24.8.16

アントワープ その2

8月20日(土)
アントワープへ行ったのは「日本語を話そう会」という、ベルギーで日本語を学ぶ人たちが日本人と日本語を話す機会の場に出席するためだった。

去年、発起人だった先生が日本に帰ってしまったのだけど、仲間たちが継続して毎月1回のペースで開催しいる。

僕は土曜日にテニスの試合が重なる事が多いので、たま~に参加しているが、「9月に恒例の料理教室開催するので、沖縄料理の講師をしてもらえませんか?」との依頼があったので、今回はテニスに重ならないように都合をつけてやって来た(打ち合わせを兼ねて)。

ま、何もたいそうな料理講習ではなく、要は料理作りの日本語を理解して、日本人とベルギー人が共同作業で料理を作り、一緒に賑やかに食べるのが目的なんだから、味にこだわる必要はない ・・・ おい!

で、沖縄料理 ・・・ 前年、「なーべーらーんぶしー」「ふーちばーじゅーしー」を作ったし、一昨年は「ひらやーちー」も作った。
今年は超定番の沖縄料理 「沖縄そば」と「ゴーヤーチャンプルー」の2品を提案している ・・・ 沖縄そばに使う三枚肉の煮つけは前日からの仕込みが必要だが、僕が自宅で済ませておいて持ち込むという事で、時間短縮が出来る。

ゴーヤーは去年も候補に挙がっていたのだが、その時期に品切れしたので「なーべーらー」に変更した。
しかし、そのなーべーらー(へちま)も当日になかったので、代用品として八角へちまを使ったという事もあったが、今年はゴーヤーがふんだんに出回っているので、9月でも大丈夫だろうと思っている。

いや、しかし、こうやって寒冷地のベルギーで、沖縄の夏野菜であるゴーヤーやへちまが出回っていること自体が驚きであり、僕にとってはありがたいことなのである。

さっそく、その日に仕入れてきたゴーヤーで「ゴーヤーチャンプルー」を作ってみた!
材料はこれだけ ・・・ いたってシンプル。

完成品。
ゴーヤ半分(縦割り)で2人前はあるかな?

手順がわかっていれば15分ほどで出来上がる ・・・ 近頃は居酒屋メニューでも定番なので、料理の材料の他に缶ビールも準備しないといけないんじゃないの?(笑)

「日本語を話そう会」ではゲーム形式の遊びで、ベルギー人、日本人の組み合わせで楽しんだ。

定時の16時に終了して、会場である3階から、階下へ降りると「カフェ・クイントンマセイス」 ・・・ そこにKatrienとMomoちゃんが来て待っている事になっていた。

「みんなでビール祭りに行くぞ~!」 という事で ・・・

大聖堂の外側にある彫刻作品 ・・・ 見慣れているので、つい見過ごして通り過ぎてしまうが、なんだかいつもより人が足を止めて見入っているので、何事かと思ったら左端の女性の像は生身の人間だった(笑)

前に置いてあるポットに投げ銭を入れてもらいたいのだが、動けないので催促できないのが玉にキズ?

こちらの方も頑張ってます!

赤いマントに王冠をかぶって、王様に扮しているブラボー君、大きな手を投げようとしているがその手の上にはボレケのビールグラスが乗っている!

アントワープの地ビール 「De Koninck」(コーニンク)醸造所と、オランダ語で王様を意味する「Koning」(コーニング)を掛け合わせたシャレで「王様に扮しているブラボー君」なのであった(笑)

 このビール祭りは「ボレケス・フェースト」と言ってあのブラボー君が持っているグラスの事なのだが ・・・ ボレケはクイントンマセイスで飲んできたので、トリプルのダンベルスをいただく。
あ、もちろんこの時も「日本語を話そう会」からの流れで、その仲間たちと一緒だった。

ステージではバンド演奏 ・・・ 歌はオランダ語だけど「アントワープ弁」で歌っていたらしい(笑)
アントワープの地ビールの祭りだからねぇ。
地産地消が徹底している!

 
かなりの人出 ・・・ テロの恐怖はどこへやら ・・・

Momoちゃんを囲んで立つわれら

Wild JO のグラス。
このビール祭りは専用グラスを買う必要はなく、飲んだ後は返却するシステムだった。

 僕ら(Katrien & Momo)は、先にお暇することにした。

歩いてゆっくり中央駅に向かう ・・・ 途中のカロルスボロメウス教会。

聖ヤコブ教会

「鉄道の大聖堂」とも呼ばれる中央駅

Momoちゃんも無事に着きました~

地上ホームからの出発。

リールに着いたら、どんよりとした空に虹が出ていた。

さて、これから数回、沖縄そばとゴーヤーチャンプルーの試作をして、「レシピ作成」しなければ ・・・


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アントワープ ホテル宿泊

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