前回投稿からの続きが今になってしまった。
8月8日の「大人の日帰りバカンス」で、車で同行していただいたブルージュ在住のAさんに、ブルージュへ帰る途中でゲントに寄り道してもらい、僕をそこで降ろしてもらった。
まだ陽は高いが、ブルージュまで行ってカフェ巡りをするには時間が遅くなっていたので、一人でゲントの町をサッと歩く事にしたのである。
聖ヨーリスふ頭
ゲントのダンポールト(Gent Dampoort)駅からのスタートで、まずはレイエ川の聖ヨーリスふ頭(Sint-Joriskaai)の橋を渡りゲントの旧市街へ入る。
聖ヤコブ教会
この教会の周りでは毎週金、土、日、の午前中「骨董市」が開かれる。
金曜広場(Vrijdagmarkt)
ここでは毎週金曜7:30~13:00、土曜11:00~18:30に青空市が開かれる。
広場の中央にはヤコブ(Jacob Van Artevelde)像が建っている。
そしてこの広場の周りにはカフェやレストランが軒を連ねていて、有名なカフェ(Dulle Griet)もこの広場に面している。
「花の都ゲント」だから当然か ・・・
レイエ川
レイエ川
レイエ川、大肉市場の前を通るトラムの橋が、架け替えのためかなくなっていた!
Sint Veerlepleinから見たフランドル伯の居城(Gravensteen)
別角度からの フランドル伯の居城
レイエ川のコーレンレイ(岸)から見たグラスレイのギルドハウス群が美しい。
この辺りはライトアップされた夜景も美しいので、ゲントを訪れるならぜひ夜まで滞在して「昼と夜」両方を満喫して欲しいね。
レイエ川に架かる橋、聖ミハエル橋の下から見える聖ニコラス教会、繊維会館の鐘楼、聖バーフ大聖堂の鐘楼。
聖ミハエル橋の上から見る聖ニコラス教会、繊維会館の鐘楼、聖バーフ大聖堂の鐘楼。
聖ニコラス教会(Sint-Niklaaskerk)
鐘楼(Belfort)
鐘楼の手前にある蝶ネクタイのような形の建物は、最近出来たのだけど、タウンホール(Stadshal)というイベント会場 ・・・ その地下部分には無料トイレがある(ベルギーでは無料トイレというのは珍しい)ので、わかっていれば助かる(笑)
鐘楼のてっぺんにある風見のドラゴン。
バーフ大聖堂(Sint-Baafskathedraal)と、左には王立オランダ語劇場(Koninklijke Nederlandse Schouwburg)が見える ・・・ この王立劇場は「オランダ語」と付いているだけに、上演される芝居は全てオランダ語だけが使われるという。
写真右手に白い小さな塔が見えるが「フラマン語勝利の泉」の上に建っていて1830年、ベルギーがオランダから独立した当時は、公用語はフランス語のみとなったが、もともとオランダ語を使っていたフランダース(フラマン)人には「公用語が読めない、理解できない」という事態に陥ってしまった。
その時、ゲント大学のヴィレムス博士がオランダ語の復権を唱えて「オランダ語も公用語」になったという事である ・・・ その記念碑が、王立オランダ語劇場の前に建っている訳ですね。
ゲント市庁舎(Stadhuis)
ゲントの落書き通り(Werregarenstraat)は「Graffitistraatje」と呼ばれている。
ヤコブの建つ金曜広場に戻って来た。
金曜広場に面して建つ、トーレケン('t Toreken)
15世紀には皮なめし職人のギルドハウスだった。
聖ヤコブ教会に戻ってきたが ・・・
この時、パトカーが多数集まり、ポリスも多数 ・・・ ある一角をテープで張り巡らし、立ち入り禁止となっていた。
幸い、僕の行く道には支障がなかったが、何事があったのだろう?
(その1週間後、ゲントで銃乱射事件があり、被害者の死者は出ず、犯人だけが射殺されたというニュースがあった ・・・ 恐ろしや)
という事で、ゲントの駆け足街歩き ・・・
約1時間半のゲント滞在だった。
写真アルバムはこちら 「Gent , 08 Aug 2016」
家に帰ったら、オランダのミデルブルグ市で買ってきた、ケンタッキーのチキンをKatrienと二人で食べる。
ゲントで街歩き中、ずっとケンタッキーの袋をぶら下げている僕だったのだ(笑)
考えてみれば、ベルギーでケンタッキーのチキンを食べるのは初めての事だ ・・・ ベルギーはケンタッキー後進国か!
マクドナルドは少ないながらも存在するのだが ・・・
ベルギー国民は「フリッツ(ポテトフライ)屋があれば他に何もいらない」と思っているのか?
ま、確かにフリッツ屋でチキンの唐揚げやソーセージなども揚げて売っているからね ・・・ 「フリッツはベルギーが発祥の地である」という自負心からフリッツ屋を守ろうとしているのか(笑)
おもしろいベルギーブログはこちら→
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