1.12.08

オランダ語学校1/12/08

 12月になりました。

 何事もなかったかのように、オランダ語学校は続いている。
 近頃、特に他の生徒とのギャップを感じている。(自分の気持ちが落ち込んでいるわけではないが)
 このブログの最初の頃にも書いたように、僕は本当にオランダ語も話せない、英語もアルファベットやスペルは読めても、会話はできない状態で、ここに入ったものだから、教室では誰に聞くこともできない。(日本人は僕一人)
 まるで赤ちゃんのように、左右を見て、まわりの人の表情や、声を聞いて、自分で判断するしかなかった。

 まあ、それでも、それなりに授業について(ぶら下がって?)いったが、テキストが新しくなってから、さらに難しくなっている。

 そこへ、2カ月遅れの荷物と一緒に「オランダ語辞書」も届いたので、辞書も引きならが勉強しているが、そんな中、自分の人生の中で、大きな後悔をしなければならない問題が分かった。

 僕は中学校・高校と殆ど、まともに英語の勉強をしなかった。それが今になって、オランダ語の勉強を始めてから、文法というものを勉強している自分がいる。

 「動詞」「名詞」「指示詞」「代名詞」「形容詞」「否定文」「疑問文」「分離動詞」「過去形」「過去分詞」「助動詞」「比較級」「関係代名詞」「不定詩」  ・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・

 外国語を習うのに、文法の用語として、こんなにたくさんの「日本語」が使われていたのか?そしてそれは、オランダ語に限らず、外国語を学ぶためには、それらの言葉を理解していたほうが、はるかに呑み込みが早い事がわかったのだ。

 そして、他の外国人(生徒)たちは結構、それが分かっているようなのである。

 不覚だった!

 遅まきながら、今からその勉強するのだが、時間を無駄に費やすことになる。

 このブログを読んでいる方で、中・高校生がいたら、ぜひ真面目に、英語の文法を勉強していただきたい。そして、世界へ羽ばたいてほしい。 世界は広いぞーー!!

 なんて、真面目に訴えたい気持ちだ。
 でも少し、日本の学校教育に苦言を呈したい。
 僕は国語は得意科目だったのだが、国語(日本語)の授業で、しっかりと、上記のような文法用語(?)を使って、日本語の文章を整理する授業があったかどうか疑問だ。

 「動詞」「名詞」「指示詞」「代名詞」「形容詞」「否定文」「疑問文」「分離動詞」「過去形」「過去分詞」「助動詞」「比較級」「関係代名詞」「不定詞」 

 英語(外国語)を勉強するときに初めて、このような言葉を聞く人が多いのではないだろうか?

 Kato(妻) の国、ベルギーでは国語(オランダ語)でしっかり、文法を習ったそうなのである。
 そうか、それで何カ国語も、その気になれば身に付くのか。

 僕の通っているオランダ語学校の生徒は様々な国籍だが、大抵母国語と英語は話せるようだ。そして3番目、4番目の言語を勉強している人もいる。なんだか、日本人が外国語に弱い理由がわかったような気がしてきたぞ!国語教育に問題があったんじゃないかと・・・・。

 なんだか、愚痴っぽくなったが、それだけ本気モードに入って来たと思ってくれ。

 相変わらず、学校は楽しいところだ。

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