1.3.15

リール市検索、その2

オランダ語学校、「リール市検索」その2
あ、Pisstraat(小便通り)からの続きだったね ・・・
前回から使っている写真はオランダ語学校の検索散歩の時のものではなく、後日Momoちゃん散歩がてら復習していたのでした。

小便通りをチェックするMomoちゃん。

さて、リール市検索、次なる課題は「その通りを通り抜けると、そこは魚市場です。 以前、この場所では新鮮な魚を買うことが出来ました」

「運河を通じて、ボートでここまで魚が運ばれました。この場所では、2008年まで魚が売られていました。 この魚市場にはリール市の7つのポンプのうちのひとつを見ることが出来ます」

(質問13) 「このポンプにはどんな動物が見られますか?」
これはライオンだろ?

「魚は動物じゃないよなぁ」と、ウガンダ人と相談した結果、答えに入れなかったが、魚も動物なのであった~ ・・・ で、採点では 0.5減点されていた。

さて「川に向かって左へ進み、突き当りを右へ進みます。そこに橋があります」

「この橋は歴史的に重要な橋です。フィリップ美公とフィナの結婚式の夜、このカップルをひと目見ようと大勢の人がこの橋に集まった。」
「あまりにも多くの人が橋の上に乗ったので、橋が壊れ、多くの人がここで溺死しました」

(注:のちの神聖ローマ皇帝カール5世の両親であるフィリップ王子とファナ妃は1496年10月20日、リールの聖グマルス教会で結婚式を挙げている)

(質問14) 「この橋の名前は? 通り名が橋の名になっています」
それは大きなヒントだ ・・・ アラゴン(ARAGON)です。

「橋を渡り、教会へ向かって歩いてください」
「最後まで歩いたら左に曲がり、5番地の家を探してください」

 「その家はリールで非常によく知られている人の家です。 彼はここで生まれ、死ぬまでここですべての生活をしていました」

あ、ここだここ、今まで何度も歩いている道路なのに、こんなのがあるなんて全然気づかなかったな~ 誰の家だろう?

(質問15) 「その有名なリール人は誰ですか?」
あ、2階の窓の下に銅版プレートがはめ込まれている ・・・ なになに ・・・ え、ルイス・ジンメルが生まれた家?

あの時計造りの天才「ジンメルの塔の天文時計」を作った人はこの家に住んでいたのかぁ ・・・ (僕的に)大発見!

(質問16) 「彼の奥さんの名前がわかりますか?」
玄関ドアの上に「L. Zimmer = Direkx」と書いてあるから、奥さんの名前はディレックスだろうなと思いつつ L. Zimmer = Direkx とすべて書いたら、「旦那の名前までは聞いていない」という事で 0.5点減点された~

(質問17) 「その男はいつ生まれましたか」

2階の銅版プレートにきざまれている ・・・ 1888年9月8日です。


「道路の反対側にある教会へ行ってください」

(質問18) 「この教会の名前は何ですか?」
聖グマルス教会です(Sint-Gummarusukerk)

「この塔は石で建てられました。 1378年に建設が始まり200年以上も続きました」
「1609年に塔は焼失し、1702年には嵐がタワーを破壊した。18世紀に、あなたが今見ている八角形の屋根を構築しました。 したがって、下部はゴシック様式、中央部バロック様式、そして屋根はロココ様式となっている」

(質問19) 「この教会はリールの人々には何と呼ばれていますか? 道行く人に聞いてください」

ウガンダ人に任せたぞ「○▽□××▽?」 頑張れウガンダ~!

通りかかった老人の男性に聞いてみた 「う~ん、グンマンかなぁ~、よくわからないや」みたいな答えで ・・・ 「ま、いいや、グンマンにしよう」 と、礼を言って立ち去って、しばらく離れてから、オジサンが「ヘ~イ!ちょっと待った~」 と、大声で僕らを呼び戻した。

「思い出した、これはペーパーバスと呼ばれているんだ」 「へ~、ペーパーバスってなんですか?」と聞き返したところ 「ほらペッパー(胡椒)を入れて、こうやって回すと出てくるやつさ、似てるだろう」

あ~、確かにそうだ、似てる似てる ・・・ 僕らが感心すると、おじいさんも「してやったり!」みたいで、嬉しそうである。

そう言えばリール市の広報誌でも「uit de PERPERBUS」と、よく書かれている、リール市のイメージ(赤い部分)もこの塔と、市庁舎の塔が重ねてデザインされているのだ。

ガイドブックなどに書かれていないが、地元では当たり前の事ってたくさんあるんだね。

次なる指令は「教会の隣には市立図書館があります。 その中に入りオランダ語学習コーナーへ行きなさい」

(質問20) 「本を1冊手に取って、本のタイトルと、作者名を書きなさい」
適当に手に取り、Tomas Ross "De Schuilkelder"と書く。

「図書館の裏手にある黒修道女というチャペルへ行き」
(質問22) 「その建物の壁にある動物を3匹見つけなさい」
ま、これは簡単だったな、ライオンと雄牛と鷹だ。

最後の指令は「ジンメル広場へ戻り、塔の反対側にあるカフェ「Refuge」 そこで、みんなで何か飲みます」
(質問22) 「メニューカードからリールのビールを探して、その名前を書きなさい」
それは僕にとっては簡単、CAVESです。

という事で、全問終了!
11:30にこのカフェに集合する事になっていた。

そこで指令を出され、質問の答えを書いた用紙を先生に返し、採点してもらう。

ビールを飲みながら待ち ・・・ ウガンダ人、カメルーン人、アフガニスタン人とおしゃべりをする。

ほどなく先生は、答案用紙を生徒に返し始めたが、僕には返してくれない ・・・ どうしたんだろう? と思っていたら、「成績優秀な人にはリール市の観光ガイドブックとキャンディーを1個差し上げまーす」 なんて言って、名前を呼び始めた3人目くらいに「MASAYUKI」 え~、僕の名前が呼ばれたではないか・・・「ヤァ~!」と返事をする。

なかなかすごいじゃないか!
22点満点中の21点だよ。

それにしても、大らかな学校だよね~

楽しすぎる!

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