11.12.08

首都ブリュッセル

 ブリュッセルとも、ブラッセルとも言うが、今回はブリュッセルとしておこう。

 もちろんベルギーの首都であるが、欧州連合(EU)の中心として、様々な国際機関が集中している。日本でなじみの北大西洋条約機構(NATO)もここにある。国際都市である。

 Lier市から電車で、直接ブリュッセル中央駅まで(48分)で行けるので、いたって便利である。

 中央駅からから ブリュッセル公園(Brussels Park)へ向かって歩き、公園に着いたら右に向かって歩いて行くと立派な王宮(Brusselspalace)が見えてくるので、そこで記念撮影。(屋根に国旗が掲げられている時は王様が執務中であるらしい)

 広い公園内の広い道路は、もちろん車は通らないが、大勢の市民が走っている。ジョギングを楽しんでいるんだろうが、あまりにも数が多いので、マラソン大会でもあるのかと錯覚するくらいだ。クリスマスシーズンとはいえ、平日の昼間だよ!

 王宮に向かって左側の横を通り抜けていくと、日本大使館の入っているビルがあった。Katoは良く覚えていたものだ。

 大使館では、きのう書いた通りの事があり、グラン・プラスへ向かった。グラン・プラスはブリュッセルの中心広場で、世界の数ある広場の中で、一番美しいとも言われている。

 残念なが、昨日は着いた時には暗かったし、クリスマスイベント期間中なので、広場には大きなクリスマスツリーや、音と光のファンタジーのために、光の噴水状の棒も、たくさん立てられていた。

このブリュッセルのクリスマス市は、内外に知れ渡っていて、結構遠くから観光に訪れる人も多いようだ。 音響の音も大きくて、テーマパーク状態だった。

 グランプラスから、通じる小道では屋台や出店風の、小さな小屋でのクリスマス市が行われていた。
寒いので、ホットワインやコーヒー、温かいワッフルやフリッツ(ベルギーのポテトフライ)など、買い求めて、手にしている人も多かった。

 おもちゃ屋さん、ローソク屋、ナプキン屋(ナプキンでいろいろな飾りを作ってある)、チーズ屋(でかいチーズの切り売り)等等・・・・既存のお店もあるわけで、大勢の客で賑わっていた。
  既存のお店のお菓子屋さんに、7色の小便小僧がいたが、日本代表「金色の招き猫君」も頑張っていた。

 確かに、広場を囲むように市庁舎など歴史的建造物も多く、世界遺産として登録されている。その市庁舎に、様々な光を当て、音楽とともに幻想的雰囲気を作り出す。

 時間のある人は1時間くらいは、ずっと見ていても飽きない事だろう。でも、寒いから、やっぱりみんな歩き出すのだ。

 歩き出すと、こんなのも見られたりする。広場の隅の方に設置された「キリストが生まれた馬小屋の再現」である。 ほぼ等身大で作られているので、小屋もそれなりに大きかった。

 この小屋の再現は、あちこちであるらしく、小便小僧の像の向かい側にも小型版が設置されていた。

 Lier市の広場にも小屋が出来ていたので、今週末からはこのディスプレーが見られそうだ。

 こちらの人のキリストに対する信仰心は大変なものだとわかる。

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