加賀百万石の城下町、金沢。
江戸時代には、江戸、大阪、京都に次ぐ大都市だったようだ。
金沢の見どころと言えば、まずは兼六園か ・・・ 武家屋敷跡、ひがし茶屋街、近江市場 ・・・ くらいしか知らなかったのだけど ・・・ そんな予備知識で、宿泊したホテルに荷物を預けて、街歩きへ出かける。
何のために、こんなにだだっ広いガラス張りの空間を創ったんだ?
答えは「金沢は雨が多いから、訪れた人に傘を差しだすイメージで造ったおもてなしの心です」 という事らしいんですがね。
雨かぁ~
ことさら雨が多い事を強調するようなおもてなしですな~
「しっとりと濡れた金沢の町もまた、色合いが良くなり綺麗に見えるんですよ」 ・・・ な~るほど ・・・ 金沢では 「弁当忘れても傘忘れるな」 と、云う言葉もあるらしいからねぇ。
ま、晴れ男の僕が来たからには金沢に雨は降らせないぞ!
で、なんでヤカンがあるんだ?(バスターミナル付近)
金沢市内の観光地を、効率よく回るのに便利と思われる「城下町金沢周遊1日フリー乗車券」なるバスのチケット。
ホテルのカウンターで購入しておいた(500円)。
1回利用は200円だから、3回以上乗ればお得のカード。結構、利用者は多かった ・・・ 右回りと左回りがあるので、目的地に近い方へ乗ればいいのは便利だね。
で、まず下車した場所は、加賀藩の藩祖、前田利家公之像が建つバス停
そのバス停は、金沢城公園と兼六園の間にあった。
わぉ、いきなり鮮やかな紅葉!
兼六園前の土産品店街
兼六園内 ・・・ 日本で一番古い噴水だとか ・・・ 園内にある霞ヶ池から水が引かれ、高低差の水圧を利用した噴水で、動力は使われていない。
ベルギーではワロン地方にある、アンヌヴォワ城(Chateau d’Annevoie)の庭園が、動力を使わない噴水庭園で有名である。
石橋
兼六園、秋に来るのは初めてで、紅葉の最盛期だった!
これはすごい! さすが「日本三名園」と、感動しっぱなし~
遠くに見える山も紅葉
日本武尊の像
(にほんぶそん・・・じゃなくて、「やまとたけるのみこと」と、読むんですぜ)
明治10年、南西の役で戦死した郷土出身の将兵を祀った記念碑である。
結婚式の写真撮影があったりして ・・・
眺めのいい茶屋で ・・・
飲んだのはビールだった!
「余は満足じゃ~ ・・・ 」
金沢城石川門
金沢城は城(天守閣)のない城址で、「金沢城」を紹介する時に使われる写真は、この「石川門」である。
城内(金沢城公園)は平成7年までは金沢大学キャンパスとして使われていたが、現在は移転しているとの事、徐々に「城」としての復元を進めている段階であるらしい。
城跡がキャンパス ・・・ どこかで聞いたことがあるような ・・・ そうだ、沖縄の首里城址は、僕が高校生の頃(40年前)、通学路として使っていた「琉球大学キャンパス」だった!
今は立派な首里城が復元されている。
歴史の町、金沢を満喫できる「ひがし茶屋街」
観光客多し!
日本人と同じような顔をして、中国語を話す人が多いのには面食らう(今時、どこの観光地へ行っても同じ状況)
この通りの突き当りの角にある、小さな食事何処で食事をしたが、若い女性たちが切り盛りしている、落ち着いた雰囲気で、軽めでおいしい食事だった。
(店名、料理など気にせず、写真もなし、惜しいことしたなぁ)
観光地でない筋道
金沢は金箔文化!
日本の金箔生産量は、金沢が99%を占めているという。
ここまでで、午後3時近くになっていたので、いったん金沢駅に戻り、近くのホテルに預けてあった荷物を回収して、次なる宿泊地である「片町」のホテルへ移動 ・・・ もちろん、フリーパスの周遊バス利用 ・・・ これで4回利用、元は取った(笑)
もうひとつの歴史探訪は長町武家屋敷跡。
ホテルから歩いて30分ほど ・・・ もう、すっかり夕暮れに近づいていた。
長い土塀が続く ・・・
所々にお店がある。
土塀の構造図
民家でも雪吊りが ・・・
帰り道 ・・・ こんな所に洋風建物が ・・・
雪吊りの間のイエス様~
何処をどう歩いたのか忘れてしまったが、商店街を適当に歩いていたら見つけたツリー。
有名店ではない(はずの)居酒屋で夕食。
カニ鍋 ・・・ のはずだが、中身が煮える前の写真。
煮えてからは食べるのに忙しくて、写真を撮っていないというオチで ・・・ まぁ、ふたりだけだから、豪勢にたくさん注文するでもなく、つつましく食べたのだとサ。
「金沢に行ったら、旨いカニ、海産物をたくさん食べなきゃ損だ」 と、言われる方もいるでしょうが、何分、ここにたどり着くまでに東京でも食べすぎていたので、食傷気味になっていたのだ。
金沢の写真アルバムはこちら
Kanazawa-Kenrokuen , 24 Nov 2014
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