オランダ語学校3日目の今日。
急ぎ足で行けば自宅から10分の学校、カメラを持って歩いてみた ・・・
学校の校庭、この校舎は僕らの教室の向かい側だが、かなり古い!
ここはいったい、どういう場所なんだ ・・・ 昔は普通の学校だったのか ・・・ と、思ったら、リール在住の日本人女性によると、「昔はバレエの専門学校だった」らしい。
オランダ語学校として僕らは通っている訳だが、オランダ語専門の学校ではなく、デジタル写真の学級もあるようだ。
で、授業はというと30代の女性(ベルギー人)の先生と、23~25名の生徒 ・・・ 生徒はオランダ語を習うわけだから、もちろんベルギー人はいない ・・・ 外国人ばかり。
そんな中でも極東の島国、日本から来た僕が「いちばん遠い所から来た外国人」なのである。
ざっと見て、中東、アフリカ、アジアからの移民が多い ・・・ 南北アメリカからはいない(と思う)。
1日目はポーランド人男性の隣で、アルバニア人男性とも会話練習をして、2日目にはシリア人女性、フランスから来たトルコ人女性が両隣にいて会話練習(トルコ人女性はスッゴイ美人なんだよ)。
トルコ人女性は、アンタリア地方の出身という事で、僕が去年行った「テニス合宿」の話をした。
シリア人女性は、シリアでは教師をしていたが国内情勢(紛争)の悪化で、自国にいられなくなりベルギーに来たという ・・・ 仕事を探しているが、なかなか仕事はないらしい。
3日目の今日は、40代のコンゴ人女性と、30代のブルネイ人女性(2人とも黒人)がひとつのテーブルでグループレッスン ・・・ コンゴとブルネイはアフリカ中央部の隣国であり、スワヒリ語を話すという ・・・ その上に2人ともフランス語も話せるし、英語も少しは出来る ・・・ 今勉強しているオランダ語を含めると4か国語、5ヶ国語を話せることになるという。
え~と ・・・ 僕はね 「日本語と、沖縄語(方言)と、今勉強していいるオランダ語を加えれば、3ヵ国語、いや、3言語かな?」
なんて、自爆している場合じゃない。
昨日も、シリア人の元教師と話していたら、ちょっと込み入った話になると 「あなた、英語は話せますか?」と言われてしまうのである ・・・ 「英語は話せません、日本語と少しのオランダ語だけです」 と答えるのだが、これはちょっと寂しい。
そして、今日はパレスチナ人男性とも話(会話練習)をした。
ヨーロッパの地図を見て、ウクライナ、アルバニア、シリア、パレスチナ、トルコが何処にあるかわかりますか?
アルバニアとパレスチナは検索しないと分からなかった。
今日は上の地図より下の方(アフリカ)を開いて、コンゴとブルンジを探していたのだった
という感じで、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジアの国の人々が、ひとつの教室でオランダ語を学んでいる。
3時間の授業が終わり、帰り道は、ちょっと遠回りになるけど遊歩道を歩いて帰る。
途中にある水門小屋の通路を通り抜ける。
16世紀の水門小屋は絵になる。
家では1-2時間の復習予習をする。
そして夜のMomoちゃん散歩!
大きな栗の木にかかる、青い月
「月がとっても青いから 遠まわりして帰ろう」
またかい!
Momoちゃん
ひっそりと佇むカフェ ・・・
カフェには入らないよ!
街角にある十字架のイエス。
ここはキリスト教の国です。
日本に居たらこれほど感じないと思うが、宗教と政治、テロ、移民問題 ・・・ オランダ語学校に通い、ともにオランダ語を学び 「この地域に打ち解けよう」 と、努力している人々がいる ・・・ みんな明るく、いい人たち(仲間)だ。
イスラム教が悪いわけじゃないんだよ。
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