メッヘレン街歩き~ぶらり ・・・ その2
大ベギン会修道院(Groot Begijnhof)に来ています。
車が通れない細い道。
窓に飾られたプランターの花。
石畳の小道。
修道院というと、キリスト教の修道女が静かに暮らし、毎日祈りを捧げる日課を送る場所とイメージしがちだが、ベルギーのベギンホフ(Begijnhof)というのは「ベギン会修道院」と翻訳されたのが間違いではないかと指摘されている。
もとはといえば、12世紀ごろの十字軍に駆り出された男たちの妻たちが、未亡人になっても安心して暮らせるようにと作られた施設がベギンホフの始まりだというから、本来の修道女とは違う人たちが暮らしていたのである。
今現在、修道女が住んでいるベギンホフはブルージュであるが、そこはベギン会からベネディクト会に引き継がれて「修道院」の形で残っているのだという。
ベルギーのベギンホフは13ヵ所が世界遺産に登録されているが、それ以外にも多くの町に「ベギンホフ」として形を残している場所がある。
この修道院の小道を歩いていて、中世の雰囲気の中を歩いているのだが 「世界遺産の中を歩いている」という感じは全然しない ・・・ 必要以上にアピールしていないから、壁に掛けられた小さなパネルの前に立ち止まって読まなければ、ひょっとして最後まで気づかないかもしれない(笑)
そんな小道を写真を撮りながら歩いていると、気になる構造物が ・・・ 工場の煙突!
そう、僕は意図的にここに向かっていたのである(笑)
修道院側にある裏門から入場しよう!
馬に乗った皇帝カール5世が、WELKOM 日本語でも「いらっしゃいませ」 と、歓迎してくれているではないか!
馬に乗ったカール5世
醸造所直営のブラッセリーで、樽生を頂く Gouden Carolus Classic ・・・もちろんうまい!
大ベギン会修道院(Groot Begijnhof)に来ています。
車が通れない細い道。
窓に飾られたプランターの花。
石畳の小道。
修道院というと、キリスト教の修道女が静かに暮らし、毎日祈りを捧げる日課を送る場所とイメージしがちだが、ベルギーのベギンホフ(Begijnhof)というのは「ベギン会修道院」と翻訳されたのが間違いではないかと指摘されている。
もとはといえば、12世紀ごろの十字軍に駆り出された男たちの妻たちが、未亡人になっても安心して暮らせるようにと作られた施設がベギンホフの始まりだというから、本来の修道女とは違う人たちが暮らしていたのである。
今現在、修道女が住んでいるベギンホフはブルージュであるが、そこはベギン会からベネディクト会に引き継がれて「修道院」の形で残っているのだという。
ベルギーのベギンホフは13ヵ所が世界遺産に登録されているが、それ以外にも多くの町に「ベギンホフ」として形を残している場所がある。
このメッヘレンの大ベギン会修道院(Groot Begijnhof)も世界遺産登録されたうちのひとつとなっている。
小道と建物の壁の隙間に植えられた草花たち(花壇と云う程のものではない)
そう、僕は意図的にここに向かっていたのである(笑)
修道院側にある裏門から入場しよう!
ヘット・アンケル醸造所(Brouwerij Het Anker)
馬に乗った皇帝カール5世が、WELKOM 日本語でも「いらっしゃいませ」 と、歓迎してくれているではないか!
醸造所敷地内の一角にブラッセリーがあるので、ビールを飲みに行く事にする。
馬に乗ったカール5世
醸造所直営のブラッセリーで、樽生を頂く Gouden Carolus Classic ・・・もちろんうまい!
ビールに付いてくる塩味のビスケットもお気に入り(笑)
メニュー ・・・ もちろんビールは自家製しか出していない ・・・ その他には水やコーヒー、子供向けドリンクもあるし、おつまみや食事も普通にできる。
結構お客さんがいたのだけど、いなくなったところを見計らっての撮影。
ブラッセリーの奥の方には売店があるのだけど、そこのショーケースには日本の清酒「白雪」なんてのも展示され、販売もしているようだった。
はて、清酒白雪を売っているのだけど何故?
と思ったが、小西酒造の酒だと判れば謎は解ける ・・・ 日本でのベルギービール輸入の大手が小西酒造だから、何らかの提携関係があるのだろう。
僕ははもちろんビールの方に向かう(笑)
町のスーパーで買うより若干安い!
数本、お土産を購入して、ビール工場を後にする。
聖ロンバウツ大聖堂の鐘楼の近くまで戻ってきたが ・・・
腕が痛い!
