いきなり衝撃的な映像で失礼!
動画の一部なので、ほんの数秒だけこんな画像が含まれていますが、ビールフェスティバルの動画を作ってみたので、観てみてね(2分弱、後半はネパール料理店)
「第6回 モデスト・ビールフェスティバル」へ行ってきた。
今年は会場が変更になって、こんな場所。
古びた住宅地の中にポカンと開いた大きな間口 ・・・ こんなところでやるのかい?
入ってみたら、広い倉庫風な空間があった!
たぶん倉庫だけど、四面、天井も壁で囲まれていて、その中に大勢の人が入ってビールを飲んでいるわけだから、メッチャ騒々しかった ・・・ スズメの学校どころではない。
(Momoちゃんを連れてこなくてよかったよ)
入場料替わりにこのグラスを購入(3EUR)するだけの気軽さで、後はビールテナントのカウンターへ行って1ユーロ(キャッシュ)でビールを注いでもらうだけというシンプルさ!
僕がこのビールフェスティバルが大好きな理由はこのシンプルさである。
ベルギー各地で、毎週のように開催されているビール祭りのほとんどは「まず受付カウンターで専用グラスを購入して、さらにビールを注いでもらうために使うプラスチックのコインを何枚か購入してから飲み始める」
しかも、プラスチックコインは1.50EUR~2.00EURで、枚数が多いと若干安くなるという複雑なものである (これくらいで複雑という頭が単純すぎるのか?)
途中で合流した飲み仲間は「去年使ったグラスを持ってきたので、今年は買わなかったよ」と言う ・・・ それもOKなのである。
毎度おなじみのこのバンドが定期的に回ってきて場を盛り上げる。
このビールフェスティバルは(よりによって)小規模醸造所を集めていることで、他の有名どころのビール祭りとは一線を画している(笑)
それだけに、ビール愛好家にとっては 「恐ろしく旨いビールに出会える」 または「なんじゃこりゃ~,罰ゲームか~!」 というような貴重なビールたちを楽しめる場である。
そんなビール愛好家たちがわんさか集まり、今年は第6回目で、僕は3回目か4回目の参戦だが、年々来場者が増えているのだ ・・・ 来場者が増えても1ユーロという料金を上げてないのが素晴らしい!
奥の方には、屋外会場があった!
そもそもこのビール祭りの起源は、アントワープの人気地ビール De Koninck の発明者である Modeste Van den Bogaert 氏が 2010年10月1日に没した後、2011年から Modeste 氏に敬意を表して始められたビール祭りなのである。
88歳で没した彼は、恐らくベルギービール業界の重鎮だったに違いない ・・・ 葬儀も大聖堂で行われている。
そんな彼に敬意を表してビールを飲めることは幸せなことだ(昨日が命日だった)・・・ 毎年10月最初の週末に開催される。
そんな人たちがたくさん集まっている(知ってか知らずか知らないが)
なんと、子供の遊び場まである!
初めて目にするビールが多く、ラベルデザインや色を頼りに注文するのだけど、くじ引きを引くみたいでなかなか楽しい(笑)
このカウンターでは、お兄ちゃんが「まずは試してみて」 と、お金を払う前に少しだけ味見をさせてくれたので、「おいしい、OK!」 と、1ユーロを払って、ちゃんと注いでもらった。
焼きソーセージ屋さん
チーズ屋さん。
他には、もちろんフリッツ屋もあったが、マヨネーズがベルギー産とオランダ産が選べるというオプションがあった(笑)
オランダマヨネーズは甘いので、ベルギー産がいいかな?
夫婦らしきサーバーがいたり ・・・
親子らしきサーバーもいる ・・・
家族経営の醸造所も多いのだ。
ところで、この少年が注いでくれた Black 13 と書かれた黒ビールは、アルコール13%で、飲むと、ビールというより、コニャックのような味わいで、それなりにとても美味しかった。
一緒に楽しんでいた男性陣2人にも味見をさせたら「これは旨い!」
と、このカウンターに駆け込んでいた。
掘り出し物発見の喜びに沸いた(笑)
帰り際に「このビールのビンは売っていますか?」 と聞いたら、「11月から発売の予定です」との事 ・・・ 楽しみだ ・・・ どこからか探し出して、もう一度その味を楽しみたい。
で、ちょっと調べてみたが、この醸造所はまさに個人で、オーナーは数学の先生という職業の傍ら、趣味の醸造家であったが、今では瓶詰して製品として出荷している ・・・ 徐々に成長しているようで、今後も注目してみたい。(Craftbrewery Donum Ignis)
19時までという時間制限があって、そろそろ追い出される時間だ。
味のある家屋?
はい、ついに追い出されました(笑)
19時 ・・・ 食事の時間帯だ ・・・
みんなで食事をしようという事になったが、この会場の近くのレストランはすべて満員、お断りだった。
De koninck醸造所は博物館を併設していて、その入り口部分の展示 ・・・ 肉の塊かよ! と、まずは度肝を抜くのであろう(笑)
そう、冒頭の動画のタイトル画面がこれでした(笑)・・・ Youtube に動画をUPすると自動的に何枚かの候補が出るのだけど、他のものがパッとしなかったので、これに決定した次第で ・・・
「松坂牛もあるけど、一番高いよ!」
と、冗談だか何だか、僕らが日本人だと分かると、そんな事を言うスタッフだった ・・・ ここも閉館時間で片づけの途中だった。
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