ベルギー移住生活: アントワープのビール祭りBollekesfeest

ベルギーを楽しむために忙しくしております。

アントワープのブリュワリー De Koninck の主催するビール祭りがあったので行ってきた　・・・　Bollekesfeest 2017　・・・　ボレケスフェースト（De koninckはボレケの愛称で親しまれているからだろう）

家を出るときには雨が降っていて、ちょっと肌寒いので薄いジャンパーを着て、傘を差して出てきたのだけど、電車に乗っている間に止んでしまった　・・・　（僕はベルギーでは年に数回しか傘を持たないのだけどねぇ）

まずは、アントワープ中央駅から会場までの街歩きを楽しむ事にしよう！

中央駅の鉄柱の張り紙　・・・　「公共の道でアルコールを飲むのは禁止です」　・・・　飲み歩きじゃなくて、歩き飲みは駄目ですよ、お兄さん！（お姉さんも）

いつもアントワープ中央駅を褒めちぎっているので、今日は普段目にしない所を見てみようという事で、駅から繁華街へ出るんじゃなくて、裏手の方へ進む事にした。

美しい駅舎に負けず、鉄道の導入部分の架橋も見事なものだね　・・・　結構、長く続くので中央駅建設にどれだけの力を注いだのかよくわかるね。

すっかりアントワープの繁華街から離れてしまったが、見慣れない物が見られる楽しみがある　・・・　ロシア正教会。

この辺りはユダヤ人が多く住む地域でもある。

（後ろからごめんなさい）
アントワープのユダヤ人は、事あるごとに正装して家族で出かける　・・・　まるで映画に出てきそうな古風な出で立ちで街を闊歩する（左側がユダヤ人家族で、右はイスラム系家族）。

木立に囲まれた路面電車の線路。

ナショナルバンク前

教会　・・・　以前は教会だった　・・・　現在は何と、音楽ホール！

教会を音楽ホールに改装する　・・・　結構よくあるパターンで、我がリール市にもある　・・・　もともと音響効果抜群の教会建築でコンサートをするというのもよくあって、いいと思うねぇ　・・・　「AMUZ」　・・・　機会があれば行ってみたい。

さて、いよいよ「ボレケスフェースト」

僕は、「日本語を話そう会」メンバーと合流して、ベルギー人、日本人7名ほどで参加した。

参戦前にチケット売り場でJeton（コイン）を購入しなければならない　・・・　1Jeton＝2.2EUR（決して安くはない！）

1Jeton でボレケ1杯

町のカフェで、安ければ2.2EURで飲めるからねぇ、安い訳ではないけど、本物のグラスで飲めるからいいか　・・・　中には持ち帰る人もいるだろうし、割ってしまう可能性も高いので、その保証金も含まれていると思えばそんなものかな（笑）

De koninck　ではないけど、アントワープのブリュワリーとして、セーフビール（Seefbier）も出店していた。

こちらはプラスチックコップだった。

今度はDe Koninck のTripel D'Anvers 新登場のグラスで頂く　・・・　最近流行りのデザイングラスのようだけど、僕は以前の丸い底のグラスが好きだなぁ　・・・

フェスティバル会場のフルーンプラーツでは「ダンス講習会」も開催されていた　・・・　もうひとつの会場である、フロートマルクト広場は本格的にミュージックフェスティバルだったが、うるさすぎるので、僕らはこの場所にいるのだった。

そしてこの会場は「地産品フェスティバル」も兼ねていた。

初めて見たけど、アントワープのハンバーグ？

アントワープのリキュール

アントワープのジャム

何か知らんけど、こんなものもあった（笑）

いつの間にかダンス講習会に我がメンバーの女性も参加してて　・・・　タンゴを習うんだって　・・・　赤いコスチュームの素敵な先生がわかりやすく教えてくれる！

飲みも飲んだり　・・・

なんてことはないけど、ビール好きが集まれば、それだけでも楽しいビールフェスティバル　・・・　でも飲みすぎ注意！

天気が良くなったので、ジャンパーでは暑くなり、脱いで半袖シャツ姿になったが、周りを見回すと様々だね、ジャンパーのままの人もいるし、脱いだ人もいるし、最初から半袖半ズボンの人もいる。

「1日の内に四季がある」　と言われるベルギーならではか　・・・　夜まで外出するときはやはり、昼間は暖かくても、ウインドブレーカーくらいは持っていた方がいいベルギーです　・・・　多少雨に降られてもフード付きのウインドブレーカーなら、しのげるからね。

僕は先に会場を離れる事にする。

警察車両が会場内への、車の乗り入れを阻止するべく道路を塞いでいる。

欧州初の超高層ビル「KBCタワー」

建築当初は「農協タワー（Boerentoren）」だった　・・・　1931年に完成した（87.5m）

高層ビル近くから小道Schrijnwerkersstraat に入って、ティールーム「Désiré De Lille」いろいろなデザートが美味しそうなお店　・・・　入った事はないけど、甘党な女性にはいいかも。

フリッツ屋「Frites Atelier Amsterdam」

ベルギーではどこにでもあるフリッツ屋だが、ここはちょっと違うぞ　・・・　ミシュラン2つ星レストランのシェフ、セルジオ・ハルマン氏が手がけたフリッツ専門店という事で鳴り物入りで登場した店。

ベルギーの国民食フリッツが芸術になったか？
僕はまだ確認していない。

Lange Gasthuisstraat

聖ヨーリス教会が見える。

靴屋「Coccodrillo（ココドゥリーヨ）」

そんじょそこらの靴屋じゃない、世界を股に掛ける日本人のファッション系評論家が「世界一すばらしい靴屋」と絶賛した店である　・・・　そんな崇高な店に僕が入る事は一生ないだろう（笑）

たまたま、その記事を読んでいて、たまたま通りかかっただけ　・・・　探そうと思って歩くとなかなか見つける事は出来ないかもしれない場所にある。