アンケル醸造所の売店のおばちゃんが、お土産のビールを段ボール箱に入れてくれたのはいいが、持ちにくい上に、歩くとガチャガチャ音がするので、若干恥ずかしい(笑)
出来たら手提げの袋に入れて欲しかった。
暑いし、疲れたので、広場で座って休もうと思い、近くにあるミニマーケットで缶ビールを調達する。
店番をしていたお兄さんが 「外で飲むのかい?」 と聞いたので、「そうだよ」 と答えたら、缶ビールを紙袋で包んでセロテープで止めてから渡してくれた(ビールと分からないように)。
暗黙に「気を付けてください、歩き飲酒は禁止です」
僕は一度、友人とアントワープで歩いている時、友人が歩きながら缶ビールを飲んでいたら、すれ違った紳士に「歩きながら飲むのは駄目だよ」と注意されたことがあるので、知っていた。
僕は座って飲もうと思っていたのだ(笑)
お店のお兄さんは見ず知らずの外国人の僕に、言葉で説明せずに親切に対策をしてくれたんだね、やさしいねぇ。
広場の縁石に腰を下ろし、休みながら地面スレスレの低位置からのカメラアングルで「おもしろ写真」撮影にしばらくハマった!
天気がいいので、いい写真がたくさん撮れたねぇ。
そろそろ帰ろうか ・・・
スタート地点の裁判所(マルガレータの宮殿)まで戻ってきたが、もちろんKatrienはもうここにはいない。
その先にある電車の駅まで歩くのだ。
急行電車の止まらないネッケルスプール駅(Mechelen-Nekkerspoel)、向こう側には「おもちゃ博物館(Speelgoedmuseum)」がある。
おもしろかったら ・・・ こちら→
結構お客さんがいたのだけど、いなくなったところを見計らっての撮影。
樽生だけで7種類!
はて、清酒白雪を売っているのだけど何故?
と思ったが、小西酒造の酒だと判れば謎は解ける ・・・ 日本でのベルギービール輸入の大手が小西酒造だから、何らかの提携関係があるのだろう。
僕ははもちろんビールの方に向かう(笑)
町のスーパーで買うより若干安い!
数本、お土産を購入して、ビール工場を後にする。
聖ロンバウツ大聖堂の鐘楼の近くまで戻ってきたが ・・・
腕が痛い!
アンケル醸造所の売店のおばちゃんが、お土産のビールを段ボール箱に入れてくれたのはいいが、持ちにくい上に、歩くとガチャガチャ音がするので、若干恥ずかしい(笑)
出来たら手提げの袋に入れて欲しかった。
暑いし、疲れたので、広場で座って休もうと思い、近くにあるミニマーケットで缶ビールを調達する。
店番をしていたお兄さんが 「外で飲むのかい?」 と聞いたので、「そうだよ」 と答えたら、缶ビールを紙袋で包んでセロテープで止めてから渡してくれた(ビールと分からないように)。
暗黙に「気を付けてください、歩き飲酒は禁止です」
僕は一度、友人とアントワープで歩いている時、友人が歩きながら缶ビールを飲んでいたら、すれ違った紳士に「歩きながら飲むのは駄目だよ」と注意されたことがあるので、知っていた。
僕は座って飲もうと思っていたのだ(笑)
お店のお兄さんは見ず知らずの外国人の僕に、言葉で説明せずに親切に対策をしてくれたんだね、やさしいねぇ。
広場の縁石に腰を下ろし、休みながら地面スレスレの低位置からのカメラアングルで「おもしろ写真」撮影にしばらくハマった!
天気がいいので、いい写真がたくさん撮れたねぇ。
メッヘレン市庁舎
市庁舎 ・・・ この右側の小さい塔が2つ付いている建物は鐘楼(belfort)と言われているが、全然鐘楼らしくないよね ・・・ これは本来は高い塔を建設して鐘を付けるはずだったが、時代の流れで景気が悪くなり、資金不足となって途中で建設を止めたからなんだって。
建設中止から200年間放置されたのち、屋根を付けて建築物として使えるようになったんだって ・・・ 悠久の時を経て ・・・ って感じだけど、歴史というもののスパンが長いよね~(笑)
しかし、ヨーロッパ最重量級の鐘を備え付けた聖ロンバウツ大聖堂の鐘楼を差し置いて、こちらの方が「ベルギーとフランスの鐘楼群」として世界遺産登録されているのだ ・・・ リール市もそうだけど、納得できない謎である(笑)
そろそろ帰ろうか ・・・
スタート地点の裁判所(マルガレータの宮殿)まで戻ってきたが、もちろんKatrienはもうここにはいない。
その先にある電車の駅まで歩くのだ。
急行電車の止まらないネッケルスプール駅(Mechelen-Nekkerspoel)、向こう側には「おもちゃ博物館(Speelgoedmuseum)」がある。
苦労して持ち帰ってきたアンケル醸造所のビールたち!
春ビール、白ビール、ブロンドビール、ベルジャンエールビール ・・・ 2日間でひと通り飲んだが、(もちろん味の個性はあるが)全て美味かった!
おもしろかったら ・・・ こちら→
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