20.1.15

夜のAntwerpen-Berchem

暗くなってからアントワープへ出かけるという事も滅多にない事だが、所用があったので出かける事になった。

19時集合の会合(宴会)だったが、せっかくだから早めに家を出て、夜のアントワープ・ベルヘム、街歩き~ぶらり。

 昨年4月に日本のTV局(BSフジ)取材を連れて歩いた街だ ・・・ そう、100年前の高級住宅街。

 夜にここを歩いたことがなかったので、ちょうどいい機会だと思ったから ・・・

 派手に観光用にライトアップがされている訳ではないが、逆にその暗闇に建つ姿、ひとつひとつが古城の雰囲気を醸してくれる。



 ガード下、トラムの駅がある。

 トラムが来た!
アントワープ動物園の裏を通り抜けて中央駅前を通り、ミルクマルクト(カフェ・クイントンマセイスのあるあたり)まで行く路線だ。

が、今回はカフェ・QMへの用事ではなかった。


 古城のような建物がたくさん並んでいるのだけど ・・・

 「高級」という事を除けば、普通の人が生活している住宅街である。

 高級住宅街から抜け出て、アントワープの地ビール、De Koninckの醸造所があるあたりへ向かっていたが、途中で変わった教会の塔が見えたので行ってみる事にした。

 Sint-Hubertuskerk Berchem 、本来70mの塔の予定だったが、近くに飛行場が出来たので、48mの塔に縮小されたらしい。

 教会の入り口の上のレリーフは、まるでサンタクロースとトナカイのようなのが描かれているが、多分そんな意味ではないはずだ(不明)。

コーニンク醸造所(De Koninck Brewery)

 醸造所の近くにあるカフェ「De Hand」

19時から、ここでアントワープの「日本語を話そう会」のメンバーである3名が帰国、転勤によってベルギーを離れるという事で、送別会が開かれる予定であった。

3分前に、店に入ってみたが顔見知りのメンバーは誰もいな~い ・・・ おい!

慣れないオランダ語で「Aさんの予約はないですか?」と店員に聞くと、男の店員が店の中央の大テーブルを差して、「ここです、ここはすべてあなたのものです!」 なんて言うのである。

かくして、ひとりで20名掛けほどの大テーブルに一人座り、1杯のボルケ(De Koninck)を注文して、ひとりで飲み始めるのだった。

 5分過ぎあたりから、ポツポツとメンバーが現れ始め、30分ほどでほぼ揃ったか ・・・ 「沖縄タイム」なんて言わないでねぇ~

大抵、僕が遅れると「沖縄タイム」だからと言われるのだけど。
え、こういう時だけ早い?

ビールの杯は進めながら ・・・

 ストーフブレース(牛肉のビール煮)を注文した ・・・ さすがに、De Koninck醸造所の御膝元だけあって、使用するビールは Triple d'Anvers 使用との事。
こってりとして、甘かった~

 向かいのお姉さんはリブステーキ ・・・ でかい!
食べきれず、1/3ほどは隣の人に分けていた。

 となりのお兄さんは、可愛らしいおつまみメニュー。

縦に長ーい席だったので、みんなと話す機会は少なく、遠い席の人たちとはあいさつ程度 ・・・ まぁ、それでもまた会えるからという気安さはあった。

帰国するのは、1年留学だった学生の女性、転勤する夫婦は「次はポーランドに行くんです」という事だった ・・・ ポーランドは未知の国だ、僕にとって。

「ポーランドに是非遊びに来てください」と、言われたが、果たして実現できるのだろうか?

 22:20頃になっても、宴たけなわで、みんな帰る気配もないので 「すみません、僕は電車で帰らないといけないので、先に失礼します」 と、みんなに挨拶をして店を出なければならなかった。

雨上がりの石畳 ・・・ 徒歩16分の道のりを歩く。

アントワープ在住者が多いとはいえ、みんなどうやって帰るのだろう?

アントワープ・ベルヘム駅

「今、電車に乗って家に向かいます」と、Katrienに電話をして、安心してもらわないといけない時間帯(笑)


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アントワープ ホテル宿泊

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