Katrienには、ベルギー人の友人がいる、当たり前だけど ・・・ その中でも親友と言える女性のお宅へお邪魔して、昼食を共にする事になった。
そんな事にはお構いなく、ご主人が「まずは何を飲みますか? シャンペン、ワイン、ビール?」 と、聞いた ・・・ 形式的には、最初にみんなでシャンペンで乾杯をしてから、それぞれ好きな飲み物にするのだけど、最初から好きなものを選べるという事は、それだけ砕けた関係という事である。
すると、全員「ビール!」 という事になって、ご主人は6種類くらいのベルギービールを持ってきて 「お好きなものをどうぞ!」 と、本人もうれしそうである(笑)
「私のコレクションもまんざらじゃないでしょ?」
と言いたげなんだよね(笑)
僕は、ラ・ショフのソレイル(夏ビール)、Katrienはレフェ・ブラウン、奥さまはドュベル、ご主人はDe Koninck の新商品スパイス。
アペリティフは、ポテトチップスや豆菓子など非調理品(笑) ・・・ これもまたごく親しい仲間内での楽しい時間を過ごしたいからこそである。(調理に時間をかけると、おしゃべりする時間が少なくなるからね)
芝生の庭ではあるが、Momoちゃんは脱走されると困るので、リーダーにつないでおいた(一度脱走したので)。
ビールを楽しんでいるうちに黒い雲が雨を降らせてきたので、屋内へ移動 ・・・ 計算ずく(よくある事)なので、舞台転換は早い!
前菜が出て来た ・・・ 北海小エビとスモークサーモン、自家製野菜、玉子も自家製 ・・・ この一皿でも十分な気がするが ・・・
主菜も出て来た!
サーモンと白身魚のホイル包み焼!
美味しかったよ~!
しかし、量が多かったので、僕は食べられたが、Katrienは完食出来なかった ・・・ 親友夫妻は軽くペロリ!
吾輩の名はルソーである ・・・ 思考中である。
キレイな虎毛の猫がいたが、ただいま居候中で、ご主人の兄の猫を預かっている ・・・ ご主人の兄はベルギーのTVニュースに良く登場する、政治関係のレポーター(ジャーナリスト)である。
屋根の軒にはブドウが豊作!
雨が上がったので、また庭に出て遊ぶ!
キレイなバラも見ごろだね~
奥さま手作りのブルーベリータルトがデザート。
この時はさすがに僕もコーヒーを頂く(笑)
このあと、みんなでテニスを楽しむ事になっているからね。
デザートのあと、テニスクラブへ移動してテニス ・・・ と思いきや、すぐにはテニスをしない ・・・ まずは腹ごなしの散歩をする。
ま、日本と違う所は「急がず、慌てず、ゆったりと時間を楽しむ」という事だよね、「とっとと食べて、さっさとテニスをする」 ・・・ そんな事はしない。
上の写真の川に見えるものは 「アンチ・タンク・運河といって、第一次世界大戦でドイツ軍が戦車で攻めて来た時に食い止めるために作られたんだよ」 と、ご主人が説明してくれた。
ベルギーには、いまだ各地に戦争の遺産が残っている。
これもそのひとつ ・・・
森の遊歩道を先に行くMomo
戦車止め運河を望むMomo
ご主人のあとについていくMomo
空は明るくなっているぞ!
道端にあるブラックベリーの実
到着してから1時間後くらいに、やっとテニスが始まる。
僕とご主人、Katrienと奥さまという、男子対女子のダブルスが始まった ・・・ みんな、同レベルで楽しかった ・・・ 好プレーあり、珍プレーありで、6‐2、4‐6、6‐4 で、男子組が面目を保った(笑)
プレー後、クラブハウスで軽く飲み物を飲んで、おしゃべりをしてから別れて帰る。
奥さまはその日の夜9時から、テニス大会のダブルス決勝戦を戦わなければならないが、「いいウォーミングアップが出来た」と自信を持った様子で、実際に、夜遅くになってから「お陰様で優勝したよ~」と報告があった。
僕らは帰り道の途中にある小さな教会に立ち寄る。
2011年、12年に相次いで亡くなったKatrienのご両親が埋葬されている墓地がある。
両親の遺志により、散骨という形で葬儀をしたので、墓はなく、名前を刻んだ小さなプレートが残されているのみである ・・・ が、この場所に来るとやはり胸は締め付けられる。
わざわざ来ることはないが、近くへ来たときは訪ねるようにしている場所である。
ベルギーの墓地 ・・・ 大なり小なり、昔は遺体のまま埋葬されたが、今は火葬して小さな骨壺に入れて、お墓もコンパクトになっている。
帰り道、前を走る車はクラシックなオープンカー。
大柄な男性を助手席に乗せ、運転しているのは小柄な女性だった(笑)
おもしろかったら ・・・ こちら→
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