ベルギーの結婚式！

生まれて初めてというか、ベルギーに来て初めて、教会での結婚式に招待された！

ベルギーの暑い日だった金曜日の翌日、土曜日の午前は幾分涼しくなり、ちょうど過ごしやすい穏やかな日となっていた。

 アントワープの北、オランダ寄りのカペレンという町の教会　・・・　実はこの教会には3度ほど来た事があった。

というのは、Katrienのご両親がそれぞれ亡くなった時に、葬式を執り行ったのがこの教会であり、年末の追悼のミサの時も参列したのだった。

 招待してくれたのは、Katrienの一番の親友で、幼馴染みでもあるベネディクトさん　・・・　2009年に　「ベルギー式誕生パーティー」　に招待してくれたご夫婦の長男の結婚式である。
あの時その息子は大学生だったか？　・・・　その時すでに、結婚相手である彼女も姿を見せて、手伝いをしていたから、長い間順調な付き合いをしていたことになるね。

教会での結婚式に招待された客は、割と軽装で、背広とかコスチュームはホントに近い身内だけという感じだった　・・・　僕は沖縄のかりゆしウェアの地味めなものを着ていた。

11時30分から始まる予定。

 みんなが待っている前にベンツのオープンカーが登場！

 乗っていたのは結婚する息子と、その母親。

 カッコいいよねぇ～　西洋人は絵になるねぇ。

 教会の入り口前で待ち構えているのは、花嫁の3姉妹たち（奥側の3人）　・・・　古代ローマ風の衣装で決めていた。

 黒いVWワーゲン・オープンで花嫁登場！

 エスコートは新郎の友人だった。

新郎新婦を外で迎えた所で、招待客は教会の中へ入り、式が始まるのを待つ。

 新郎新婦の身内が入場するが、未婚であっても付き合っているパートナーがいれば、付き添って一緒に入ってくる（新婦側の姉妹たち）

 新郎の弟ペア

 新郎の父と新婦の母

 新郎と母

 新婦と父

 祭壇の前へ行き、神父さんから祝福を受ける。

新婦さんは聖書に基づいて、結婚の祝福をし、家族や友人からも祝福の挨拶がある。

 客席に座っていた、私服の人たちが数人立ち上がるので、何かと思いきや　・・・　歌の合唱を始めるのだった　・・・　サプライズ！

 誓いの杯（何が入っていたかはわからない）
結婚指輪の交換があり、教会での結婚の誓約書にサインをする儀式もあった。

 天使たちが舞い降りてきた　・・・
意外と大らかだねぇ　って思った。

 教会での儀式が終わった後、教会の外へ出るとボーイスカウトたちがドリンクの準備をして待っていた　・・・　ミニレセプションがあるようだ。

もちろん、シャンパンをいただいた！

 出てくる時はペアを変えて、夫婦ごとに出てきた。

 子供たちからお花をもらい、お菓子をプレゼントする新郎新婦。

 若者らしく、変顔をするのが好きらしい（笑）

 VWのボンネット

 ベンツのボンネット

 糸トンボも結婚式？

 解散するまで約2時間ほどの儀式だった。
このあと、17時半からレストランでの食事会にも招待されているが、時間が開きすぎるのでいったん家に帰る。

 貸切のレストラン　・・・　というか、ベルギーにはお祝いごとや、セレモニーで使われるこういった独立した式場がある（普段レストランとして営業している訳ではない）

 時間通りに行くと、新郎新婦、ご両親たちが出迎えてくれていた。

 テーブルセッティング　・・・　日本と同じようにテーブルに名前が付けられていて、そこへ行くと自分の名前のカードがあった。
僕らは、新郎の祖母の席も一緒という、割と近しい人のテーブルだったようだ。

 ホワイトアスパラのスープ

 北海小海老

 メニュー表

 新郎の生い立ちを弟が紹介した。

 カモの胸肉のステーキ

デザートはセルフサービスで、獲り放題　・・・　僕はもう手を付けなかった　・・・　メインの料理でお腹いっぱい。
それに、久しぶりにビールがなく、白ワインと赤ワインだけを飲んだので、酔うてしまった。

メインの食事が終わり、デザートタイムになる頃、別の招待客　（というのは新郎新婦の友人たち）が、続々と集まりだし、彼らは食事をするのではなく、ドリンクをもらって軽いおつまみを食べて夜のイベントに備えているのである。

夜のイベントというのは、ダンスパティ―！

ほぼ、時間無制限のダンスパーティータイム　・・・　こんなモノには付き合っておれん（年寄りは）・・・　それに翌日、テニス大会の試合が控えていたのだ。

早々と退散する事にする　・・・　と言っても午後10時半を過ぎていた。


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