大人の(日帰り)バカンス第2弾!
と、そんなに大々的に発表することでもないとは思うが、自分的には「これぞバカンス旅行」というような素晴らしい体験だったので、お許しいただきたい。
ブラン・ネを直訳すると「白い鼻」という事らしい。
10kmほど離れたところにはグリ・ネ岬という「グレーの鼻」もあるからね、それは断崖の地質の違いから来ているらしいのだ。
8月29日、午前10時にブルージュの案内人Aさん(飲み友兼テニス友)の愛車プリウスに乗り込み、高速を走り続け、ベルギー国境を越えると、不法難民の多いカレー(Calais)手前で軍隊警備の目視検問に遭遇した。
そこを通過する時 ・・・ 色黒で髭を生やした難民顔の僕を乗せているので不安がっていたAさん(笑)。
高速道路の全車両を高速から降ろし、1車線のロータリー交差点を回らせて目視チェックをしていた ・・・ 目視するポリスが5人ほど、その背後には自動小銃を持った兵士が2人で睨みを利かせている ・・・ 「おい、おい、これじゃ何かあっても逃げられないよな」 「僕はパスポート持ってないよ、ベルギーのIDカードは持っているけど」と、Aさん 「僕も同じく」 ・・・ と、些細な不備はあった「大人のバカンス」二人組であった。
(ベルギー在住でIDカードを持っていても、在住国外へ出るときはパスポートが必要というのが法律であるらしいからね)
ポリスを睨み返したり、カメラを向けたり、笑ったり、不安そうな顔をしないように平静を装って、ロータリーを回る僕らだった(笑)
おっと、楽しいバカンスのつもりが ・・・
ブルージュを出て1時間40分後にはこの場所(Le Cap Blanc Nez)に着いた ・・・ 第2次世界大戦戦没者の慰霊碑、オベリクスが建っている。
緑の丘、碧い海、青い空、白い雲 ・・・
ドーバー海峡
第2次世界大戦時、ここまで侵攻してきたドイツ軍は、英国から反撃してくる連合軍を迎え撃つために、多くの砲台や監視台を設置していたという ・・・ そのコンクリートの塊が今も残っている。
この一帯は、オパール海岸とも呼ばれている。
白い断崖の色は、白亜紀の石灰岩のためである ・・・ チョークの原料(だった)石灰岩が崩落して海に落ち、それが解けて乳白色に濁っているのだろうか?
エゲレス島も存分に見た ・・・ Aさんは何度もこの場所に来ているが、「今日の方が一番よく見えている」と言っていた。
「晴れ男」を帯同するといい事あるでしょ!
「あの小さな村に、おいしいビールが飲めるレストランがあるから行きましょう!」
エスカル(Escalles)は小さな村ではあるが、レストランやホテルが多い ・・・ やはり、二つの美しい岬の中間に位置するという事で、泊りがけのトレッキング客が多いのだろう。
そのうちの一つ、ホテル付属のレストラン 「Restaurant à l'Escale」へ足を向ける。
レストランは食事の客と、ドリンクの客の部屋が分かれていて、道路に面した場所が軽いお客様用だった ・・・ 樽生タップが三つ、そのうち二つはベルギービールだったような ・・・ で、一つはこの地方の地ビールである。
2Caps を 2カップ ・・・ なんちゃって!
Aさん曰く 「これまで飲んだフランスのビールの中で一番うまい!」
ビール通のAさんにここまで言わしめたビールとは ・・・ このグラスに入ったビールを見ただけでも期待は高まるね ・・・ ブロンドビールで、ホップが利いていて、複雑な香辛料も含まれ、口に含んだ時の炭酸の細かい泡立ちが口内を刺激する ・・・ 確かに ・・・ これはうまい!
