10.6.18

アントワープで街歩き~ぶらり

さて、アントワープへ行きますか!
ベルギー到着後2週間が過ぎ、やっとこちらの生活にも慣れたところで「日本食材」の買い出しへ行くことにした。(和食恋しさだね)

目的地はアントワープ中央駅の近くにある中華街のスーパーなんだけどね、近すぎて街歩きにならないから買い物は後回し!
買い物した後に歩くとリュックが重くなるからね・・・ただし、17時までに帰還するという時限爆弾(18時閉店)を背負って歩くことになる(笑)

 中央駅に到着したのが12時5分前、はい、約5時間の制限時間の中でアントワープ中を回ろうと思ってます(無理!)

駅のホールの天井の高いこと・・・45mくらいあったかな?

駅前にレンタルベロ(Velo)もあるけど、僕は歩け歩けで行きます!

あれ、去年までガラス張りで光り輝いていた高層ビル、アントワープタワーがコンクリートの骨組みだけになり、妙なアート作品になっている(笑)
この後どうなるのか楽しみだね。

穴を掘って地下鉄工事をしていた大通り(Frankrijklei)は埋め戻されている、そして車道も地下トンネルを通過させようというのか、そんな工事風景があった。

そうだよね、中央駅から多くの人たちがこの道を横断してショッピングストリートや旧市街のあるセントラルへ行くんだから、スムーズに通してほしいものだ。

で、ショッピングストリート。 
石造の建物の屋根部分がそれぞれ特徴があるので、つい、上を向いて歩こうとするのです(笑)
僕はショッピングには興味がないからウインドウも見ないし、マックやサンドイッチ屋も見ない。

でも、ヒューマンウォッチングはしている。

外国人(移民や観光客)が多いからね「この人はどこから来て、ココで何をしているのだろう、何語を話すのだろう、単なる観光客なのか」なんてね。

「ルーベンスの家」の前にはひまわりが飾られていた・・・博物館なので、相変わらず観光客の訪問者は多い(自慢の庭園は改修工事中だった)。

ルーベンスの家の前を通り過ぎてしばらくすると、アントワープの土曜マーケットが開かれている場所に着く。
  
 マーケットに来ても買う目的はないので、試食品をつまむ(笑)

結構、小腹を満たせる試食でありますよ!
先におつまみを食べて、あとでビールを飲みに行く算段なのだ(笑)


中東や北アフリカ系のお店はおつまみに合いそうなものが豊富なのだ!


 今回、僕の興味はアボカドにあり!

沖縄でアボカド栽培に熱心な方と知り合ったので、南米やアフリカ産アボカドの情報収集の任務を負ってきたのだった。

しかし安いよねぇ・・・5個で1.5€(約200円)
確か沖縄のスーパーで見たメキシコ産の小ぶりなアボカドが、1個150円くらいだったから、えらい物価の違いだ!

おいしそうなマンゴーも3個で3.5€(450円)
僕はマンゴーアレルギーなので食べようとは思わないが・・・安い!

はいはい、マーケットで情報収集した後はお待ちかねのカフェタイム!
マーケットの近くにある、僕のお気に入りカフェ「Oud Arsenaal」
特に土曜日はマーケット客のおかげで超満員で、立ち飲みが当たり前のカフェなのです。

ここではこれ! お店のハウスビール「オウドアルセナールチェ(Oud Arsenaaltje)」 、お店のスタッフは僕の顔を覚えているので「もちろん、これでしょ」みたいに聞いてくれる・・・旨いし、この店の最低価格ビールだよ。


マーケットの喧騒を後にしてやってきたのは静かな植物園(Den Botaniek)四季折々の植物が楽しめるので、僕のお気に入りコース(ショッピングコースから少し外れる)。
無料なので気軽に入って、ぐるっと回って抜けていきます・・・その先にも目的地あり!

