Gummarusfeesten 2015
25年に1度の祭りとはいえ、もうそろそろ〆なければ!
フェーステン(feesten)というのはフェーストの複数形で、この2週間の週末にリール市内では、いろんなイベントが重なり合っている訳です ・・・ もちろん全体的には15世紀ごろの聖グマルス教会を中心として、聖グマルス(Lier市の始祖とも言われる聖人)の物語や、フィリップとファナの結婚の再現などが大きなテーマだろうか。
その中でメインイベントとも言えるオムハング(Ommegang)という行列がいよいよ始まります!
2人の木こりが出てきて、のこぎりでワッセワッセと、木を切り倒してしまいます ・・・ それを嘆くグマルス。
呪文を唱えると、木は元通りに再生されてしまうんですねぇ ・・・ 不思議です ・・・ 奇跡だ!
そんな奇跡や、他にも功績があったので聖人に列せられたのです(754年)。
妖精馬バイヤールにまたがる4兄弟。
バイヤールはベルギーのいろんな祭りに登場するが、リールのバイヤールは結構リアルに出来ているねぇ ・・・
バイヤールに乗れるってのは名誉な事なんだろうなあ ・・・ 教会の前には、物乞いの子役もいたからねぇ ・・・
僕らは、のんびり他の場所でビールを飲んでいたので、行列が始まってから見物に来たらすでに人垣が三重四重に出来ていて、その上にガキンチョどもが肩車されているので、なかなか、まともに行列を見ることが出来なかった(泣)
ラクダに乗った少女
ゾウに乗った少年
そして、主役の巨人たち登場!
なんと ・・・ ダンスをした!
クルクルッと、2回まわっただけだが、ウケた!
怪獣登場!
パイレーツも!
これが最後尾だったような ・・・
いやぁ~、やれやれ ・・・ と言った感じでメインベント終了!
「さて、もう少し歩きましょうか? ビールのある所まで」
と、せっかくアントワープから飲み仲間が来ているのだから、リールのカフェも案内しなければ ・・・
中世村をもう一度歩いてみた ・・・
行列は終わったけど、まだまだ街の中は中世に浸れる雰囲気満載だ。
野菜売りの荷車
その名も「Sint-Gummarus」と云うカフェに入ると、1890年の、この祭りの大判プログラムが壁に掛けられていた!
聖グマルス教会の塔は、あんなふうになる予定だったのか?
なんて、リールの歴史をいろいろ感じられるデコレーション満載のカフェだ。
リール市にはビール醸造所はないので、委託生産で「リールのビール(Bier van Lier)」として提供されている。
飲み仲間たちをリールの駅まで送り届けてから、ひとり家路につくが、途中でまた巨人に出くわした ・・・ まだ歩いているんだ ・・・ しかも赤ん坊の巨人!(右)
まだ来る、まだ来る!
「ご苦労様です」と、思わず声を掛けたくなるくらいだ。
ということで、とりあえず
Gummarusfeesten 2015
レポート終了です。写真集はフェースブックのアルバムで
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2 件のコメント:
ハンドルネームは偶然”T”ですが Yukiさんのお知り合いのTさんではないと思います。
いつも楽しみに ベルギーの町並みにうっとりしながら拝見しています。
いいなぁ~ ベルギー。
Tさん、ありがとうございます。
ベルギーの街並みは電線がないのがいいですよね(笑)
これからも楽しんでいただければ幸いです。
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