沖縄滞在1週間が過ぎた・・・
先週、沖縄に到着した翌日から「台風15号情報」が始まり、沖縄はずっと強風地域・・・・、週半ばには大阪から「姉妹+0歳児」という台風も上陸、我が実家は、ベルギー夫婦、大坂ファミリーで毎日がてんやわんやの大混乱(母)が続いている。
母が作ってくれた沖縄そば、
シンプルに、かまぼこと焼豚ハム、紅ショウガだが、それでもおいしいのだ!
母は、久しぶりに訪ねてきた子供たちに、おいしいものを食べさせてあげようと、あれこれ考えて買い物もして来て忙しいのだが、当の子供たちはあちこち行くのに忙しくて、いつ実家にいて食事を出来るのか当人たちも分からないのが現状である。
母は時々さびしい(誰もいない時)
時々とてもうれしい(みんなが食べている時)
僕とkatrienも、よく出かける。
突然だが、家の裏で見かけた虫・・・
沖縄にはたくさんいる、蛾の仲間でセスジスズメの幼虫のようだ。
僕とKatrienが出かけたのは、沖縄で活躍する染色家の長尾紀壽氏の住居兼アトリエ。
豊見城市の田舎集落にある赤瓦屋根の民家に住まい、離れの小屋をアトリエにしている。
katrienの友人に案内されて3人で訪ねたのだが、長尾さん(沖縄県立芸大で教鞭をとっていたので、「先生」と呼ばれていますが、親しみをこめて「さん」で呼ばせていただきます)は、温厚な方で、すぐに「お茶でいいですか」と聞いて、さっそくお湯を沸かし、茶を点ててくれた。
重厚な赤い茶器・・・
「僕は茶の作法を知りません」と言うと。
長尾さんは「いや、そんなこと気にしないで普通に飲んでください」
気さくにおっしゃるので、泡立った煎茶の入った赤い茶器を両手に取ってみると・・・
「あらっ?」っと、拍子抜けする軽さ!
「これは木で出来ているんですよ」と、長尾さん。
女性2人には陶器の重い茶器を出して、力のありそうな僕に、わざとこんな悪戯をしたのか・・・
のっけから、氏の人柄が偲ばれる。
羊羹を食べながらいろいろ話して、作品の展覧会の様子などを写真や新聞記事などで見せていただいた。
型染めの柄は沖縄で普通に目にするものが多い。
アダンやサトウキビ、パッションフルーツ、センダングサやミツバチ、果ては農業で使う農具の数々・・・
長尾さんは退官後、農業をしながら創作活動を続けているという事である。
その見事な作品はGoogleの画像検索で氏の名前で検索して見て欲しい。
アーティストのアトリエなどでは「企業秘密」も多かろうと思い、写真撮影をしていないので悪しからず。
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