1月6日は「ドゥリーコーニンゲン (Driekoningen)」(3人の王様)という、キリスト教の祝日だった ・・・ ま、非キリスト教徒である僕には関係のない事なんだけど、住んでいるのはキリスト教国だから、何とはなしに関係してくるものだ。
いつも利用しているスーパーマーケットで、普通に買い物をして、レジで精算したら、「これはプレゼントです」と言われて、レジの女の子から直径20㎝位のタルトをもらった ・・・ なんでだろ?新年だからかな? と、思ったが、家に帰ってスーパーのチラシを見たら ・・・ なんと、「DRIEKONINGENTAART GRATIS」(ドゥリーコーニンゲンタルト無料 ・・ ただし、50€以上お買い上げの方)
それで、「そうだ今日はドゥリーコーニンゲンの日だった!」と思い出したのだ。
毎年、忘れているのに、町の様子で気付かされるイベントのひとつだ ・・・ 町の様子とは、子供たちがちょっとした仮装をして、3-5人のグループで町の中を歩き、民家のドアを叩いて家人が出てきたら歌を歌って、その後にお菓子をもらうのだ。
仮装はキリスト降誕の物語に出てくる「東方三博士」に扮するのである ・・・ 星の導きで訪れることから、星の付いた杖を持っている。
ドゥリーコーニンゲンの歌(オランダ語)
紙芝居風の絵もきれいです。
子供たちのイベント風景。
地域によって、子供会みたいな組織でやる場合もあるし、友だち同士で保護者に連れられてやる場合もあるようです。
子供たちにとっては、クリスマスが終わった後の楽しみなんだろうなぁ~
あ、それで、スーパーでもらったタルトだが、パン屋、ケーキ屋でも売っているし、家庭で作る事もある。
ひとつ、普通と違うのは、タルトの中にフェーヴ(小さな人形)が埋め込まれていて、家族で切り分けて食べる時に、そのフェーヴが入っていた人が、その日の「王様」になれるのだそうだ。
今日のわが家の王様はタロ君だった!
いや、タロ君にフェーヴが当たったわけではないが、僕とKatrienがタルトを切り分けて食べたが、1/3しか食べられず、その中にフェーヴが入っていなかったので、王冠はタロ君のものに ・・・
極上のおやつをもらうタロ様
なかなかの貫禄でございますよ、なりきり王様!
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