2.2.15

ゲントでメッチャ歩く!

アントワープでゲント行きの往復切符を買い(10.40EUR)ひとりでゲントへ行く!
ゲントでは「光のフェスティバル(Light Festival Gent)」を開催中 ・・・ これが3年に1回だと聞いたから、「これはぜひ行かねば!」と、みんなとビールを飲んでいたのを途中で退席してゲントへ向かったのだった。

ゲントの街観光をするときは、主要駅であるゲント・セント・ピータース駅(Gent-Sint-Pieters)ではなく、ゲント・ダムポールト駅(Gent-Dampoort)で降りたほうが中心部に近いので歩いて行ける。
SP駅からだとトラムに乗って中心部まで行かないといけないので、余計な費用が掛かる。

で、Dampoort駅から中心部へ入ると最初の目立つ建築物がこの聖ヤコブ教会だ。

ヤコブ教会から脇道に入ったところには金曜市場(Vrijdagmarkt)という広場がある。

広場の中心に立っているのは、ヤコブ・ファン・アルテフェルデ(Jacob Van Artevelde)14世紀の毛織物商人のリーダーだ。

 広場に面して建つ「't Toreken」 中世には毛皮製造業者の取引所だったらしい。

 ショコラ屋さんのディスプレーに Momoちゃんがぁ~ ・・・ じゃない、これはキツネです!


フランドル伯居城

 ファンシー雑貨屋か?

 大肉市場(Groot Vleeshuis)


大肉市場内部

レイエ川の河畔、コーレンレイ

ボートクルーズは、みなさんシャンペングラスを片手に乗っていらっしゃる。

 レイエ川、グラスレイ河畔の建物群

 聖ミハエル橋

 橋の上に建つ、聖ミハエルの像が付いた街灯。

聖ニコラス教会(Sint-Niklaaskerk)

やっと光のフェスティバル「Light Festival Gent」らしいイルミネーションに出会う ・・・ 音に反応して変幻する球体群。

この頃から、街は人であふれ大変な事になっていた ・・・ 光のフェスティバルは市内のかなり広範囲に作品が置かれていて、案内所でもらった地図をもとに、その場所を訪ねて行くという形式で、その道順は歩行者の一方通行になっていた。

その流れに逆らっては歩けませぬ ・・・ その流れを横切るのも困難です。

 僕は自由に歩きたかったのに ・・・ ちょっとその流れから外れて、聖バーフ大聖堂の前広場(Sint-Baafsplein)にある Jan-Frans Willems (1793-1846) の像を見学する。
何を隠そう、ベルギー・フランダース地域におけるオランダ語の存続を訴えて、実現させた偉大な方なのである。

というのは、1830年、ベルギーがオランダから独立した当初、公用語はフランス語に統一されたのだがフランダース州のフラマン人はフラマン語(オランダ語)しか使えない人が多く、多大な不便を強いられてしまったらしい。

そこでゲント大学のウィルレマンス博士がオランダ語の復権を訴えたのだ ・・・ この博士がいなかったら、今頃ベルギーの公用語はフランス語で、僕もフランス語の勉強をしていたのかもしれないんだよ ・・・ その方が良かったかも? と、僕は思ってしまう。

人の流れのコースになっていない、コーレンマルクト広場から見る聖ニコラス教会。

鐘楼のてっぺんには風見のドラゴン ・・・ そして、青い月が ・・・

 今度は人の流れの波に乗って歩く ・・・ ゲント市庁舎の前 ・・・ やたら人が多くてねぇ~僕のちょっと前にはTVカメラを抱えた人がいるし、その前の人たちも後ろを振り向き、スマホで写真を撮っていた。

えっ、ひょっとして有名人でもいるの?
僕じゃないよね!

 ハンサムな男と、この中年男が歩いている所をTVカメラは撮り続けていた ・・・ 「あのハンサムな男は映画俳優なのだろうか、見覚えはないけど」 と、思っていたが、よくよく見たら、この禿げ頭の男は、今をときめくベルギーの首相ではないか!

そうだ、シャルル・ミシェル氏(Charles Michel)だ!
フリッツ投げられ、マヨネーズ掛けられ事件で一躍有名になった人。

これはえらいこっちゃ! てんで、急いで写真を撮りましたよ ・・・ 良く撮れたねこれ、至近距離からのショット!

まてよ、ベルギーはテロ警戒で、厳重警備をしているはずではなかったのか?
一般庶民か、観光客か、はたまた刺客かどうかわからない僕のような人物が、手の届く距離にいられたという事はどういう事なんだ。

去年は3月にバンシュのカーニバルで、当時の首相のディ・ルポ氏を間近で見たのだが、ベルギーの首相って、あまりにも一般市民と近づきすぎじゃないだろうか。

建物にアートを投影する作品

 人の流れに乗ると、チンタラしか進まない。

僕はもう、あきらめた ・・・ 「やーめた」
電車で帰らなければならないので、遅くまではいられないし、全作品を見られそうもない ・・・ それに、フリッツ投げられ男(首相)も見たし、もういいやって感じだった。

 自動車の橋の下に遊歩道の橋があり、その中にも光の作品があるらしく、群れがそこを通り抜けて行く ・・・ この橋にこんなに人が乗るのは初めてだと思うが大丈夫だろうか?

結局ダンポールト駅から、早めにアントワープ行きの電車に乗った ・・・ ゲントのトルコ人街の商店で買ったトルコのビールを飲みながらSudokuで過ごす。

 ベルギー防衛軍は隊員を募集してます。

 リールの街ではMomoちゃん連れて散歩。

 北斗七星の写真も撮ってみた。


 この頃「青い月」にこだわってます!

なぜ月は青いのだろう?

そう、この日はメッチャ歩いた ・・・ アントワープでもゲントでも ・・・ さて、僕の歩数計は?

「30,054歩」

おもしろいベルギーブログはこちら→ にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
役立つヨーロッパブログはこちら → 人気ブログランキングへ

アントワープ ホテル宿泊

2 件のコメント:

ウォーケン さんのコメント...

素晴らしい!
本当に素晴らしい写真を見せてくださって、いつもありがとうございます!!
夜のクルーズなんて有るんですね、知らなかった~
次回は是非、乗ってみたいです。
トルコのスーパーってアルディですか??

まさゆき さんのコメント...

ウォーケンさん、ありがとうございます。
ALDIはドイツ系のスーパーですね。
トルコ系のお店はトルコ系移民の多い地域に、個人経営の商店みたいなお店があります。
普通、イスラム系の店ではお酒類は売っていないのですが、たまたまビールを見つけたのでラッキーでした!