21.12.08

アントワープ・クリスマスマーケット

  港・ダイアモンド・ルーベンスの街、アントワープ市街へ出かけた。

 ちょうど、クリスマスシーズンの土曜日とあって、街は人出が多かった。

 僕らは、ある所から招待があって、アントワープにある高層建築の展望室での、ミニレセプションに参加するついでに、中心街を散策する事にした。

 日本では「フランダースの犬」の舞台として知られているアントワープ(少年ネロが住んでいたのは、隣町のホーボーケン市ではないかと、推測されている)。ノートルダム大聖堂の中にある、ルーベンスの作品「キリストの昇架」などが有名。

ダイアモンド研磨と輸出でも有名で、アントワープ中央駅周辺には高級ダイアモンド専門店も多い。

 写真上の中央がノートルダム大聖堂、左下にクリスマスマーケットの屋台(屋根が白い)が見える。

 2番目の写真がマーケット。マーケットの内容はブリュッセルと同じで、軽食や飲みもの屋もあるし、土産品。クリスマスグッズなど。やはり人気があるのは飲食屋台だったね。これは高いところから撮ったので良かったが、中に入ると人混みに押されて、また薄暗いのでシャッタースピードが遅く、いい写真は撮れなかった。

 3番目が、市役所(1560年代、ルネッサンス建築)前の中心広場。広場では特設アイススケートリンクが設置されて、子供たちがはしゃいでいた。
 さすが北の国。みんな上手で、スッテンコロリンするのはいなかったなあ・・・。(それを楽しみにカメラを構えていたのだが・・・)

 市役所の前に「ブラボーの像」があり、古代ローマ兵士のブラボーが、このあたりで悪さをして市民を苦しめていた巨人(大男)の手を切り取って、投げ捨てたという伝説の像である。ant(手)をwerpen(投げた)と言う事で、アントワープと言う街の名前の由来であるらしい。

 ノートルダム大聖堂の前には、やはり「キリスト誕生再現小屋」があった。

 ブリュッセルでは、キリストは生まれていたが、アントワープでは25日にならないと生まれないようで、まだ、マリア様のお腹の中と言う感じだった。

 このような「クリスマスマーケット」と「キリスト誕生再現小屋」は、ベルギー内の主な都市、広場では大抵やっているようである。

 僕らの住むLier市は、再現小屋の替わり「酒場」の再現だったのは愛嬌だ。(いや、どこか別の場所にあるかもしれない…念のため)

 アントワープの後、両親の家を訪ねたが、ここでは部屋の中で、フィギュア(人形)でキリスト誕生を再現していた。

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