も帯同して応援したことは言うまでもない。
その優勝賞品が・・・
なんと、120€分のレストラン食事券だった!
さすが、伝統を誇るテニスクラブだ・・・今まで、他のクラブで何度も優勝経験があるが、こんなに高額で価値のある賞品は初めてだ!
グルメの国ベルギーでも120€の食事と言うのはかなり贅沢のできる金額であります(貧乏外食の僕には・・・と付け加えておくべきか?上にはキリがない)。
4ヵ所のレストランで使用可能という事で、事前調査によるとアントワープの「De Peerdestal」が評判がよろしかった。
良き日を見計らって予約を入れ、木曜日に嫁と二人でアントワープへ出かける・・・相変わらず猛暑が続いているベルギーなので、電車利用で歩くのはやめて、車でセントラルまで直接乗り入れる。
地下駐車場から出るとすぐに中心のフロートマルクト!
晴天です。
大聖堂前広場にある新しいネロパト・・・中国資本により設置された像が日本人には不評だと思うが、そんな事にはお構いなく既成事実を積み上げていくのだ。
レストランへの予約時間より早く着いたので、ウォーミングアップをしよう!
大聖堂のすぐ隣にあるカフェ「Paters Vaetje」 ・・・庶民カフェで地元の人にも親しまれるブラウンカフェ(昔ながらの茶色内装)、僕好みのカフェです。
驚いたことに、正面中央にある古時計が正確な時間を刻んでいる!
ステンドグラスの両サイドにある古いスピーカーからBGMが流れている!
僕は地ビールのボレケ(De Koninck)嫁は白ビール。
これで20分くらいの時間つぶしと食事のウォーミングアップだ(笑)
(目的のレストランまでは3分の至近距離)
予約の時間18:00ピッタリに到着したレストラン「De Peerdestal」・・・席についてオープンになっている窓越しに外を望む・・・いつも行っているカフェ「Quinten Matsijs」の間近でもある。
ここでもやはりアントワープ地元ビールの Seef Bier を飲みますか!
「せっかくなので、ラベルのおっさんみたいに写真撮って」と、嫁にお願いしたのだった(笑)
前菜に頼んだのは小エビのコロッケ・・・ベルギーの名物料理だね・・・旨い旨い、納得の味です!
すでに海老づくしの始まりなんでございます。
2人で一皿しか注文しなかったが、スタッフは2人分の取り皿まで用意してくれた・・・ベルギーにしては珍しい「おもてなし」だ・・・関心、感心。
SALADE "FOLLE"(42.50€)を前にご満悦の僕です(笑)
嫁は白身魚(タラ)の地中海風鍋料理・・・見た目地味だけど、美味しかったそうです。
さて、「人生初の海老づくし!」堪能させていただきます!
まさに海老の特大、大、中、小・・・すべて取り揃えたひと皿・・・う~ん、贅沢すぎる!
小さな海老から大きな海老まで、プリップリで最高の食感、味付けもばっちりで言う事なし!
ロブスターのぶっといハサミ!
こんなデカいのも人生初です(笑)
かぶりつきます!
しあわせ~
奥の方までほじくり出して食べる!
完食~・・・余は満足じゃ~
え、デザートまであるの?
(これも一つしか注文していないが、2人分の取り皿を用意してくれた)
シューに入ったアイスクリーム!
別腹は嫁の方が大きかった(笑)
このレストランは馬肉料理が得意らしいのだ。
店名の「De Peerdestal」は馬小屋と言う意味なんだよね(笑)
店名の「De Peerdestal」は馬小屋と言う意味なんだよね(笑)
古い内装ながら、豪華なシャンデリアが多数あり・・・ガラスケースには馬肉が吊るされている。
生きたロブスターの入った水槽もあり、新鮮さを売りにしている・・・なんて、素敵なレストランなんだろう。
何度もこの店の前を歩いて通っていたのに、こんなに素晴らしいレストランだとは思いもしなかった・・・ひとつ勉強になりました。
ワインじゃなくて、二人ともビールを数杯ずつ飲んで・・・
なんと、合計金額が119.75€!
120€食事券のギリギリまで使い倒した!(笑)
(もちろん、計算しながらの注文ね)
いや~、贅沢な夕食でござました。
テニスを頑張った甲斐があったねぇ・・・僕も一緒に練習した甲斐があったというものだ・・・いつかは報われる。
常にそういうものであって欲しい!
以上、ここまでが海老づくしの物語。
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以下は蛇足でムール貝を食べた件(笑)
スーパーで1€安くなっていたので、無計画にムール貝を買ってしまって、1日冷蔵庫に入れてあったら、賞味期限が本日限りとなっていた!
夜はレストランで贅沢な食事をする予定であったにもかかわらず、お昼にこれをお腹に入れなければならなくなった(笑)
「ムール貝のビール蒸し」と言う料理は材料さえあれば作るのは簡単である。
ササッと作って食べられる、僕の大好物な料理です。
が、嫁はこれを食べないので、1キロパックを一人で食べなければならないのは、ちょっと辛いところもある・・・食べた後に、ちょっと胃が膨らむんだよね(笑)
作ったからには、必ず完食します!
貝殻は片づけやすいように、きれいに並べてコンパクトにする。
レストランでは殻入れに放り投げればいいのだけど、家庭内ではゴミはコンパクトにネ(笑)
昼にムール貝を平らげた後、夜は海老づくしだった1日。
食い倒れた~
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