福島から沖縄へ ～

生きるチカラ ～

福島から沖縄へ

　福島県いわき市でギャラリーを営んでいた芸術家夫妻が3月11日の東北大震災で被災し、混乱の中で右往左往しながら、生きるため、放射能の恐怖から逃れるため、20年間乗り続けた軽自動車のジムニーに、夫妻と愛犬のハナを乗せ日本列島を南下、いわき市から1,500km離れた鹿児島まで来た・・・

そしてフェリーで、何の当てもない沖縄へ

その過程を大きな地図と日誌で展示している。

地図の下に敷いてある黒い紙は大震災のニュースや原発、放射能の恐怖を伝える新聞に墨を塗ったものである。

日誌からは震災、避難、放射能の恐怖が伝わって来る。

　

　愛犬ハナと沖縄の富盛にある石彫大獅子

ハナを題材にした陶芸作品

一家の道のりとジムニー

　

作家の鈴　忠壽氏（右）と

ご夫妻の活動の様子はブログ「走熊通信」で見る事が出来ます。

奥様の鈴木智美さんと偶然（これも縁か）沖縄県工芸指導所でお会いして、この展示会がある事を知ったのであった。

ご夫妻が第二の人生のステージを沖縄でスタートし、いつか安心して住めるようになった福島へ帰れる日が来る事を切に願う。

                    
生きるチカラ～福島から沖縄へ       
2011年9月22日～10月4日

場所　：　南風原文化センター         

イ ヌ 　：　スズキ　ハナ

カンタ　：　鈴木　智美

パステル ：　鈴　　忠壽

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