21.8.16

ブリュッセルで街歩き

ブリュッセルの「フラワーカーペット2016」は素晴らしかった ・・・ と、過去形になりまして ・・・ まだそれほど過去になっていない 「街歩き~ぶらり」 に行きます。

ブリュッセル中央駅からグランプラスに向かうと、途中に小さな広場グラスマルクト(Grasmarkt)があり、そこにはいつでもテント小屋での土産品販売店がある。

あまり土産物に興味のない僕が 「これはちょっと欲しいな」 と思うのが、このベルギービールのグラスに入ったキャンドル!

そのビールグラスに入るべきベルギービールの色を忠実に再現しているんだよねぇ~ ・・・ 火を点けるのがもったいないと思うけど、1個欲しいな ・・・ いや3個ほど欲しいな ・・・ いや、待てよ、そんなものを部屋に飾ったら、飲みたくなった時に現物がないと地獄を見るから止めた方がいいか ・・・ なんて、空想してしまったので、やっぱり止めた(笑)

(1個は5ユーロから10ユーロまで、グラスによる)

今回は「フラワーカーペット」をすっ飛ばして書くので、グランプラスを通過して証券取引所の横を通り抜け ・・・

海産物料理レストランの多い聖カトリーヌ教会前の広場(Sint-Katelijneplein)まで来て、昼食のレストランを探す。

別に店名も気にしないで、テラス席に座り、ビールとムール貝、エビコロッケを注文する。
Leffe Blond を注文したのに Bruin (茶色) を出されたが、そんな事にいちいちイチャモン付けないで受け取る。

しかし、後で僕らの隣の席に座ったフランス語圏のオジサンは注文したビール、シメイブルーのグラスをマジマジと見ているので、そんなに珍しいものなのかと僕も横から見てみると ・・・ 黒いビールの中に白い澱が多く浮遊している ・・・ 瓶のベルギービールに澱が沈殿しているのは普通だが、こんなにもあからさまに塊となって浮遊しているのは初めて見た。

オジサンはウエイターにクレームして、新しい瓶を持ってきてもらったが、それも同じく白い浮遊物多数 ・・・ ウエイターは「こういう事もありますよ」と言っているみたいだったが、オジサンは納得せず、シメイのレッドに変えてもらった ・・・ これにて一件落着。

うーん、これにはさすがに僕でもクレームを付けたはずだ ・・・ オジサンよく頑張った!

僕はムール貝のナチュラルを質素に食べます。
Katrienはもっと質素に小海老のコロッケを2個だけ食べた。

それなりに旨かった ・・・ 家では、安い小柄なムールを買うので、レストランのジャンボサイズのムール貝の身が贅沢に思えるのですよ(笑)

近年、修復工事を終えて美しくなった聖カトリーヌ教会。
教会は、1820年の洪水で崩壊して建て替えられたが、その隣にある17世紀バロックの塔は崩壊を免れて当時のままで残っているらしい。

せっかくなので、内部にも入ってみた。
シンプルな内部、ゴテゴテの飾りがないのは、心を落ち着けるにはいいと思う。

この教会で有名なものは15世紀の「黒い聖母子像」 ・・・ 以前訪ねた時(修復工事前)とは違う場所に移されている。
1744年に新教徒によってセンヌ川に投げ捨てられたが、浮遊する泥の中から発見されたという伝説がある。

説教台もシンプルです。

昼食を終え、教会見学も終えてグランプラスに戻り、再度「フラワーカーペット」を見物したが、その時には観光客もかなり多くなっていて、久々の賑わいだった観光地ブリュッセル。

さて、・・・ 僕はビールを飲みた~い!

と、グランプラスからほど近い場所にある小屋へ向かう。

こんな、薄汚い感じの入り口(暗い部分)を入る。

そう、何度か訪ねている人形劇小屋 ・・・ いや、失礼、「王立人形劇場トーヌ(Theatre Royal De Toone)」である。



中世からの酒場という感じで、僕は非常に気に入っている雰囲気だ。

ジュリアン君(小便小僧)にも会えるし ・・・

旨いブリュッセルのビールが飲めるし、その他のビールも価格設定がグランプラスの気取った観光客相手のレストランやカフェより良心的なのだ。

酒場、トーヌ(Toone)のもう一方の入り口。
右は酒場、左は劇場だという案内。


二重に小さなアーチ門がある。

トーヌを出るとイロ・サクレ地区という、ブリュッセル随一のレストラン街になる ・・・ そんな一角に、ベルギービールファンにはお馴染みの「デリリウムカフェ」の本拠ともいえる袋小路の小道があり ・・・

赤い檻の中にたたずむ少女がいて ・・・

これがまた、最近の観光名所となっている「小便少女」
リアルすぎて、こんな角度から写真を撮ると犯罪ではないかと、思ってしまうほどだが、記録としては撮っておいてもいいだろうと ・・・

せっかく有名なデリリウムカフェが目の前にあるのだから、店内見学するかぁ!

ビールを飲むつもりはないけれど、店内は結構、迷路のようになっていて、彷徨うのに楽しい造りなのだ ・・・ ウエイターが追いかけてくることもないから、安心して彷徨えるし、トイレを借りることもできる(笑)

昔はこんなビールもあったのかねぇ~
ルーベンスのブロンドと赤の看板 ・・・

地下への入り口

イロ・サクレ地区のレストラン街

欧州最古のギャルリー・サンテュベールを通り抜ける。

ギャルリー・サンテュベールの入り口 ・・・ かなりの賑わい。
中央駅に戻って、電車で帰りまっす!

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