庶民カフェというか、店名が「ティーネンの農民(Boer van Tienen)」というカフェ。

この寂れた茶色の内装が素敵です。
ココで初めて飲んだビールが「TANK 7」というブロンド・・・7%のビールだろうか、確かにずしりと重い飲みごたえだった。

で、ふらっと出て、ぶらり歩く

足が向かった先は「世界最高のビアカフェ」との称賛されたカフェ・クルミナトール(Cafe Kulminator)店主がいかにも頑固おやじ風の高齢な方が夫婦でやっていて、2年ほど前から店を不定期に休業していたので気になっていたのだが・・・。

 やはり・・・2020年1月からの再開ということで休業中だった。
それにしても「あと18か月!」なんて・・・毎月張り替えているのだろうか(笑)

旧市街の中心部へやってきて、「中世の小道」を覗いたが、内部へは入らず・・・何しろ制限時間があるのだから。

大聖堂の前で寝ているネロとパトラッシュ!
中国資本で作られたが、これが既成事実になるのか・・・日本人のイメージ崩壊!

 市庁舎前のマルクト広場。


去年、建設450周年祭を終わらせた後の大改修工事か、鉄パイプで囲まれた市庁舎。

鉄パイプで囲った壁に描かれた絵・・・ネロとパトラッシュのイメージが・・・

そして、最後のカフェが最古のカフェ「クイントンマセイス
 約10カ月のご無沙汰でございました。

ベテランバーマンのスーさんの前に座り、アントワープの地ビール De Konink をいただく・・・「一人で何で2杯なんだよっ」て?

話せば長くなるが・・・

カウンターに座り、まずは1杯を飲んだ。
目の前にいるスーさんに「もう1杯」と注文をして、出してもらった。
そのとき、団体客がぞろぞろと入店して、スーさんが忙しくなったので、僕はグラスを持って外に出て、常連のおじさんと一言二言、挨拶をして、しばらくしてからカウンターの席に戻ったら、なみなみと注がれた De Konink のグラスが置かれていた。

唖然とした僕・・・、スーさんも僕が手に持っているグラスを見て「あっ」(しまった)という表情だったが、「まぁ、これはプレゼントです」とひと言・・・「ありがとう!」と受け取った次第です(笑) 

というわけで、2杯飲んだら帰るつもりが3杯目を飲むことになった。
店は観光客が多くなり、忙しくなった・・・ベルギー観光=ビールツアーという事もあり「アントワープ最古のカフェ」もコースに組まれていて、店に入る前にガイドが外でレクチャーをしてから入店する。

このとき4時半ごろ、そろそろ中華街で買い物を済まさなければ・・・
プレゼントされたビールも飲み干して最古のカフェを後にする。

例の地下鉄工事・・・地下鉄を掘ろうとしたら中世の地下道が出てきたのか?
調査しないといけないだろう・・・これじゃ、工事はなかなか前に進まないね。

中華街にあるスーパーで見かけた「ラムネ」隣には煎茶?、さらには日本のビールも並んでいて、何かと思えば「寿司コーナー」だった(笑)
中国人がやっている寿司コーナーがよくあるんだよね。

中華スーパーで当初の目的である「米(スシライス)」醤油、すし酢、餃子の皮、豚挽き肉などを購入・・・餃子を作るつもりですぜ。

中央駅に戻った。

明るいうちに帰れそうだ。

だいぶビールを飲んでから帰ったのにね、家でキャベツを刻んで、ひき肉をこねて餃子の皮に包んで、焼いて食べたのだ・・・スゴイネ(自分で思う)。

半分は冷凍保存だ・・・もちろん、包み方は美しい仕上がりではない!
日本にいる時は、店で食べるか冷凍餃子を買って食べるので自分では作らない。
ベルギーにいる時だけの手作り餃子。

握り寿司や、お好み焼きなど作れる材料を仕入れてきたので、後日にはそんなことも楽しみながらのベルギー生活となるだろう(笑)


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