僕「これはうまいベルギービールに通じるものがあるよね」
A「ブルージュのゾット(Brugse Zot)にも似ているでしょう」
フランスの地ビール醸造所もクラフトビール精神に目覚めているのだろう。
店内は、やはりフランス ・・・ ベルギーの陰気臭いカフェとは違うよね(笑)
この後、我々はトレッキングに出かけるのであった。
という事でやはり、後編に続く ・・・
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と、そんなに大々的に発表することでもないとは思うが、自分的には「これぞバカンス旅行」というような素晴らしい体験だったので、お許しいただきたい。
見よ、この碧い海 ・・・ ここはドーバー海峡。
向こうに見える白い断崖のある陸地はグレートブリテン島 ・・・ そう、イギリスだよ、お兄さん。
そして僕が立っているのは、フランス北部の海岸にある、ブラン・ネ岬(Le Cap Blanc Nez)で、やはり白い断崖の上であり水面からの標高が134mの展望台。
10kmほど離れたところにはグリ・ネ岬という「グレーの鼻」もあるからね、それは断崖の地質の違いから来ているらしいのだ。
8月29日、午前10時にブルージュの案内人Aさん(飲み友兼テニス友)の愛車プリウスに乗り込み、高速を走り続け、ベルギー国境を越えると、不法難民の多いカレー(Calais)手前で軍隊警備の目視検問に遭遇した。
そこを通過する時 ・・・ 色黒で髭を生やした難民顔の僕を乗せているので不安がっていたAさん(笑)。
高速道路の全車両を高速から降ろし、1車線のロータリー交差点を回らせて目視チェックをしていた ・・・ 目視するポリスが5人ほど、その背後には自動小銃を持った兵士が2人で睨みを利かせている ・・・ 「おい、おい、これじゃ何かあっても逃げられないよな」 「僕はパスポート持ってないよ、ベルギーのIDカードは持っているけど」と、Aさん 「僕も同じく」 ・・・ と、些細な不備はあった「大人のバカンス」二人組であった。
(ベルギー在住でIDカードを持っていても、在住国外へ出るときはパスポートが必要というのが法律であるらしいからね)
ポリスを睨み返したり、カメラを向けたり、笑ったり、不安そうな顔をしないように平静を装って、ロータリーを回る僕らだった(笑)
おっと、楽しいバカンスのつもりが ・・・
ブルージュを出て1時間40分後にはこの場所(Le Cap Blanc Nez)に着いた ・・・ 第2次世界大戦戦没者の慰霊碑、オベリクスが建っている。
緑の丘、碧い海、青い空、白い雲 ・・・
ドーバー海峡
第2次世界大戦時、ここまで侵攻してきたドイツ軍は、英国から反撃してくる連合軍を迎え撃つために、多くの砲台や監視台を設置していたという ・・・ そのコンクリートの塊が今も残っている。
この一帯は、オパール海岸とも呼ばれている。
白い断崖の色は、白亜紀の石灰岩のためである ・・・ チョークの原料(だった)石灰岩が崩落して海に落ち、それが解けて乳白色に濁っているのだろうか?
エゲレス島も存分に見た ・・・ Aさんは何度もこの場所に来ているが、「今日の方が一番よく見えている」と言っていた。
「晴れ男」を帯同するといい事あるでしょ!
エスカル(Escalles)は小さな村ではあるが、レストランやホテルが多い ・・・ やはり、二つの美しい岬の中間に位置するという事で、泊りがけのトレッキング客が多いのだろう。
そのうちの一つ、ホテル付属のレストラン 「Restaurant à l'Escale」へ足を向ける。
2Caps を 2カップ ・・・ なんちゃって!
Aさん曰く 「これまで飲んだフランスのビールの中で一番うまい!」
ビール通のAさんにここまで言わしめたビールとは ・・・ このグラスに入ったビールを見ただけでも期待は高まるね ・・・ ブロンドビールで、ホップが利いていて、複雑な香辛料も含まれ、口に含んだ時の炭酸の細かい泡立ちが口内を刺激する ・・・ 確かに ・・・ これはうまい!
僕「これはうまいベルギービールに通じるものがあるよね」
A「ブルージュのゾット(Brugse Zot)にも似ているでしょう」
フランスの地ビール醸造所もクラフトビール精神に目覚めているのだろう。
店内は、やはりフランス ・・・ ベルギーの陰気臭いカフェとは違うよね(笑)
この後、我々はトレッキングに出かけるのであった。
という事でやはり、後編に続く ・・・
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